2004年03月30日 (火)

建築+家作り+blog

blog 開始以後、blog 作成自体に熱中してたのと、それとは相反するようだけど自分の中でネット離れが進行していたため、全然チェックしようとしなかったことをさきほど初めてしてみました。

Google で「建築+家作り+blog」といったキーワードで検索してみること。

で、その先頭に出て来たのが、秋山東一さんという建築家の aki's STOCKTAKING というサイトなんだけど、この人のサイトは過去にも見た記憶がある。
たぶん閲覧した当時はまだ blog の体裁を取ってなかったと思うんだが、プロフィールを見るとOMソーラーのことが出てるんで、その流れで彼のサイトに辿り着いたんだろう。とすると、ひょっとしてどこかで阿部建築とも繋がりあったりして?(笑)

記事数だいぶたっぷりだけど、少し詳しく見ていく価値あるかも?です。
建築系 blog を一覧できるページがあるんで、ちょっと試しに初外部 trackback!

by m-louis : 03:57 | comments (1) | trackbacks (1)

2004年03月29日 (月)

悪夢

いや〜な夢で目覚めた。
場所は谷中の工事現場。家族で見学に行くと、いつものシートが被ってないというか、ところどころにはボロボロになったシートが茶ばんだままひらひら残ってたりして、床にはALCパネルの飛び散った屑が散乱している。そう、何者かに爆発物でも仕掛けられ、まだ完成を見ぬ我が谷中M類栖が大破されていたのである。
私自身はしばし茫然。というよりも、その状態を認識する力すら失われていて、家族にどうするんだ?こんなになっちゃってと声を掛けられるまで、その事態を呑み込めないままでいたのである。
ハッと気づいてから即座に考えたことは再建できるのか?で、しかし、直後にもう金はないぞ、これって保険掛かってたんだっけ?という妙に現実的なレベルのことを頭の中で思い巡らす。
危険を顧みず現場に足を踏み入れてみると、現実レベルの自分がまだALCパネルを張ってる段階までしか知らないせいか、さほど痛々しい感じは受けない。そして、ふとかすかに残った棟飾の下に目をやるとそこには一枚の紙切れが貼り付けてある。
よく見るとア○カ○ダって書いてあるではないか!オイオイ!と大破のショックも忘れ、妙な興奮を覚え始めたところで目は覚めた。
この話、当初は blog のシステム問題用にと考えて設定した「アナウンス・ヘルプ」カテゴリに文字通りの「ヘルプ」で入れときます(笑)

by m-louis : 13:04 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月23日 (火)

第20回打合せ: 4月工程確認他

毎週火曜に現場監督の山本さんと豊田さんの間で行われている定例会に出席。
主な打合せ内容は4月の工程確認、サーモフロアの設置可能性について、サッシュ(別稿)、玄関スチールドア(別稿)、書院について(別稿)、キッチン&トイレの最終確認(別稿)。

工程確認
4月は工事が詰まりまくっている。
ALC 関連の工事が4/1(木) で大方終わり、耐火被覆、サッシュ取付、防水、設備配管工事といったところが直後から一斉に始まる。
4/13(火) には耐火被覆の検査。階段踊場の細くて丸い棒状の突っ張り柱まで被覆が必要なのかは構造事務所の西村氏に相談することに。
中旬からは LGS(軽量鉄骨)や木工事にウレタン吹付工事も始まり、当初の予定ではユニットバスの搬入も4/19(月) あたりを予定していたが、サーモフロアの件があるので、据え置きに。
豊田さんは4/18(日)〜22(木) あたりまで大分。よって帰って来られて数日後の4/26(月) あたりを次の打合せ予定日とする。

サーモフロア(※)
山本さんより、この件に関して INAX は前予約とかはまったく受け付けてないらしく、とにかく 4/1(木) に発注かけてみないことには工務店側でもわからないとのこと。発注後に判明する納期次第で、導入するか否かは決まる。ただし、おおよそ2週間の延長が限度。

その他
現場見学ついでに挨拶に寄ったお隣の柏山さんから、建方工事後にお稽古横丁に入る柏山邸の角のところに車による傷が付いてることに気づいたので一応確認しておいてほしいと言われていたので山本さんに聞いてみると、うちの関連する車は言問通りで横付けするだけでお稽古横丁には乗り入れることはなく、おそらくお稽古横丁の奥で工事中の業者関係の車じゃないか?とのこと。ほっと一安心。

