2004年07月17日 (土)
初風呂 i-bath2003
初寝泊まりの晩に入った風呂は当然初風呂となる。何となく、我々夫婦がそこに実際に住む家族よりも先に風呂に入ってしまうことがしのびないような気持ちがないことはなかったが、とりあえず夕方に妹がシャワーだけ浴びたと聞いていたので、そのことが自分たちの負い目を和らげる良い言い訳とはなっていた。
で、風呂の入り心地だが、ケチケチ夫婦の我々は当然湯量を真ん中線よりも2つ下に設定。それでも寝ころび気味に入れば充分胸元までお湯は来る。そんな INAX『i-bath2003』でまず最も心地よさを体感したのは湯船の丸味だろうか。何というか背中で凭れて両腕を広げるとちょうど体のラインに湯船の丸味がフィットしてのんびり優雅な気分を味わえるのである。それから片側が腰湯できる状態になっているのものぼせやすい人には嬉しいところだろう。ただ、我々の場合、湯量が少ないので二人で入ってないと足しか漬かれない状態にはなってしまうが。。
洗い場の方はこの日はまだ座椅子がない状態だったので、サーモフロアの床に直座りだったのだが、床表面に設けられた独自の断熱層があることによってか足裏には良いがお尻にはちょっとざらざら痛い感じがする。まあ、座椅子が入ればお尻で触れることもそうはないだろうから、その点ではあまり気にするところでもないのだろうが、ただ、風呂から出る前に軽く拭き掃除をしたときにもそのざらつきは拭きにくいなという感じがあった。ちなみに肝心のサーモフロアの機能についてはさすがに夜になっても暑苦しい夏の盛りでは判断のしようがない。
他にケチを付けるとするなら、シャワーノブを壁に掛けておく場所が2箇所固定で、その下側の方が少し低すぎるかな〜という印象。それと1620サイズは大きくて気持ちいい代わりに掃除が大変。もともと掃除を怠りがちな実家家族なだけにその辺は大いに心配である。
□◇
このエントリーは家創り日記『INAX「サーモフロア」 vs. TOTO「魔法びん浴槽」』からのトラックバックを受けて、思い出したように新規作成したものである。12月現在、実家からサーモフロアについての感想は聞いていないので、後日電話することなどあったときにでも聞いてみるつもりである。