2004年10月01日 (金)

21インチ人質モニタ

人質21インチモニタ家族内での評判が頗るよろしくないのだが、現在のところ1Fの元々は祖父金猊が使っていた大型デスク上には初音すまい研究所から不要だというので貰い受けた21インチモニタが置いてある。まあ、確かにデスク自体極大な上にモニタもどっかり21インチではギャラリー空間が圧迫されていることは否めない。加えて母はそのモニタの如何にもPCって感じ(所謂昔ながらの肌灰色)の佇まいもが何とも気にくわないらしい。よって母はこれを現在2F書斎に置いてある iMac(これは主に母が利用する)とチェンジしたいらしいのだが、私はその交換条件として母に2F和室で寝るのを止め、3Fの自分の部屋でちゃんと寝るようにしてもらいたいということを話した。

母は引っ越して2ヶ月、引越直後に私が母の荷物が多い部屋でも寝るスペースだけは確保しておくようにしておいたにも関わらず、そこにまた別の荷物を持ち込んだり散らしたりと寝るスペースを自らなくして、それを理由に2F和室で眠るようになってしまったのだ。この件に関しては詳細を語るとかなり根深い家族間の問題を引き出さなければならないので、それはまた別の機会に譲りたいと思う。家族問題ではあるが、それは建築計画とも密接に関わる話なのでいずれ必ずエントリーしたい。

というわけで、ここではモニタの問題に引き戻すが、いずれにしても上記の交換条件を私が挙げたのはまず第一に母にちゃんと落ち着いて自分の部屋で寝てもらいたいということがあるのは言うまでもないが、残るところは私の個人的な事由による。

上京中、私は大阪から持参した PowerBook をその21インチモニタと接続して夜間仕事していることもあるのだが、もしそれ2F書斎で繋いだら、間違いなく母から睡眠の邪魔だ言われる以上に何かとちょっかいを出され、仕事どころではなくなってしまう不安があるからである。もともとこの2F書斎は私の仕事場兼母のたまのネット閲覧スペースとして考案されていた場所ではあった。だが、母が仕切のない隣の和室で寝、新たにもう一つモニタが加わったとなれば話はだいぶ変わってくるのだ。当面、1F応接室をギャラリーとして利用しない限りは現状のままでも構わないと思っているのだが、21インチモニタと iMac の設置場所移動を行うのは上記交換条件を母が満たしたときである。幸運にも母には21インチモニタを2Fに持ち運ぶだけの体力はない。モニタが立派な人質になってしまったというわけだ。

by m-louis : 2004.10.01 10:37
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