−初音すまい研究所、現場
−14:30〜17:30
−山本さん、豊田さん、私

by m-louis : 14:30 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月22日 (月)

まちの木霊

040322_kodama.jpg坪庭開拓団の団長をされている豊田さんが、3/23(火)からその坪庭開拓団のメンバーたちと『まちの木霊プロジェクト2004』という展示を上野桜木のギャラリーJ2でやられています。
以下はDMより

まちの木霊プロジェクト2004
2004年3月23日(火)〜28日(日)
AM11:00〜PM7:00(最終日PM5:00迄)
gallery J2
東京都台東区上野桜木1-7-5
Tel.03-3824-1300
主催:谷中学校「坪庭開拓団」
助成:社団法人 住宅生産団体連合会

どんなに人工的な物に覆われた町でも生き物や植物は逞しく生活しています。しかしそれは人間との関わりあいの中になんとか命を繋いで生きているのです。私達は、楽観的にもそのような存在を「まちの木霊」と名付けました。その木霊をテーマにした時更に私達が触発された結果が今回の作品達だと考えています。
私達は単に環境問題をテーマにしている訳では有りません。町中で生き物達が命を繋ぐことが、望むも望まなくも人が関わっている事。そしてその結果の中で私達は暮し、何かを感じ動き始めること。生態の伝達・循環ではなく、心の伝達・循環が生き物の命をもって行われることに敬意を表したいのです。

参加者:トーマス安田、東明美、石井公二、関純子、川村南方彦、中島尚史、村山節子、河合嗣生、豊田聡朗

by m-louis : 22:15 | comments (1) | trackbacks (2)

2004年03月15日 (月)

引越後の DIY

えー。どうも。ボクです。
帰阪後約1週間。ネットはおろか Mac にもほとんど繋がずの生活してました。
では、何してたか?というと引越後の片付けと DIY。
MDF やらラワン集成材やらスノコやらをコーナンで買ってきて、隙間棚やらデスクやら作ってました。
ノコギリが百円ショップで買ったショボ鋸だったため、スゲー切りにくかったりもしたけど、まあ、なんつーかやっぱり手仕事の魅力は何ものにも換え難い。メール返事しなきゃとか仕事しなきゃとか頭の片隅では感じつつも、体も頭も勝手に手作業に向かってしまうという、、そして夜は疲れて寝てしまうという、、だから最近は朝8時起き夜1時寝の健康爺でした。

とはいえ、このまま放っておくと肝心の上棟式のときのこととか忘れていきかねないので、ここらでそろそろ元の生活に戻さないとなとは思ってます(デジカメ画像もまだ落としてないし)。というわけで、各位言い訳も含めて復帰のアナウンス。
でも、まだ全然気持ちよく仕事できる感じには片付いてないのよね。本なんかもとりあえずぶっ込めるとこにぶっ込んだって状態だし、段ボールもまだいくつか残ってるし、それに今日は確定申告提出しないとならないじゃん(泪)

by m-louis : 11:53 | comments (1) | trackbacks (0)

2004年03月12日 (金)

鉄網敷設

040312_mesh.jpg
3Fベランダ部分
040312_rain.jpg
雨水漕近景
初音すまい研究所@監理報告より
2階、3階の折板が梁に溶接され、メッシュ(※1)が敷き込まれました。
床にもやはり、給排水設備の為のスリーブが設けられました。

by m-louis : 16:43 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月11日 (木)

基礎立ち上がり部分の型枠工事

040311_view.jpg
工事風景
040311_depot.jpg
基礎近景
040311_sleeve.jpg
配管用スリーブ
初音すまい研究所@監理報告より
基礎立ち上がり部分の型枠工事が始まりました。
基礎立ち上がり部分の型枠工事に伴い、給排水設備の為のスリープ(配管用の穴)が設けられました。
by m-louis : 13:55 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月09日 (火)

