2004年02月03日 (火)

第18回打合せ: 白い家

040203_planbw.jpg工事が本格始動してからは毎週火曜に行われている定例会に併せ、打合せも月1ペースで火曜に行うこととなったのだが、先月末あたりから母が声帯炎を患い、当初予定の1/27(火)から1週遅らせても快復しなかったのでこの日に行うこととなった。

主な打合せ内容は工事状況の説明(※1)、今後のスケジュール(※2)、検案・検討事項の確認(※3)、母からの質問(※4)といったところだが、大きな変化としては先月提示されたファサードの色彩イメージががらりと変わったということが第一にあげられる。

黄色ベースだったのが、白ベースに黒サッシという具合に豊田さんの考え方は移行してました。
取り寄せた吹付サンプルを見せてもらったり、現場にサンプルを持ち込んでエントランス軒下に張る杉縁甲板やガルバリウム鋼板の色とも組み合わせて考えてみたり。ファサードの色彩イメージについては別稿にて。

また、近所にアトリエを構える日本画家のアラン・ウェストさん宅を訪問し、照明についてのアドバイスをいろいろ伺ったけど、それに関しても別稿にて。

−初音すまい研究所、現場、アランさんのアトリエ
−14:00〜20:00
−山本さん、豊田さん、矢原さん、父、私(+ゲスト:アランさん)
−契約書、意匠・設備図面、構造図面(以上、綴じ本)、管理報告ファイル、工事工程計画表、打合せ記録
=トイレットペーパーホルダー、タオルかけ、MO


□◇
※1)工事状況の説明
構造事務所の西村氏の立ち合い検査で、コンクリートのかぶり量について指摘があり、西側の鉄筋配筋に一部調整の必要アリとのこと。

※2)今後のスケジュール
根切り工事、配筋調整で工事が遅れたため、6月末竣工の期日に間に合わせるためには2月末までに絶対に建方(※5)を行わなければならないとのことで、2、3月のスケジュールを一気に固めることになった。
建方の最終可能日として2/28(土)29(日)が選ばれ、その日から次の大安日を選んで、3/6(土)に上棟式を行うことが決まった。土曜であれば妻も妹も参加できるというのは大きい。
また、三鷹金猊居からの丸太・建具等古財のチェック・搬入もその近辺で行おうということで、私は今月末には上京して約1週間もっとも派手な工事が行われる時期の様子を見まもることとした。

※3)検案・検討事項の確認
・窓位置の最終確認(キッチン、和室書院側窓の実開口WIDTH が10cm ほど縮まる旨、承諾)
・応接室(ギャラリー)の照明計画について:別稿
・ダイニング〜3階階段入口:冬場のみカーテンで仕切るということで了解
・2F階段脇収納の引き違い扉 2枚×2 → 1枚×2:了解(父の思いつき)
・内装壁材に珪藻土をという希望があったが、霧島でもよいか?
・外装吹付材の色:別稿

※4)母からの質問・要望
・キッチン奥の様子がつかめない:これまで窓部分だけ開放していた北側梁下部分が、食器棚配置側も広く取れることになった。それにより (W)1400 → (W)1650 くらいまでの食器棚設置可能。残る梁下部分はゴミ置きなどに。
・紫外線フィルムを妹部屋西側窓に張る:了解
・洗濯機が真下排水になっているのか?:真下排水を予定
・給水栓の位置は?:ナショナルのドラム式よりも高い位置あたりにということで了解
・上棟式について:別稿にて

※5)建方(たてかた)
鉄骨の立ち上げ工事。土台の上に垂直に柱を建てて、梁・桁・筋かいで骨組みをつくる。棟上げとも言う。うちの場合、道路の関係上、2日ほどで一気に行ってしまうとのこと。たぶんそれが可能なのは鉄骨だからだと思うが、鉄骨でなければ道路のことはさほど問題にならないのかもしれない。

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