2006年10月24日 (火)

新幹線から低気圧を

10月22日の「雨音と共に終了す」のエントリーでも書いたように、芸工展自体の最終日は終日雨が降り続いていた。ただ、谷中M類栖/1f はその日を片付け日に当てていたので、雨のおかげでどこも出掛ける気にもならず片付け作業に集中できたとも言える。雨が降っていなければ、おそらくは近場で行き損ねていた時夢草庵と午後からしかやっていなかった谷中ホテルを見に行ってしまって、片付け作業も一日で済ませて24日の昼過ぎに帰阪の途に付くこともできなかっただろう。

そんな秋雨を降らす原因となっていたのが、関東南岸を通過していた低気圧である。帰りの新幹線ではこの低気圧の影響で低い雲が物凄い勢いで動いていて、窓の外を見ていて全然飽きなかった。車両の左右でも全然雲行きは違うし、トンネル一つ抜けると空の様子が一変したりする。8月8日エントリーの「cloud 88」では台風の影響で東京でも大阪でもブログ騒然の空となっていたことは触れたが、この日の空の面白さはその形よりも変容ぶりの方にあったので、ブログでそれを言及するとしたらおそらくは日中に新幹線に乗っていた者だけに限られるだろう。

冒頭の写真と以下の写真は小田原より少し前あたりを走っていたときに撮影したものでその時間差はたったの1分しかない。共に太平洋側の車窓を撮ったものだが、空の様子はたったの1分でこれほど違ったのである。雲の低さも伺えるはず。

by m-louis : 2006.10.24 15:33
comment

凄く綺麗で絵のような?写真ですね。雨の後は空気感が違うなぁ。

展示お疲れ様でした。最終日にも伺いたかったのですが、何だかんだで行かれませんで。。。でも毎年なさるのは嬉しいです。来年も愉しみにしております。

by neon : 2006.10.27 08:44

>neonさん
改めまして、ブログコメントが反映されてない件、お知らせいただき、ありがとうございます。トラックバックの迷惑処理設定を上げたら、コメントの方の迷惑処理までが上がってしまっていたとは全く気づかなかった次第です。

遅ればせながらこの日の空は本当に面白かったですよ。
雨のあとは三鷹や新宿からなら富士山が見える日も結構あるんですが、谷中だとどうですかね〜。富士見坂からのウォッチングサイトがあるけど、最近は水道橋界隈に高いビルがたくさん出来てしまいましたからね。

by m-louis : 2006.11.06 15:22









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