鉄骨建方検査

040309_check1.jpg040309_check2.jpg040309_check3.jpg

初音すまい研究所@監理報告より

区役所の鉄骨建方の検査を受けました。
問題がない事を確認しました。

040309_stair.jpg階段取り付け部分
階段上部取付部分の一部に関して、ボルトで取り付けが出来なかった為に溶接で取り付けたとの報告を受け、確認しました。
構造家の西村氏に相談したところ、それでも問題ないとの事でしたので、許可しました。

040309_roof.jpg3Fトップライト部分
床に折板が敷き込まれ、3F廊下の部分にトップライト開口が設けられました。
図面と少しズレているので、図面通りに修正することにしました。

040309_sekiita.jpg根切り堰板の残り
根切り堰板の残りが一部残っているのは、敷地境界杭がある為です。
隣接するお宅の角からの寸法を測りました。


by m-louis : 13:23 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月08日 (月)

折板締結

040308_2f.jpg
バルコニー側から2F全体
040308_balcony.jpg
2Fダイニングからバルコニーを見る
040308_rf.jpg
屋上タラップ

工程表から判断するに概ねこの日で折板(※1) は屋上まで完全に敷き詰められたはず。
写真は3/9(火) に豊田さんたちが撮られたもの。
2Fバルコニー(テラス)の画像を折板搬入日の画像と比較すると面白い。

by m-louis : 14:41 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月06日 (土)

上棟式

上棟式当日、大阪からやってくる妻と待ち合わせるため、家族よりも先に仮住居を出る。
10時過ぎ神田駅のホームで落ち合い日暮里で下車。いったん初音すまい研究所に荷物を預けて敷地まで行ってみる。
しかし計画が始まって約1年半。なんとこれが妻の敷地初見分なのである。思えば東京に来たのも三鷹金猊居解体時の手伝い以来か? 土地探しをしていた時分に谷中を訪れる機会は一度あったが、そのときにはまだこの土地は候補地としてあがっておらず、半径100m以内のところは歩いていながら生憎その前は通らなかったのだ。

040306_1045_iron.jpg敷地にはアランさんのアトリエの前を通ってお稽古横丁側から行ったから、妻にとって最初にうちの敷地で目にしたものはタラップであった。敷地では基礎工事で使っていた足場用の鉄板を搬出する作業が行われていて、現場監督の山本さんがいらしたので軽く会釈を交わす。言問通りを挟んで向こう側からしばらく敷地を眺めたり、あとはすでに妻より先に敷地に足を踏み入れた経験のあるウッくんケッくん(※)が得意顔になってるところを記念撮影したり(右の写真はウッくん)。そして打合せ予定時刻の11時ちょっと前に SCAI THE BATHHOUSE の前を通って初音すまい研究所に戻った。初音すまい研究所での打合せ内容に関しては別稿にて。

040306_1413_hebi.jpg13時少し前に打合せを切り上げ、予定通り豊田さんオススメの蕎麦屋「鷹匠」にて昼食。このレベルの蕎麦が味わえる店が近くにあるというのは何とも嬉しいものだ。個人的感想を言えば、蕎麦以上に豆腐が美味しく、またなぜかここのエビスビールが異様に美味かったのだが、それは気のせいというものか? 食後はぶらぶらとへび道〜よみせ通り〜谷中ぎんざ〜初音のみちを通って、しばし谷中散策。初音すまい研究所に戻り、上棟式用の荷物をまとめて再び敷地へと向かう。

040306_hai.jpg15時、敷地にはすでに阿部建築の皆さんはじめ、鳶&鉄骨職人さんたちも集まっていて、お酒、軽食の準備も整っていた。さっそく一同揃ったところで棟飾(※)に向かい、阿部さんの先導で二拝二拍手一拝する。その後ろから山本さんが御神酒、塩でお清めを行い、同じ所作を建物の四隅で繰り返した。

