2004年02月17日 (火)

キッチン水栓金具巡り

前夜、母から「TOTO のキッチン水栓金具を実際に見に行ってみたけど、どうもいまいち。っていうか、帰りに GROHE 寄ったらやっぱり GROHE の方がしっかり出来てて、デザインも洗練されてる。値段も TOTO のより安いくらいだし、なんだか GROHE のにしたくなっちゃった。ちょっと大阪のショールーム行って見較べてきてよ〜」というような内容の電話が入る。
こういう電話が入ってきたときにはさっさと見に行っておかないと毎日のように電話がかかってきたりするので、妻を連れ立って行ってくることにした。クリナップのシステムキッチンが3月以降にモデルチェンジですでにショールームでは展示されてるという情報もあったので、TOTO → GROHE → INAX → クリナップとちょっとしたショールーム自転車小旅行である(これまでに5回くらいはやってるんじゃないか?)

040215_kongo.jpgさて、まず最初に行った TOTOスワン型水栓金具だが、展示品の備え付け方が悪いのかガタガタして、まずそれだけで印象悪〜って感じ。さらには先端部のハンドシャワーになってるところが取り外し装着共にやりづらい。そしてフェイクの宿命とでも言いますか、やっぱ確かに母が言ってるようにデザインがダサいんだよね。
高齢者対応という謳い文句で水栓口のところが工夫されてるって話だったが、妻が何度もそれをひねりながら何だかかえって使いにくいんじゃない?と漏らしていた。そんな否定的感想のなかで母が唯一買っているのがカートリッジの鉛・総トリハロメタン除去機能が他社よりもかなり優れているってこと。しかし、カートリッジ自体が高価なので買い換えていかないとならないことを考えるとやっぱり厳しい。

040217_minta.jpg続いて行ったのが、ドイツに本社を置く GROHE
大阪のショールームはショールームというよりは事務所の一室といった感じだったけど、やっぱり製品そのものはどれを取ってもがっちりしててカッチョエエ。ま、車でいうところのベンツみたいなもんだろうね。
とりあえずスワン型でも GROHE のならば、いくつかの要素は目をつむってもデザインで許せるかな?と思わせるだけのものはある。
ちなみにその目をつむる要素とは蛇口から出てくる水が粒子状の細かい水が出て来はするんだが、シャワー吐水への切り替えができないことである。食器を洗うにはシャワーになった方が断然洗いやすいことを知っているので、その点を聞くと一応アクセサリーとしてシャワー切り替え可能なセラミックカートリッヂが別売りされてはいるが、このスワン型の場合にはちょっとシャワー口が下になりすぎてしまって使いにくいんだとか。つまりシャワーは諦めろ!ってことだが、それでも仕方ないかと思ったのは、今度から食器洗い乾燥機が付くので皿洗いもそんなにしなくなるのかな?と思ったからである(後で母に聞いたら、漆ものは手で洗うとのこと)。値段は¥44,000- で TOTO の¥49,500- より安いからちょっと驚き。取り付け口の口径が34mm〜37mmまで入るということで、クリナップならば問題ない(36mm)ということもあとで確認。

040217_cleanup.jpg最後に行ったのが、INAXクリナップ
共に大きな目的はこの春のモデルチェンジについて。
INAX はバスは変化なし。トイレは4月改変で3月半ばからカタログ&ショールーム展示が始まるとのこと。
クリナップで予定しているキッチン「クリナップ S.S.ステンキャビ」はすでにモデルチェンジしたものがショールームに展示されていて、3月から新機種契約が可能とのこと。
主な変更点として引き出しがこれまで業界最長だった(55cm)のをさらに奥まで伸ばし、60cmという限界ギリギリ(ワークトップの奥行きが65cm)の奥行きに挑戦したという。
シンクに制振層を設けることでこれまでお湯を流したときに起こるステンレスの「ボッコン」という反り返り音を低減。その他にも引き出しレール等で静音効果は高められているらしい。
そしてもう一つ変わったのが、パネルの色。木目柄の2色は前を引き継いだが、単色系がなくなってワッフル地をモチーフとしたホワイト、イエロー、ブルーが新規に設定された。近くで見るとそのワッフル柄がかなりダサい。私はもともと木目柄のフローパインナチュラル(W3)が良いと思っていたので、とりあえずそれがなくならずよかったが、妻は途中からそのダサいワッフルも案外悪くないかも?と言い出していた。さて、どの色となるのでしょう???

