2006年02月08日 (水)

栃乃花関 年男奉仕

Y*tochinohana

Kai-Wai 散策「根津渋の欠片」のエントリーに「栃乃花関 年男奉仕」と筆で書かれた短冊の写真がアップされた。この写真、先日の「無邪気な Kai-Wai フリッカーズ」で私も撮っていたのだが、masaさんはそのときに撮られたのではなく、その後の曙ハウスの解体現場パトロールの折に撮られたもののようだ。

栃乃花関といえば平成12年五月場所で新入幕後、3場所で三役まで駆け上がる活躍を見せていたのだが、怪我で幕下まで陥落し、長らく低迷。同年七月場所に新入幕を果たした高見盛関も同じように入幕間もなく怪我で幕下まで落ちて苦しんだが、それでも1年半で幕内復帰を遂げている。相撲マニアの妹のおかげで、高見盛関のことは人気が出る前から気に掛けていて1年半でも充分長く感じられたくらいだから、5年の歳月といったらどのくらいのものだったのだろう。それを考えただけでも応援したい気分になる。

ところでその「栃乃花関 年男奉仕」の短冊であるが、それは根津のサイタという質屋のある細い通りの小さな告知板に一枚だけピラッと貼ってあって、それを見たときにそれが何を意味するものなのかがよくわからなかった。そして、その前を通ったときには谷根千案内人と化した masaさんが近くには居られなかったものだから、特に意味を追求するでもなくやり過ごしていた。それが思いも掛けない形でやっぱり masaさんから知らされることになる。それが冒頭にリンクを張ったエントリーである。

その短冊の意味するところとは、「節分の日に、根津神社での豆まきに栃乃花関が来るよ」ということらしい。実は masaさんもその短冊だけを見てそのことがわかったわけではなく「町内のお店の店頭などに貼ってある、神社配布のチラシを見て納得した」とのことであるが、そういうところに目が行き着くあたりがさすがは masaさんである。

SETSUBUN MANJUちなみに「年男奉仕」でググッて検出されるのはたったの6件。基本的にどれも節分と関取ネタのサイトに飛ぶ。
実はそんな私も今年は年男なのであるが、では、今年の私の豆まきは妻への「年男奉仕」ってことになるんだろうか?(汗)

そんな節分ネタのエントリーを見透かしてか、masaさんが谷中M類栖に来訪された折には鶴屋吉信の節分豆の形をした饅頭の菓子折をいただいてしまった。さすがに節分過ぎたせいか、もうサイトの商品紹介ページに「福ハ内」というお菓子は出ていないが、大変美味しくいただいた。

尚、我が家では子鬼が一杯いるため、「鬼モ内」と言って豆まきしている(`Θ´)

by m-louis : 2006.02.08 17:36
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2006年02月09日 01:03
根津渋の欠片
excerpt: このところ、根津の曙ハウス解体が気になりつづけています。できる限りの範囲で、現地に足も運んでいます。そんなわけで、今日も根津の路地で拾った欠片です[撮影日...
weblog: Kai-Wai 散策
comment

こんばんわ。なんと、M類栖さんにかかると、とにかく、何でもエントリーネタになってしまうのですね(^^; 驚いてしまいます。トップの写真ですが、同じ場所でも、状況の違いはあれ、人により見方・見え方が違うものですね。M類栖さんは、白い告知板と白い直線の造りだすリズムorバランスに焦点を合わせていらっしゃるわけですよね。僕は、この日は、雪があると直線の輪郭がボケる、という目で見ていたのですから…。

by masa : 2006.02.09 01:10

masaさん、こんばんは。
いやはや「ネタ」って書いちゃうとちょっと聞こえが悪かったかもしれませんね(汗)
しかし、このブログもある意味、岐路に立たされてるなという気はします。

「住宅建築と施主」というサブタイトルを持っているものの、実際、家が完成してしまって家と私の直接的な接点が失われてしまうと、現実的な何かをきっかけにエントリーするということが非常に難しくなってしまいました。だからと言って、理念的なテーマをその都度設けて住宅建築論を語るというのはどうも自分の性に合いません。