040306_munekazari.jpgそして施主挨拶(※1)。これに関しては事前に言い渡されていたので、この手の挨拶を苦手とする私は原稿を臨んだのだが、それが大失敗だった。まず何より原稿が長くなりすぎたのがまずかったが、場の空気のまずさにすぐ気づきはしたものの、読み始めてしまった手前、途中で端折るタイミングがつかめず、どうにか途中で無理矢理読み終えはしたものの、まあ、何とも跋の悪い思いをするばかりだった。やっぱりこういう挨拶は極力短く、そしてみんなの顔を見ながら話した方が良いようだ。しかしまあ、途中で終わらせてしまってもいるので、追記にその用意していた文を全文掲載しておこう(※1)。たぶん誰が見ても呆れるだろうが、本当に長いんだな、コレが(笑)
でも、ま、いろいろ感謝したくなってしまったのよね、ここまで来るの大変だったし。。

040306_snap.jpg施主挨拶の後は阿部さんの音頭で乾杯。茶菓子を摘みながらしばし談笑の時間とはなったが、何となく皆が身内同士で話してしまい、正直、職人さんたちと和気藹々といった風にはなかなかなれなかった。というか、私があんな長々施主挨拶なんぞしてなければ、もう少しみんなが互いに紹介しあえる時間など持ててもっと和やかな雰囲気になっていたかもしれない。こういう経験ってもうそうそうないだろうが、挨拶に関しては一つ学んだかなという感じである。

040306_1526_2f.jpgその後、豊田さんに先導されて2階まで家族全員上がる。まだ折板が敷かれただけの状態なので、階段の踊り場からしか見られなかったが、遠目でもバルコニーから言問通りに沿ってかなり遠くまで見渡せることがわかった。式後に工事を再開したいということで、あまりじっくり伺い見ることはできなかったが、この時点では2階にあがった印象ってのはそれほど強烈なものはなかったかもしれない。3日に1階だけではあったものの、かなりじっくり中をまわっていたせいもあったろう。下に降りてから一応全員で記念撮影させてもらって、帰る前に私は職人さん一人一人によろしくお願いしますと挨拶してまわった。そのときにはみなさんと一言ながらも目を合わせながら言葉を交わすことができて、ようやく和気藹々に通ずるものを感じることができたかな? ヘンに頭でっかちにならずに最初からこういう挨拶の仕方をしていればよかったのである。とはいえ、それは一人一人と話したからこそ感じられたことで、挨拶という場ではどうにもならない話かもしれないが。。

式後はさすがに家族全員疲れ切ってしまい、父はそのまま帰宅。母・妹・妻とは芋甚で甘味を食べたが、豊田さんから誘われていた上野桜木会館での19時からの手嶋さんのレクチャーは最終的にお断りし、この日、妻と私の二人分、宿泊の予約を入れていた澤の屋旅館で22時前には寝てしまった。ちなみにこの旅館、浴場が男女別になっておらず、鍵を掛けてプライベートに入れるので、夫婦向きと言えるかもしれません。やっぱり大きな浴槽はキモチイイ♪

by m-louis : 15:15 | comments (0) | trackbacks (0)

第19回打合せ: 設備関連

INAX ユニットバスの新商品サーモフロア絡みの納期については現在問い合わせ中。

各階トイレの最終確認。
1、3Fが INAX アメージュの手洗なしと手洗あり。
2Fが INAX サティス
色は1、2Fがピュアホワイト、3Fがオフホワイト。2F、3Fには木製の手摺を取付。

by m-louis : 11:45 | comments (0) | trackbacks (0)

第19回打合せ: サッシについて

1F車庫後ろのガラス戸は遮音・防露・UVカットといった点から日本板硝子のスペーシアなど再三検討されてきたが、コスト面を第一理由に(製品価格が通常の3倍以上になるばかりでなく、そこのレベルをあげることで他のレベルもすべてあげなければならなくなる)通常のサッシを使うことで決定。但し、一応あとからスペーシアが入れられるよう、サッシ自体は通常の6.8mm対応ではなく9.8mm対応にしておく。

網戸の色は現状標準品が黒なので、特注のグレーは用いず、黒とする。
うちのサッシは基本的にトステム製で計画されているが、そのトステムが2004年1月受注品から網戸の色をすべてそれまでのグレーから黒を基本色とし、グレーは規格品外扱いにしたらしい。
う〜む、網戸のイメージってなんかグレーなんだけどな〜。
詳しくはトステム社のニュースリリースにて。

