2005年09月28日 (水)

小林一三とのコラボ

BALMY BREEZE

父は阪急ブレーブスの元投手〜投手兼監督だった浜崎真二氏と知り合い。
祖父はその履歴に「1937年(昭和12年)、株式会社東宝劇場(社長小林一三氏)の委嘱に依り同劇場階段ホール壁画製作」とあり、「薫風(騎馬婦人群像図)」というタイトルの竪十尺(約3m)、幅十八尺(約4.8m)の壁画を制作している。残念ながらその壁画は1958年(昭和33年)東宝劇場の火災により焼失したが、我が家にはその下絵と葉書サイズのモノクロ写真、B5サイズのセピアカラー写真が残されている。

そんな二つの縁故が東京で生まれ育った私にも「阪急」をずっと身近なものにさせてくれたのかもしれない。京都に引越して初めて阪急電車に乗ったときも「おぉ〜、これが阪急電車か〜」と鉄道マニアでもないのに一際大きな感慨に浸ったものである。まあ、そうでなくともあの臙脂色の阪急電車ほどにカッチョええ電車を私は知らんが。。

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2005年09月27日 (火)

谷中芸工展2005 応援します

実家家族の都合により残念ながら今年も参加できなかった谷中芸工展ですが、今年は芸工展の方の Web が RSS 対応となり、去年より更新状況が見やすくなりました。

私個人がまだ谷中に住んでいないので、そんなに深いお付き合いが出来ているわけではありませんが、個人的に以下企画をこのブログでの告知という形で応援させていただきたいと思います。期間中に上京できたら、ここだけは回りたいってところです。

17. 谷中ボッサ 増田知己・秋本詩絵 → お店
34. 時夢草庵 ジム・ハサウェイ → ジムさん
35. 床の間巡りとアランウェストの公開制作 アラン・ウェスト → アランさん
37. マクケノエン イコアン → satoshinyaさん
93. ルーツ尺八『吹歩』 でう → でうさんインタビュー

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2005年09月23日 (金)

阪急梅田: 伊東忠太の壁画

HANKYU UMEDA CONCOURSE HANKYU UMEDA CONCOURSE
龍(東側・左) 有翼の馬(東側・右)

阪急梅田コンコースを残したい・・旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」(微妙にタイトルが変わってってます)で手一杯の状況が続いてたけど、ぼちぼちこちらでも Flickr! にアップした写真等を掲載していく予定。

まずは解体を免れた設計者の伊東忠太によるモザイク壁画。
この壁画の保存が可能になったことで、建築業界の人たちは「御の字」ってことにしてしまったのかな〜って気がする。

by m-louis : 02:58 | comments (3) | trackbacks (1)

2005年09月19日 (月)

阪急梅田コンコースを残したい・・

阪急梅田コンコースを残したい・・緊急告知!
阪急梅田コンコースを残したい・・
その一心から「阪急梅田コンコースを・・」という建造物の保存を切望する専用のブログを立ち上げることにした。
ここでやっててもよいのだが、色々混乱する要素も出てくるだろうし、それに「このブログについて」という最初のエントリーでも書いたように「中継ぎ〜セットアッパー的役目を果たせれば」というブログなだけに途中で管理者交替ということも考えられる。そうするとこことは一線を画しておいた方がいいだろう。

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2005年09月13日 (火)

阪急梅田駅コンコース解体?

HAN9 DOME

今さっき、夕方のニュース見てたら、開いた口がふさがらなくなってしまった。
阪急梅田駅のコンコースがビルの建て替え工事に伴い、解体されるのだという。
壁画は残すというが、そういうもんじゃないだろう?!!!!!!(超激怒)

たまたま先月、Flickr! に阪急コンコースの写真をアップしたら、昔関西に住んでた人たちから「こんなステキなところだったんだ」的なコメントが寄せられた。確かに案外通勤通学路となっている場所って周りを見ていないものである。何せ遅刻したらあかんだけに、、が、20代の後半に1年間京都で一人暮らしをして、その後、所帯を得て現在の大阪に移り住んだ私にとって、このコンコースは関西に「してやられた」気分にさせられた一番のものだったかもしれない。これに対抗できる東京の駅と言ったら東京駅くらいか?、、いや、しかしその艶というか豊饒さで言えば、明らかに阪急の方が優っている。そういう意味ではヨソ者をたじろかす存在感を持った数少ない場所だったのだ。

本当に解体してしまっていいんだろうか?
まあ、三鷹金猊居の解体を選択した私が言えた立場ではないが、壁画を残したとしてもあの空間の艶まで伝えられるとは到底考えられない。今更遅いのかもしれないが、あのコンコース部分をまるごとそっくりくるむような設計プランでも新たに出て来ないものだろうか? 関西で自慢できるトップクラスのものが消えていく。

2005年09月11日 (日)

戻る棉

COTTON棉の芽」「育つ棉」「咲く棉」「生る棉?」とシリーズ化してきた我が家の棉はどうやら一つの終着を迎えたようだ。
というか円環を結んだというべきか?

