実際、現地に着くと何人ものカメラマン(年齢層は20〜30代と60〜70代が多かった)が至るところで撮影しているので、何の気兼ねもなくアパート内に入って行くことができた。そして確かにそこはディテールの宝庫だった。いや、ディテールと言ってしまうと語弊があるのだが、全体像を掴もうとしても取り上げるべき要素が多過ぎて、どうにもディテールにおいてしかその空間の質を追うことができない、そんな過剰な場所だった(それは写真を撮ろうとすると余計に自覚させられることでもあった)。
そんなわけでこのエントリーでは asahi.com で紹介された記事の転載をするに留めて(転載理由はこの記事自体がいずれ削除される可能性があるためで、情報の盗用を目的としたものではなく、むしろ記事への敬意を表してのものであることを明記しておく)今後はディテール写真を随時ピックアップしながら、細かく何らかのコメントを残していこうと考えている。なお、冒頭の写真は flickr のコメントでもニセモノと疑われているように、どこか現実離れした感のある写真に仕上がっているように見えるが、必ずしもそれは D50 の威力にもたれ掛かったものというわけでもなく、現にこのような空と雲の下、不思議な高揚に包まれながら撮影していたのである。
【写真】2006.02.27 18:27 大阪市浪速区下寺町・軍艦アパート南東棟にて
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・団地百景: 市営下寺住宅(2001.09.23)
・ナニワの帝王: 軍艦アパート2001(2001.11.07)
・関西今昔建築散歩: 軍艦アパート(2004.12.27)
・研究会OJMM: 軍艦アパートのアイシカタ。(2005)
・ALL-A: 市営 下寺住宅(2005.05.29)
・ALL-A: 市営 下寺住宅02(2005.10.30)
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