2004年09月06日 (月)

我輩は施主である

ずっと前から欲しいと思っていたのだが、古本屋回ってもなかなか見つけることの出来なかった赤瀬川原平著『我輩は施主である』(中公文庫)をやっとこさ Amazon のユーズド商品って形でゲット(99円+送料310円)。
ま、単行本でもいいなら定価でもいつでも買えたんですが、無闇に蔵書を増やしたくない関係で文庫の出待ちしてました。
まだ数ページしか読んでないけど、施主を2年もやってきた者にとってはちょっと回りくどい(そういう意味ではこの blog も同様だろうが)と言うか、いつもの赤瀬川節がなぜか小煩く感じられる。この印象は読み進めるうちに変わってくるだろうとは思うが。。

それとタイトルからの想像通り、冒頭で「我輩は施主である。家はまだない。」と漱石の『吾輩は猫である』をパクるのだが、「吾輩」を「我輩」としたのは何か意味あってのことなのかな? 余談だが、ATOK で返還すると「わがはい」は「吾輩」か「我が輩」と「我輩」の方は間に「が」が入ったのしか出て来ないので、いちいち「が」を消すのが面倒くさい。登録するほどのもんでもないし。。

by m-louis : 2004.09.06 12:38
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2004年09月14日 06:46
回りくどい
excerpt: 我輩は施主である(※) のエントリーで同著を「回りくどい」と数ページ読んだだけの私は評していたが、その理由がもう数ページ読み進めることで不意にわかった気がした。 しかし、こういうことって本当に読み進めているうちに不意に見えてくるもので、決してどのページのど...
weblog: 谷中M類栖
comment

永江朗ってあんまり良く知らないんだけどこの本立ち読みしたら面白そうだったよ。今の自分の状況と家を建てることとの乖離が購入するまでには至らせませんでしたが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562037911/qid=1094804510/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-4764520-7569825

by yosuke : 2004.09.10 17:25

永江朗って確かスーパーフラット云々の本を書いてた人だったと思うけど、『狭くて小さいたのしい家』ってのは表紙だけ見たような見てないような。
http://esbooks.yahoo.co.jp/books/detail?accd=R0034680
ま、スーパーフラット云々の本も表紙を見ただけなんですが(笑)

ユーズドで出てたら購入してみます。

by m-louis : 2004.09.10 19:51









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