やはり私のエントリーはまずどうも「出来事」から始まるみたいなんですね。
そこにオン・オフラインの差はないと思います。というわけで、Kai-Wai 散策からもネタ拾い(^^;) ということになってしまったんですが、しかし、この間の谷中散策をして改めて思ったのは、このブログでちゃんと大阪散策をやっていこうかなということ。ただ、そうするとますますこのブログのタイトルからかけ離れて行くんですよね。ここでやるべきか、別ブログ作るべきかで迷い中です。
でも、別のを作ると確実にこっちは死んじゃうんですよね。
ただでさえ、エントリー減少気味だというのに。。

by m-louis : 2006.02.09 02:23

お二人の写真。そうやって聞いてみてから見比べると面白いですね。どちらもきれいな写真ですよね。いつも上手だなあと思っています。masaさんの昨日のエントリーの写真は、コメントでも盛り上がってますが、すごいですよね。

さて、大阪散策。いいんじゃないでしょうか。m-louisさん的大阪散策に期待してます。このブログをお留守にするのももったいないですし(更新の途絶えたブロクには、なかなか人はやってこないしね)。このブログで展開したらどうですかね。「大阪散策なのになんで谷中やねん。ふむ、、、。おお、そうか。」を狙うということでどうでしょうか(笑。ではでは。

by あさみ編集長 : 2006.02.10 21:24

>あさみ編集長さん
masaさんは5歳からカメラを持たれてるお方ですので、比較してはいけません!
私はそもそもデジ一眼なんて持っていいのかと今も悩めるパパラッチですので(笑)

その辺のこともいずれエントリーしようと思いますが、やっぱり大阪の話はこのブログの中に「弥生なんとやら〜」ってカテゴリーでも作ってやっていこうかと思ってます。関東では縄文アースダイバーブームが起きてますので、それに対抗してと言いますか(汗)

あと、次のエントリーでは例の景観問題を取り上げる予定。

by m-louis : 2006.02.11 01:37

>あさみ編集長さん
こんな所で、はじめまして。「あさみ新聞」さんは、M類栖さん経由でちょくちょくお邪魔させていただいてました。お二方の感覚的に鋭いブログに比べ、体力だけが取り柄(^^;という拙ブログをご覧くださいましたようで…赤面しています。これからも宜しくお願いいたします。

>m-louisさん
「大阪散策云々」を読んで、実は、あれこれ考えていました。確かに、このブログは、焦点がピシリと合っていましたが、僕は、このブログを、その合焦点からずれた所で読ませて戴いていたような気がします。水に投げ入れた石ではなく、その波紋を楽しませていただいていた…というと分かり易いかもしれません。そこに、あさみ編集長さんの「大阪散策、良いのでは…」というご意見。僕も、それに大賛成です。M類栖さんの、ヤンチャな目線(^^;が楽しいのですよ。滋賀県から東京のことをじゃんじゃん画いてる方もいらっしゃることですし…(^^;

by masa : 2006.02.11 12:18

>masaさん
「ヤンチャな目線」という言葉は私の気を楽にしてくれるかもしれません(笑)
ただ、これはまた別のエントリーで書こうと思いますが、私の場合、D50を得たことによってまず「散策」という言葉と向き合わなければならないということに気づかされました。なので、その辺の問題をクリアにしてから始めようと思いますが、タイミングよく、あさみ新聞で「現代に生きる明治の事業〜字限図の謎〜」というエントリーがあり、「字限図」という視点から大阪を見ていくのも面白いかも?と思っています。
http://www.e-asami.com/2006/02/post_05ee.html

「アースダイバー」読んじゃうとどうしても関西の地に「弥生」が見えてしまって、それをどう穿ったらいいか?って考えちゃうんですよね。まあ、そうした考え途中のところからエントリーしながらえっちらおっちらやっていければと思ってます。

by m-louis : 2006.02.12 03:07









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