2004年11月05日 (金)
トラックバックの見本?
なぜだかこの谷中M類栖の「New Entries について」と aki's STOCKTAKING の「検索される blog ブログ」間で行われた相互トラックバックが、GEODESIC編著『ブログの力──Blogの可能性に気づいたユーザーたち』(九天社・1,680円)にてトラックバックの見本として紹介されてます。
ブログを始める人が増えてくると、昔流行ったポケベルのように、直感的に使っているブロガーが多くなってきたように感じます。「私はここにいます!」と自分の存在を知らせている。たどっていくと、トラックバックされたエントリーとはまったく関係のない場合があります。苦笑いしますが、その数が増えてくるとトラックバックの機能が開発者の意図とは関係なく、すでに一人歩きを始めていると思うのです。
正統的なコミュニケーション論など、ここで説明するつもりはありませんが、現象としてすでに使われてしまっている使い方と、まさにトラックバックの理想的な使われ方だと感じた事例を紹介する事にしましょう。
と、このあと、両エントリーをピックアップしてトラックバックマナーのようなことが論じられるのだが、電話の応対で無愛想すぎと何かとクレーム付けられがちな私がこうしたコミュニケーションレベルのところで理想の形として取り上げられるのは何とも気恥ずかしい。
当初、掲載許諾の問い合わせが来たときには Recent Updated Entries を記載するためのタグ紹介が目的で、そうすると人違い(それなら Toyoakiさん)だよな〜と思ってたんだけど、こういう話だったとはね〜(笑)
しかし、どうせ取り上げられるなら「aki's STOCKTAKING で」⇔「 谷中M類栖」エントリー間でトラックバックされた互いの掲載画面入れ子状態だったら笑えたろうに。
ちなみにこの書籍ではその aki's STOCKTAKING のエントリーが何かと参照項として取り上げられており、それゆえか同ブログで出版と同時にアップされたエントリー「ブログの力」が本書の概要としては最も的確/適格かと思う。
また、書籍と連動した専用ブログでは読者サポートと共に「ブログならではの物語やエピソード」の紹介コーナーも設けているようなので、併せてご覧になられるとよいだろう。
excerpt: GEODESICの栗田伸一さん、宮本さんが精力的に進めていた新しい書籍、「ブログの力」が九天社から出版された。(書店の店頭には来週中に) 「Blogの可能性に気づいたユーザーたち」という副題通り、つい最近、ブログを通じて起こった事々を取り上げ、新しいブログの可能性...
weblog: aki's STOCKTAKING
いろいろとお騒がせいたしております。申し訳ありません。
私のブログ aki's STOCKTAKING は、「Be-h@usの本」という書籍を2年ほど前計画した過程で生れました。
編著者である栗田伸一氏が「ブログの力」を急遽だすにあたって、私のブログ周辺での出来事を取り上げて.......というわけです。
by 秋山東一 : 2004.11.06 08:34最初に話を戴いたときには、建築と無関係なエントリーをなぜ?と疑問に思いましたが、「Be-h@usの本」を出してる出版社と知って安心してお受けできました。
まあ、「Be-h@usの本」のとこなのに「建築と無関係なエントリーをなぜ?」の疑問は残ったままだったのですが(笑)
でも、Movable Type が入ってきてまもなくの頃から取り組まれていた秋山さんにはこうした本の出現は感慨深いものがあるのでしょうね。
by m-louis : 2004.11.06 11:53「ブログの力」買っちゃって読みました。(まだ後ろ3割ぐらい残ってますが)
いろんなつながりが、知らず知らず出来上がっていくというのは、ブログの面白くて刺激的なところですよね。これで(って、前からか?)m-louisさんのこのブログもメジャーデビューですね(笑。
しかし、私の知らないところにいろんなブログがあるものだとかなり感心したことですよ。
by あさみ : 2004.11.09 16:01>あさみさん
ここ見て本購入されたのだとしたら、私も1冊貢献ということになりそうですね(笑)
しかし、そういう私は発売後、大型書店に足を運んでないため、書店では一度も目にしてません。やっぱりブログの教則本が置かれてるところに並ぶのだろうか?
私は遠くて行けそうにありませんが、出版記念パーティもあるようです。
あ、「パーティーでなくミーティングBlog」と招待メールに書かれてました。
by m-louis : 2004.11.10 03:00