サッシ色はお寺側ガルバリウム仕上げ面をシャイングレー、その他を黒で決定。
実際そんなに深く議論される感じにならなかったんだけど、豊田さんの強い要望により白吹付+黒サッシという組み合わせで確定した。妻と初期イメージの父、後期イメージの私が茶色の方がいいのではないか? また母と初期イメージの私はシャイングレーがよいのでは? といった具合に黒はちょっと冒険になるなという印象を家族全員が持っていたのだが、誰もが明確なイメージを作れてる状態でもなかったので、最終的には豊田さんの一存に委ねることにした。

妻の「パパリンには何も言わなくていいの?」の一声に押されて、私もようやく義父に玄関ドアの取っ手を作ってもらうってのはどうか?という提案を持ち掛けることができた。で、意外にあっさり承諾され(ひょっとすると遠慮もあったのかもしれないが)、今後はその方向で検討していくことに決定。

by m-louis : 11:42 | comments (1) | trackbacks (1)

第19回打合せ: 3月工程確認

三鷹&大阪の家族全員が揃って出席できた打合せはこの日が初めて。さすがに5人で訪問すると初音すまい研究所も狭い。しかし、私はこうして全員顔を揃えて打合せできる機会が持てたということが妙に嬉しかった。その喜びをひしと噛みしめていたのは私だけだろうか?

この日の打合せは上棟式を控えていたため時間は短かったが、その割に内容は濃かった気がする。
主な内容は工程確認、サッシについて、設備関連について。

3月は3/12(金) あたりまでが鉄骨工事、3/13(土) にシンダーコンクリート(※1)、そして同日から ALC基礎型枠(※2)、3/16(火) ALC基礎生コン打設(※3)、3/17(水) から3月一杯は ALCパネル取付作業(※4)と予定が組まれることになる。
私は ALCパネル取付作業前後に再上京ということに。

サッシについては別稿にて。
設備関連についても別稿で。

−初音すまい研究所、鷹匠、現場
−11:00〜16:30
−豊田さん、矢原さん、父、母、妹、妻、私
−工事工程計画表、打合せ記録

by m-louis : 11:00 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月05日 (金)

古材搬出

040305_1242_maruta.jpg甲州街道から三鷹通りへと入るところにあるガストに11時半待ち合わせということにして、食後12時半ちょっと前にまずは丸太を預けてある斉藤倉庫へと向かう。搬出古材整理確認の記事でも書いたように斉藤倉庫からは事前に所内でのトラック駐車は控えてほしいと言われており、どこにトラック2台を停車させるか懸念されていたのだが、いざ事務所で聞いてみると昼休み中で作業はしてないので所内に入れてしまって構わないと言われ、ほっと一安心。三鷹通りって言問通りと同じような道幅・歩道幅で路駐がかなり厳しいところなのである。

予定では阿部建築のトラック2台に乗用車1台の3台で現場に乗り込むという話だったが、豊田さんもトラックに便乗して乗用車なしの2台のトラックを、阿部建築の後藤さん、渡久地さんが運転されてやって来られた。私も現場への移動は渡久地さんの運転する大きい方のトラックに豊田さんと3人で乗車。

040305_1252_nokogiri.jpg丸太は歩道ではなく、倉庫の前の駐車場に並べて置いてあり、さっそく採寸。山本さんの判断で1本だけ4m前後に切っておけば、あとの3本は切らずとも荷台に載せられるだろうということで、まずは4本すべてをトラックに載せて、一番長い6mの丸太はトラック上で山本さんが手鋸で切断。その仕事の早いこと早いこと。途中、太いな〜といって一息入れられてはいたけど、まあ、あっという間に丸太は切り落とされました。
やっぱり電動ノコギリで切断するよりも全然切り口がキレイだし、無駄な木屑も残りません。
その後、こちらも阿部建築メンバーの早業であれよあれよという間に丸太はトラックの上でひもを掛けられ、搬出準備完了。斉藤倉庫の部長さんに挨拶して三鷹通りを北進。一路、三紘のトランクルームへと向かう。