植物であれば当然の帰結であるが、青々としていた棉の実は皮が干からびたように捲れ上がり、中からほわほわの白い棉が顔を覗かせた。mitsubakoさんに棉の種として最初にいただいたほわほわの状態に戻ったのである。

ちなみに写真に写っているほわほわは3つの房のように見えるが、これらの房の一つ一つに数個の種が含まれ、それらが一体化したような状態になっている。それをバラすと mitsubakoさんからいただいた棉帽付きの種となる。ちょっとした感動である。

by m-louis : 04:16 | comments (5) | trackbacks (2)

2005年09月10日 (土)

「らしさ」についての補遺たる困難

「らしさ」について」のエントリーでTB誤送信したら、朝妻さんからは新規エントリーで「“ らしい ” 家について ちょっと思ったこと」、そして garaikaさんからも「「らしい家」考」というTBが返ってきた。さらには朝妻さんのエントリーではノアノアさんのコメントもあって、TB誤送信というのも満更悪くないものである(笑)

それにしても「らしさ」という言葉は厄介なものである。いや、厄介だからこそ便利に使えると言うべきか? garaikaさんは〈「らしさ」とはあいまいな言葉だ。〉と書かれているが、実際のところ、人から何某かの評価を求められたとき、「〜さんらしい」と答えてしまうのが最も無難な回答となり得るのは言わずと知れた話である。なぜならその言葉は仮に答えた側にとってマイナス評価のものであったとしてもその含意は伝わらず、尚かつ言ってることにウソはない。もちろんプラス評価の場合も然りである。

「らしさ」とはおそらくどんな側面を指しても言えるものだろう。
garaikaさんも書かれているようにそもそも関わること関わらないことそれ自体が「らしさ」を示してしまっている。前回の自分のエントリーを反語的に言うならば、イメージとしての「私らしさ」が直接的に表現されていないプランを選んでいること自体が「m-louis らしい」とも言い得てしまう。そして garaikaさんは関わり方の深度に良い意味での「らしさ」を求められているが、前エントリーで私が懐疑的に捉えていたのは何か先験的に「らしさ」を表現に落とし込んでしまうことに対してなのであった。

by m-louis : 05:09 | comments (2) | trackbacks (1)

2005年09月07日 (水)

「らしさ」について

朝妻さんの「石川淳氏 設計の家 見てきました。」というエントリーで書かれていた「いつもながら“ 石川さんらしい ” 家でした。」を読んで思ったこと。

この場合の "石川さん" とは建築家であって施主ではない(そういえば昔、石川淳という作家はいたが...)。そして外観から内部の様子に至るまで計10枚、おそらくは家の見せ場であろう写真が掲載されており、何となくそれを見るだけでも "石川さんらしさ" は充分伝わってくる。石川淳氏の公式サイトで過去の作品を幾つか見てみたが、朝妻さんの "石川さんらしい" というコメントはなるほど頷けるものであった。

ところでこうした「らしさ」というものは施主という観点で見るとどうなるのだろう。

by m-louis : 03:37 | comments (1) | trackbacks (2)

2005年09月02日 (金)

4,898円

8月の電気ご使用量のお知らせが届いた。
例年よりもエアコンを多用した気がしていたので、それなりの出費は覚悟してたんだけど、4,898円/237kwh。想像(6,000円強)してたよりは全然少なくて済んでしまった。こんなことならばもっと使っててもよかったんだな〜とちょい後悔。
しかし、これはあくまで私と妻が暮らす大阪のマンションの話。

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2005年09月01日 (木)

Access Word 2005.08

最近、自他問わずブログ時間減少気味で、4ヶ月置きにまとめてみようと思っていた「検索ワード」の解析結果もついうっかり9月になってしまって5月分のデータを残し損ねてしまった。で、こうなってしまうと前・中・後期という形でまとめてみようなんて言ってた前回の意欲はもうどこへやら?である。

そこで代わりに今月からある意味作業量は増えるが、毎月、月毎の「検索ワード」解析結果をレポートしていこうかと思う。その方が見忘れてもその猶予は3ヶ月もあるのである。そんなわけで早速8月の検索ワード解析を。
ちなみに5月分の抜けた中期合計解析結果(参考までに括弧内で表示)では8月の2位ワードが断トツの1位だった。思いっきり季節モノなのである。

by m-louis : 04:27 | comments (0) | trackbacks (1)
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