2006年01月16日 (月)

シベリアのへび道

昔、そう遠くはない昔、根津と谷中の境にはくねくねと川が流れていた・・
と、この書き出しは Kai-Wai 散策「根津と藍染川の粋な関係」のパクリというよりモロ写しである(^^;) 藍染川の由緒を繙くエントリーの続きはそのまま上のリンクをクリックしていただきたい。このエントリーでは1922年(大正10年)に暗渠(あんきょ:地下に設けた水路)化の始まった藍染川のその後、つまりくねくねした川の名残をそのまま通称化した「へび道」の名をただ拝借しようというだけのものである。

flying over SIBERIA

鹿島焦土」のエントリー文末ですでにリンクもしたが、上の写真は中欧旅行でまずはトランジット先のフランクフルトへと向かうルフトハンザがシベリア上空を飛行中に撮影したものである。これが眼下に現れたときには思わず「へび道」と思ってしまった。
というか、谷根千の「へび道」が草むら散歩中の蛇だとすれば、こちらはいつ蜷局を巻いてもおかしくない臨戦態勢間近の蛇である。

051108_snake.jpg撮影時刻を確認すると離陸後まだ4時間弱。約12時間のフライト時間から推測するに Google サテライトでこのあたりといったところか? シベリアだけに年中凍り付いたような世界なのかと思いきや、ツンドラ地帯でも短い夏の間は土壌が解け、コケなどの地衣類や草本類、灌木などが生育するらしい。サテライトの何とも不思議な緑色はそうした湿地帯の色彩なのかもしれない。

ここで谷根千「へび道」のサテライト画像と比較するのも何ではあるが、いざ歩行視点に立ったならば「へび道」体感度という点では谷根千の圧勝だろう。まあ、シベリアの彼の地に立つこと自体、エスキモーでもない限りは命懸けの話だろうが。。

by m-louis : 2006.01.16 20:37
comment

TBをありがとうございました。しかし、このクネクネ具合は凄いですね〜。生き物のような(って、ある意味生きてる訳ですが…)迫力があって、気味が悪いほどですね。
早速、Google Earth を起動して、2枚目の位置を探してみましたが、発見までに随分と時間がかかりました。しかし、Google Earth で、この辺りが雪(凍結?)景色になるのは何時のことなんでしょう(^^;

by masa : 2006.01.16 22:56

>masaさん
「シベリア 蛇行」あたりでググるとヨーロッパ旅行の旅行記がやたらと出てきます。みんな同じ写真(^^;) 私としてはもう少し専門的な情報が欲しかったのですが。。

しかし、この界隈、こうした蛇行している川がかなりたくさんあって、自分の撮った写真と一致する場所はとてもじゃないけど見つけられません。
Google Earth は確か3年くらい前の静止画が現在は使用されているらしく、次のモデルチェンジでもない限りは雪景色はないんじゃないですか?
何しろ我が実家は空き地ですから(^^;)

by m-louis : 2006.01.17 01:45









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