2006年04月30日 (日)

アクセス検索ワード2006.04

エントリーした時点でランクインの予想がなかったわけではないのだが、「橋本遊郭」の「遊郭」が初登場3位に入り込んできた。ピンク用語(古い臭い言い方だが)のネット上での威力を改めて実感。他、個人的に嬉しかったのは「谷中ボッサ」が2位に、そして「トタン」が8位に入ってきたこと。
尚、このアクセス解析をしている NINJA Tools がバージョンアップしたおかげで、今月からどの検索システムを利用してアクセスしたかもわかるようになった。が、そこは従来通り総計数でカウントしていくこととする。

by m-louis : 23:21 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年04月29日 (土)

耐震強度偽装問題への提言

5回にわたってエントリーしてきた「耐震強度偽装問題への提言」のシリーズ。
その全編にいつもの私の悪い癖(長文化)は出まくってしまったので、このエントリーではそれらを目次形式にしてもう少しコンパクトにまとめておきたいと思っている。

耐震強度偽装問題への提言1
・前置き(素人の妄想的暴論が持つ可能性について)
・参照書籍(多田英之著『建築の設計と責任』+『法律と科学技術』)の紹介
・被害マンションの「耐震構造→免震構造」化の再考を提言

耐震強度偽装問題への提言2
・耐震建築と免震建築の歴史的背景とその立場について
・免震化が困難と言われる一番の理由(免震建築はコストが高くつく)について

耐震強度偽装問題への提言3
・免震建築事例(六本木ヒルズ・首相官邸・中之島公会堂)の紹介
・建築業界の既得権益層が「免震建築は高くつく」というイメージを喧伝していること

耐震強度偽装問題への提言4
・業界の耐震・免震に対する既得権益意識を産官学の「学」を中心に検証
・耐震建築はあらゆる意味で「金」の生る美味しい木になっているということ

耐震強度偽装問題への提言5
・耐震強度偽装事件に関与する人物たちの一斉逮捕の報
・全被害マンション免震化へ向けての戦略1(被害住民のネットワーク構築)
・全被害マンション免震化へ向けての戦略2(逮捕者たちやマスコミの活用法)
・建築の設計と責任、そして施主の位相(消費者に留まるか当事者として考えるか)

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2006年04月27日 (木)

耐震強度偽装問題への提言5

さて、このエントリーでようやく本題ともいうべき耐震強度偽装問題への提言(素人の暴論)に入りたいと思うが、その前に時事ネタを一つ。周知の通り、4月26日、とうとう耐震強度偽装事件の一斉逮捕が行われた。この問題を国会で最も鋭く追究して来られた民主党議員の馬淵澄夫氏もご自身のブログで「160日目の逮捕」というタイトルでエントリーされているが決して感慨に耽ってなどいない。その文末で〈160日目の逮捕は、新たな展開のゴングでもある。〉と結ばれているように、彼の視線は〈平成10年の建築基準法改正の議論の時に、制度の抜本的改正を行わねばならない立場にいる建設省ならびに与党の議員たちの不作為の責〉と〈建築基準法改正審議〉に向いている。

しかし、私個人としては行政側の問題は馬淵氏らにお任せするとして、むしろ今回逮捕された面々+αに、あくまで「建築」という次元に踏み留まった上での追究をしていきたいと考えている。それは私が彼らに「建築」という「業」で生きてきたからには「建築」という「業」においての責任をしっかり果たしてもらいたいと考えているからだ。
(まあ、その辺が素人の無邪気な暴論・空論と言えるところでもあるんだけど)

そのために彼らに実施してもらいたいと考えたのが「提言1」で早々に結論づけた〈退去勧告の出された一連のマンションを耐震構造から免震構造に置き換えよ!〉である。

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2006年04月25日 (火)

