2006年10月22日 (日)

雨音と共に終了す

谷中芸工展はここ2年、雨に祟られていたらしい。終了後のアンケートでも雨が降らなきゃ…という声が多かったらしく、今年は台風シーズンを避けた2週遅れの10月14日スタートとしたことが大正解だったようだ。実行委員日記「芸工展最終日」にもあるように最終日前日22日の16時過ぎくらいから最終日終了までは降られてしまったが、それ以外の日は概ね晴れやかな日が続いてくれた。開催時期をずらしたことで、例年は同時開催的だった art-link とは14日・15日の2日間しか重複しなかったが、それを差し引いたとしても、マップ片手に回る芸工展にとって天気という条件は大きい。

谷中M類栖/1f は私が大阪から出向かねばならない都合上、芸工展の会期より1日遅く始まり、1日早く終了というスケジュールにしていたため、幸運にも雨に祟られたのは終了間際のほんのわずかな時間のみ。というか、土日はうちの展示スペースの面積からするとどう考えても定員オーバーの状況がずっと続いてしまっていたので、終了間際を静かに収めてくれたのはむしろ恵みの雨だったと言えるのかもしれない。

会期だけでなく、開始時間もうちは14時からと遅めの設定にしていたが、それは午前中に他の参加企画を見に行けるという点で正解であり、午前中にうちの近くを通った人を拒むことになってしまったという点で失敗だったと言えるだろう。まあ、うちが初めての参加で、まずは様子見のつもりで臨んでいたということからすると全体を見通せたという意味では正解要素の方が強かったかもしれない(もう一つは体力的な面でも)。

おおよそ準備の片が付いた10/16(月)〜20(金) まではなるべく積極的に他の参加企画を回るようにした。まあ、積極的にとはいっても、一企画を見る時間が思いの外長くなってしまって、そんなにたくさん回れたわけでもないのだが、、これはうちも企画参加してるせいか、とにかくどこへ行っても話が長くなってしまうのだ(笑)
というか、うちに来てくれたお客さんも企画参加していなくても、長居して行かれる方が多かったので、一企画で長居というのは芸工展ならではの特色なのかもしれない。まあ、スタンプラリーだけして帰って行く方ってのもそれなりにいたのだが(汗)

後半になると増えたのが「ココには凄いモノがある」という噂をどこかで耳にしてやってきてくれたお客さんだった。噂元が幾つあるのかはわからないが、こういう噂が立つということ自体なかなか嬉しいものだ。まあ、こんな感じで、丸井金猊リソースが徐々に谷中という場所で定着していってもらえればと思っている。

会期中、結局できなかったリソース紹介や、午前中に見て回った他の参加企画については幾つか気になったものなどを改めて個別にエントリーしていきたいと思っている。また、見に来てくれたブログ仲間の何人かが谷中M類栖/1f「丸井金猊リソース ver1.0」をネタにエントリーしてくれている。我が家のケヤキの把手を引いてくださった皆様、差し入れをくださった皆様と共にここにリンクにて謝辞とさせていただきたい。

・sympathy 〜共感〜: 谷中M類栖/1f(2006.10.08)
・Abejas e Colmenas: 谷中M類栖/1f(2006.10.09)
・Barcarolle: 写真と絵と食の魅惑の谷中ツアー(2006.10.15)
・sympathy 〜共感〜: 谷中M類栖/1f と谷中芸工展(2006.10.16)
・Abejas e Colmenas: 午後の谷中(2006.10.17)
・posinega: 秋の個展めぐり(1)(2006.10.17)
・谷中芸工展実行委員日記: 芸工展6日目(2006.10.19)
・Kai-Wai 散策: 谷中M類栖 /1f(2006.10.20)
・家作りその他つれづれなく: 谷中M類栖/1f[丸井金猊リソース ver1.0]/谷中芸工展つれづれ(2006.10.22)

【写真】2006.10.21 23:56, 谷中M類栖エントランス(この写真は前日夜のもの)

by m-louis : 2006.10.22 18:00
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2006年10月28日 09:46
谷中M類栖/1f[丸井金猊リソース ver1.0]/谷中芸工展つれづれ
excerpt: 土曜日、台東区谷中界隈を中心に催されている谷中芸工展に行きました。 既に今年で14回目を迎えるという谷中芸工展は、「まちじゅうが展覧会場」をキーワードに...
weblog: 家作りその他つれづれなく
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