040305_1338_katomado.jpg車は向かいの100円/30分パーキングに入れ、手早く搬出。
一応、聞いてみようということになっていた、華燈窓地袋襖を書院下収納に使えないか豊田さんに聞いてみるも、サイズが小さすぎて合わないだろうとのこと。真ん中が空いてるとちょっと不格好なのかな? そしてこちらも丸太同様、手早く荷台に積み込む。華燈窓のみ横幅が大きいので、丸太用の大きいトラックに。ほかは軽トラックにまとめて退散していった。
丸太以外の建具は阿部建築に、丸太は余所の倉庫に一時保管するらしい。

by m-louis : 12:40 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月03日 (水)

サーモフロア体験

京橋の INAX アーキプラザ は1Fに建築関係の書籍が豊富な書店があるために学生時代からよく行ってたけど、ショールーム目的で行ったのは考えてみると今回が初めてだ。

で、ショールームでは早速問題のサーモフロアの納期について聞いてみたんだけど、結局工務店が間に何軒代理店を入れてるかによっても違うから施主相手にそれを教えることはできないらしい。ただ、とりあえずわかってることはサーモフロアの入った i-bath 2003 を受注できるのが4月1日からということ。この件に関しては、どうやら工務店に任せるしかないようだ。

販売前ではあるが、一応サーモフロア体験と称して、ショールームにはわざと下地を冷やした状態にしたサーモフロアと従来の床が触って較べられるように置いてあった。
で、触ってみるとサーモフロアは暖かいというわけではなく、冷たくないものなのだということがよくわかる。対して、従来フロアは触るとヒヤッとするのを最初にどうしても感じずにはおけない。
この違い、老齢者の心臓麻痺の問題とか考えると結構バカにできないものだと思う。
ラベンダーズのフットマッサージのおかげで知ったことだけど、足裏って本当に重要だからね。
竣工が多少遅れても導入した方がよいような気もするが如何なものか?

i-bath 2003 の紹介ページ3スクロール目くらいに<冷たさを感じにくい床「サーモフロア」>として紹介されてます。
あまりサイト内では大々的に謳ってないのは何でなんやろ?

by m-louis : 17:54 | comments (1) | trackbacks (2)

INAXブックギャラリー改装中

現場見学の帰り、せっかく上野近辺まで来ているのだしということで、銀座線に乗って京橋の INAXブックギャラリー まで足を運んでみた。
そしたらば生憎の店舗改装中で、中で店員がごちょごちょやってるのは見えるのだけど、中に入れない。う〜む、ついてないというか、こういうこと、私、滅法多いのです。
家族には雨男ならぬ休業男と言われてる。
ただ、上階のギャラリーやショールームは空いてるみたいだったので、中に入ってここで働く知人のTさんがいないか聞いてみたら、ギャラリーのところまで降りてきてくれた。

すると私が INAX: サーモフロア といった記事を書いてたことも見ててくれて、ショールームで詳しく聞いてみたら?と勧めてくれたり、あとは 塚本由晴+西沢大良著『現代住宅研究』はなかなか侮れない本だって話をしたり(まだ私は立ち読みしかしてないんですが)、あとは 10+1 のサイトが最近 Movable Type 仕様に作り替えたって話を教えてもらったり、結局書店は改装中だったけど、本屋で立ち読みするのに相当するぐらいのお買い得情報をいろいろゲットすることができました。Tさん、謝謝!

ショールームでサーモフロア体験については別稿にて。

by m-louis : 17:30 | comments (0) | trackbacks (0)

仮設工事

040303_1458_kasetsu.jpg建設現場として最もイメージしやすいのがこの光景じゃないだろうか?
建方(※)後の構築物を取り囲むように丸い鉄パイプで足場が組まれ、それがシートで覆われている。なぜに建設現場でその印象が強いかといえば、それはその状態での工事期間が全工程において一番長いからだろう。あの白い膜のシートは周囲環境への安全配慮はもとより騒音対策にもなるらしい。その中で今後の内外構工事のほとんどが行われる。
040303_1502_abe.jpgシートには阿部建築の名前とマークが記され、母はその明朝体のロゴが好きらしい。私もABEと丸まった感じに構成されたマークを気に入っている。

さて、そうしたシートで囲うまでの工事を仮設工事または仮設足場工事(※1)と言い、その仕事にあたるのが鳶工=鳶職(※2)の人たちである。実は彼らとは1月初めの根切り工事でも顔を合わせており、この日は嬉しいことにシートの張られた敷地の中に入れさせてくれた。