耐震強度偽装問題への提言4

このエントリーでは「耐震強度偽装問題への提言2」で書いた〈耐震建築が既に一つの「体制」として一人歩きし、産官学が民を顧みずに既得権益に預かろうとする図式(歴史)が成立してしまった〉ということに関して、もう一歩踏み込んだ具体論を展開しておく。本来「提言2」でそれは済ませておくべきだったのだが、毎度お馴染みの長文化が始まってたので、ちょいと遠慮すべき?という老婆心が働いてしまったのである。

さて、ここでは説明を簡素化するため、冒頭で引用した問題は「耐震既得権益問題」と名付けることとする。それでこの耐震既得権益問題で最初に検証としようと考えているのが一番意外に思われるかもしれない「学」の領域と耐震建築の関係についてである。

by m-louis : 23:29 | comments (2) | trackbacks (2)

2006年04月24日 (月)

黄砂の土筆と姫踊子草

Equisetum arvense

総領町帰省中に田んぼのあぜ道で撮った土筆(つくし)の写真を flickr にアップ。
ツクシを「土筆」と書くことを今回文字変換して初めて知った。岩波国語辞典によれば「土手などに筆の形をして生える」と書いてあって、まあ、そのまんまの当て字だ。

長らく土筆を食べた記憶がない。と妻に写真を見せながら話すと土筆のあるところにはおしっこが掛かってることが多いから気をつけた方がよいとのこと。てか、おしっこが掛かると土筆はより一層育ちやすいんだとか?(汗)

by m-louis : 23:52 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年04月20日 (木)

耐震強度偽装問題への提言3

このエントリーでは当初、前エントリーの終わりの方で予告していた「より実践的なレベルで免震建築の話をどう耐震強度偽装問題に切り込ませたらよいかについて」書くつもりでいた。しかし、理屈っぽい話ばかりずっと続くと疲れるので、このエントリーはちょっと軽い話題(事例を中心に紹介して)をして閑話休題ということにしたい。

まずこれまで解決案として打ち出してきた免震建築であるが、実際にそれが取り入れられている有名建築を3つほど挙げてみることにする。ちなみにこの3つの建築が免震建築であることを知ったのは、丸激のトークでと多田英之氏の著作によってである。

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2006年04月18日 (火)

耐震強度偽装問題への提言2

現状の耐震偽装マンションの構造を免震化するという手法はコストが掛かり過ぎて話にならないと私の見たワイドショーではパネル説明されていた(※1)。ところが「耐震強度偽装問題への提言1」で取り上げた多田英之氏のトークや著作ではまったくそれとは逆のことが言われている。つまりは「免震建築は耐震建築に比べてコストが安くなる」というわけだが、私にはそのどちらが正しいのかを判断することはできない。ただ、多田氏の著作を読み進めると実際どちらの言ってることも正しく捉えられそうな視点が存在することは想像でき、その両義性をこのエントリーでは繙いてみようと思うが、それを始める前にまずは前エントリーで予告してあった耐震建築と免震建築の置かれている立場の違いについて軽く触れておきたい。

耐震建築と免震建築の違いはその字義からもおおよそのところは推測可能だと思うが、前出の多田英之氏が代表を務める日本免震研究センターのサイトにその違いをわかりやすく見せたかわいい GIF アニメがあるので、それをまずは縮小転載させていただくこととする(尚、日本免震研究センターにはいずれリンクや画像転載の件で連絡取らせていただくつもりではいるが、それはもう少し議論の見えたところまでこのシリーズを続けてからにしたいと思っているので、先に見つけられたとしたらご勘弁である)

RSL免震システム: 1. 耐震・制振、免震構造について
耐震建築免震建築

by m-louis : 23:30 | comments (0) | trackbacks (1)

2006年04月15日 (土)

耐震強度偽装問題への提言1

これまでこのブログでは冗談程度にしか耐震偽装の問題について触れてこなかった。
それは誰が悪いだの誰に責任があるだのと今更ここで書いてみても一般論の域を到底出るものではないし、きっこのブログのような特別な情報を持ち合わせているわけでもないので、無闇に検出されるエントリー数を増やして本当に必要な情報を求めている当事者たち(マンション住民?)の邪魔をしたくないとも思ったのである(ってことは冗談でも触れるべきじゃなかったとも言えるけど)。

