2005年12月05日 (月)
『大阪人』で阪急が・・
関西圏でしか発売してないかもしれないけど、『大阪人』という雑誌の最新2006年1月号(vol.60)「発掘 the OSAKA」のコラムにて「阪急百貨店大阪うめだ本店」が取り上げられている。もちろんメインテーマはコンコースで、伊東忠太の四神モザイク壁画の制作のエピソードについても触れられている。「旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」の歴史解説コラムで日間仁氏の書かれた力作「阪急ビルディングの建築に就いて」では、伊東忠太の言葉を引用しながらより詳しく書かれているが、玄武・朱雀・鳳凰・白虎の四神を発想のもとに描かれたはずの壁画が龍・翼馬・獅子・鳳の四動物となってしまった経緯など、その説明は非常にわかりやすい。
コンコースこそを阪急ビルの「内なるファサード」と表現する執筆者の酒井一光氏(大阪歴史博物館学芸員)は、そのテクスト冒頭からこの場所に対する愛情溢れる記述を続けられるが、その文末で「建物が変わってしまうのは寂しいことだが、新しい時代の建物に期待したい」と結ばれている。それだけは本心だろうか?と勘ぐりながら読んでしまった。
「旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」では有志メンバー:のりみさんの書かれた同誌に対するコメントを掲載しています。
excerpt: ここにきて阪急の旧コンコースがいろいろなメディアで取り上げられています。昨日の大阪日日新聞特設ブログ「旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」を運営されているm-louisさんと有志メンバーののりみさんがインタ...
weblog: ゴリモンな日々
「大阪人」なんて雑誌があるんですね(物を知りません(^^;)。しかし、「東京人」という雑誌タイトルには何も感じず「あ〜そうかい」という感じですが、それが「大阪人」となると、途端に、サングラスとプリズムでもかけて、マユをツバでベトベトにして読もうかな?(^^;と思わせるものがあるって、何なんでしょうね。単なる偏見でしょうか?(^^;
by masa : 2005.12.06 04:10近年購読雑誌「0」となってしまった私が「雑誌」を語ることなど到底できる立場にはないんですが、「東京人」と言えば、うちの近所のルネ桜木というマンション建設反対運動で、何やらスキャンダルな動きを見せたところらしく、良い印象がありません。
http://yanaka.m-louis.org/blog/000039.php#more
「大阪人」の方もほとんど見ることなかったんですが、今号はトイレに置いて読むのにはちょうどよいくらいの雑誌でした。ベトベトもサラサラもあるソース(お好み等に付ける)各種の記事なんかもあったりして(^^;)
by m-louis : 2005.12.06 18:39