クリナップにはスワン型の水栓金具はなく、当初装着予定の金具がお試しで水も出せるようになってたので試してみると、いくら GROHE が良いとはいってもやっぱりこれが一番無難なんじゃないか?と思えてしまった。

by m-louis : 15:53 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年02月15日 (日)

ヤキバノカエリ

040215_kumagai.jpgNHKの新日曜美術館で熊谷守一(※1)の特集をやっていたのだが、「ヤキバノカエリ」という云わば彼の転機となった作品(熊谷スタイルとでもいうべきものが築かれた)を見ていて、ふと、このサイトと色調が似てるなと思った。ま、あくまで偶然ではあるが、下の comments (0) ってとこをクリックすればフォームの入力欄は白である(笑)
ま、肝心の境界線の赤はないのだけれど。。そういえば我が家の壁にほとんど壁と同化しかけた感じで貼ってあるブラックのポスター(※2)にいるブラックお得意の鳥が白いのだが、遺骨の白と同じように見えてしまう。そうやって改めて見返すと、あの鳥と遺骨はいったいどっちが生きててどっちが死んでいるんだろう? 見れば見るほど頭が混乱してきてしまった。

有楽町線で池袋の一つ先の要町という駅に熊谷作品のサイズにふさわしい大きさの熊谷守一美術館があるので、もう一度見ておいてもいいかもしれない。
なお、現在『熊谷守一展──超俗の画人、いのちのかたち』が名古屋、京都、大阪、静岡と巡回中(東京、やらないのね)で先月、名古屋に行った折にJR名古屋高島屋で母と見てしまったのだが、疲弊しきった状態で見ているので、3/31〜4/12の大阪展(なんば高島屋)を見逃さないようにせねば!である。

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by m-louis : 20:45 | comments (2) | trackbacks (0)

TOTO: 洗濯機用水栓金具

050215_pitatto.jpg同じく水栓金具に関して、こちらは FAX で届いた。
洗濯機用水栓金具に TOTO 製のピタットくん(※1)という壁埋込式の商品を見つけたということで、確かにこれならばふつうの金属系蛇口型のを持ってくるよりも洗濯機の上がすっきりしそうな感じではある。特にうちの場合、将来的に予定されているドラム式洗濯機のサイズが未定であるゆえに。
ただ、混合栓にするか単水栓にするかで節約家族の我が家を気にしてか、母も風呂の湯を使うからいいか〜とは言っていたが、本音は混合栓にしたいんだろうな。価格はちょうど倍。ま、我々の代になったら間違いなく温水は使われなくなってしまうだろうが。。

TOTO: キッチン水栓金具

母からキッチン用水栓金具のことで電話。
声がだいぶ元に戻ってきてるので、聞いてみると声帯炎の方は治ってきてるけど、体調自体はまだいまいちなんだとか。しかし、声が出るようになって途端に電話の本数が増えたような気がする(笑)

040215_kongo.jpgさて、用件だが、予定のシステムキッチン(クリナップ S.S.ステンキャビ)一式の、水洗金具の部分だけ TOTO製のシングルレバー混合栓に変えたいらしい。おそらく母が望んでいるのはこのページの下の方に出てくる右写真の以下商品である。

品番:TKN34PB(ハンドシャワー、ソフト、シャワー切替)
希望小売価格:49,500円

どうも母はこういう柄の部分が丸くなったスワン型の洒落たのがお好みらしい。
本当は GROHE のにしたいみたいなんだが、高額なのとメンテや万一搬入時に不備があったときの交換に輸入物は時間を取られる心配があるんで、本人も諦めざるを得なかったのである。
しかし、TOTO ならばその理由も該当せず、材料費自体も4〜5000円上回るだけ。ま、工事費が別口となって人件費で一気に上乗せの可能性もあるが、一応豊田さんには直接連絡するよう話した。

2004年02月13日 (金)

基礎地中梁の型枠作り

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初音すまい研究所@監理報告より

基礎地中梁の型枠づくりが始まりました。
型枠の中のゴミが幾つか入ってしまっていたので、取り除いた後コンクリートを打設するよう指示しました(写真右)。

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