それともう一つ、これは他の社会現象とも大枠で繋がりそうな話なのだが、昨今の建築物に規制を与えているはずの建築基準法──その法制度のあり方そのものに対して以前から漠然とした疑問を抱いていて、ただ、その法令については何ら詳しい知識があるわけではないので、あまりいい加減なことも書けないと思っていたのである。

ところが、去年の秋から視聴し始めた丸激トーク・オン・デマンド「videonews.com」の2月11日の回にゲスト出演した多田英之氏(日本免震研究センター代表・一級建築士)の話「耐震偽装の深層──安全な建物とは何なのか」を聞いたことによって、それまで漠然としていた疑問の輪郭がかなり鮮明なものとなってきた。
そこで早速、彼の著書『建築の設計と責任──なぜ今も地震で建物が壊れるのか』(岩波書店・¥2.310-)を購入。またトーク中に取り上げられた『法律と科学技術──第三者機関が消滅する』という非売品書籍も入手。これらの書籍は共に耐震強度偽装問題が世で騒がれる前に書き下ろされたものであったが、まさにこうした問題が先の法制度上の問題として必然的に浮上することを説いた警告の書だったと言って間違いない。トークを聞き始めたときには、威勢の良い爺さんが出てきたもんだくらいの感じで見ていたのだが、聞き手の宮台真司氏も繰り返されるように目から鱗の話だらけで途中から釘付けとなってしまった。

by m-louis : 23:15 | comments (2) | trackbacks (2)

2006年04月08日 (土)

黄砂の灰塚ダムとコウノトリ

HAIZUKA DAM*yellow dust

灰塚ダム試験湛水」「雪の灰塚ダム」と定点観測化し出した灰塚ダム。
今回は「黄砂の苗代」でも予告したように、ある意味貴重な黄砂の日の定点写真ということになった。この冒頭の写真はまだそれでも視界が開けている方だが、flickr にアップした写真の中には遠方がほとんど見えない写真もある。また広島第6区の民主党議員佐藤こうじ氏の「再起」ポスターだけが近景でくっきり見えてる写真などをご覧いただけば砂塵が如何に舞っていたかが見て取れるはずだ。

それと黄砂ではないが、PHスタジオというアートチームが灰塚アースワークプロジェクトの一プランとして取り組まれていた「船をつくる話」がいよいよ完結(?)したようで、別の船に引かれて展示場所(?)に移動し、お披露目イベントのようなことも行われたようだが、これについてはノータッチだったので、興味のある方はこれまでのリンク先を辿っていただければと思う。

by m-louis : 15:51 | comments (2) | trackbacks (0)

黄砂の苗代

rice nursery

去年に続いて今年も妻の実家(広島県庄原市総領町)で「苗代」の手伝いをしてきた。
しかし、今年は苗代当日、物凄い黄砂が西日本を中心に観測され、また寒冷前線の通過で、これまた物凄い強風が吹き荒れ、大きなビニールシートを被せてビニールハウスを作る苗代作業の日としては最悪の一日だった。我々が行かなければ間違いなく別の日に行われていたことだろう。我々がいたおかげで四隅を押さえられ、強風の中でもどうにかシートを被せてしまえたが、仕上がりも雑で手伝って良かったのかな?とも思う。

尚、上の写真だとあまり黄砂の雰囲気は感じられないだろうが、後日、灰塚ダムのその後の写真をアップするつもりなので、そちらで黄砂の様子は実感していただきたい。

by m-louis : 11:14 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年04月03日 (月)

土欲しい人!

Arimaston Sandbag

以前このブログでは「石 求ム!」と庭石を募集する告知をしたことがあったが、今回はそれとは逆に余った土いりませんか?の告知である。

by m-louis : 03:34 | comments (0) | trackbacks (0)
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