仮設工事は前日から始まっており、すでに枠組足場は組まれ、この日の午後には大方シートを張り終えた感じだった。というか、私が到着した時はシートが足りなくなったとかでシートの補給を待っているところだったのだが(^^;)、とりあえず作業中の様子をデジカメで撮りたかったので、近所のデニーズで到着を待ち(デニーズの店内からうちの敷地は見えるのである)、改めて出動。そこで鳶の棟梁の「入っていいよ」の一言があったのである。いや〜、待っててヨカッタ♪

040303_1542_wall.jpg基礎工事でコンクリートが敷かれた後の敷地に足を踏み入れたのはこのときが初めてである。
これまで土だったところがコンクリートになっているというのは、考えようによってはトンでもないことで(ある種の侵犯行為と言えないだろうか?)、しかしまあ、それが鉄骨の支えとなり、1階床面の下地ともなるのだ。まだ壁が張り巡らされたわけではないので、建物内部に立っても土が見えなくなった訳ではない。それでもやはりここまで計画し作り上げて来たものの内部に足を踏み込むと気持ちは昂揚するものだ。見えないはずの壁がその気がなくとも想像上で立ち上がる。040303_1541_tobi.jpg1階天井は外から見ていたときには低く感じられて心配していたのだが、中に入るとそんな心配も無用だったことがわかった。お寺側小階段付近に立ち『壁畫に集ふ』が展示された状態を想像する。現状だと収納・トイレ壁がなく余裕もあるが、それが立ち上がるとちょっと窮屈になってしまうか? 豊田さんは壁だけ張られると狭く感じられるが、天井や床も入るとその比率が全体で縮まるのでさほど窮屈さは感じなくなると言われていたが、そればかりは実際に体感してみないことにはわからない。

敷地内で撮影している間に鳶さんたちは鉄骨の梁・柱を軽々飛び移ってシートをほとんど張り終えてしまった。残すはタロップとお寺側のみといったところで、私は退散。

by m-louis : 14:28 | comments (0) | trackbacks (0)

建て方→折板搬入

040303_view.jpg
遠景
040303_1f.jpg
1F応接間 
040303_2f.jpg
2Fダイニングからテラスを見る

040303_oriita.jpg初音すまい研究所@監理報告より

2/28に建て方を行いました。
(写真↑は3月3日に撮影)

床に敷く折板が搬入されました。
(写真→)

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2004年03月02日 (火)

搬出古材整理確認

長らく斉藤倉庫三紘のトランクルームに預けてきた三鷹金猊居古材の搬出日が3/5(金)に確定。
当日はトラック2台に乗用車1台、阿部建築から3名、それに豊田さん、私、ひょっとすると父の最大6人で出動する。丸太はそれほど大きいのだ(※1)。また、阿部建築の山本さんの丸太とそれ以外の古材を一緒にすると危ないという配慮もあって、トラックは2台で馳せ参じることになったらしい。

斉藤倉庫には搬出日時の確認の電話。
さすがにトラックを所内に駐車されては困るということで、丸太は午前中のうちに歩道まで出しておくとのこと。路駐の件も含めて、ちょっとカッティング作業が大変になりそう。

トランクルームの搬出物も整理しながら確認した。

欄間(大)×2
欄間(小)×1
華燈窓×1
書院欄間×1
書院障子(4枚)×1
書院桜板×1
--
・床の間天袋襖(4枚)×1
華燈窓地袋襖(4枚)×1

以上、持ち出し物は7点に、新たに2点使えないかどうか現地で相談する。

040302_1247_light.jpgそれから今回トランクルームで一つ嬉しかったことがある。
これまでどこに行ってたかわからなくなっていた(というか、持って来るのを忘れたんではないかと心配していた)玄関の電灯が押し入れ一番奥から出て来たのだ。
コレ、使えるものなら割とポイントとなるようなところ(それこそ玄関前室)で使いたいんだけどなぁ。

by m-louis : 15:24 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年03月01日 (月)

鉄骨本締め

040229_0922_honjime.jpg
仮止めしてあった鉄骨溶接部のボルトを本締めしました。

by m-louis : 16:31 | comments (0) | trackbacks (0)
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