2005年07月17日 (日)

食洗機とトップライト

家の引き渡しから1年が経つというのに、我が家では一度も使われていない設備機器がある。食洗機と略称される食器洗い乾燥機がソレだ。

この食洗機に関しては計画時それなりに一悶着あった。
唯でさえモノで溢れかえっている我が家なのだから、システムキッチンとして少しでも有効に収納スペースを取っておいた方がいいのでは?というのが母以外の意見であったが、母は食洗機にこだわったのである。確か「お客がたくさん来たときに苦労するのは結局私一人なのだ」とかなんとか言って‥‥。まあ、食洗機自体が収納の役割も果たせはするので、皆、母の願望に割と早くから折れた恰好にはなっていたが‥‥。
(というのも、ここで抵抗するとあとあと面倒くさいので)

by m-louis : 16:03 | comments (0) | trackbacks (1)

2005年07月12日 (火)

帰る家

先週末、谷中の実家家族と私共夫婦合わせて5人で、愛知県一宮市北方町の木曽川べりにある母方祖父の墓参りに行ってきた。先月行った諏訪の墓には祖父母ふたりの遺骨が眠るが、こちらはM類家代々の墓から数百メートル離れたところに分骨された祖父の骨だけが埋葬されている。要するに代々の墓はもう飽和状態なのである。曾祖父母の代までは土葬だったという話だし。。(汗)

以前「家と命」というエントリーで細木数子の暴言を引き合いに出して、しかしながら家が出来たからにはご先祖様にその報告と感謝の気持ちは伝えておいた方がいいんじゃないかということを書いたが、竣工してもうすぐ1年というところでようやく墓前でのその機会は得られたということになる。血族ではない父も何となくそれを気にしてたらしきところがおかしかった。何はともあれ、我が家の新築に亡くなった祖父母の関与するところは大きいのである。

by m-louis : 04:37 | comments (4) | trackbacks (0)

2005年07月07日 (木)

ガルバリガルバニ、トタン

TUTANAGA SHED先月あたりからすっかりハマッてしまった Photo Sharing Service の Flickr!(サーバ容量気にされてる方にも使えると思う)。
写真共有のネットワークなだけに国内に留まらず世界とアクセスしてた方が圧倒的に面白いので、なるべく頑張って英語でタイトル表記してるのだが、そこで結構困りものになってるのが建築用語君たちである。

例えば「トタン」。
一部の好事家の間でこよなく愛されるこの建材を和英辞書で引いてみると「galvanized iron」なんて出てくるのだが、これじゃー若手建築家などが好んで使いたがる「ガルバリウム」と同列になってしまい、味も素っ気もあったもんじゃない。まあ、ガルバ派の人たちからしたら、錆付きやすい亜鉛合金めっきだけのトタンとそれに長期耐久性を兼ね備えたアルミニウムを混入させたガルバを一緒にすんなよ!とむしろ反論喰らいそうでもあるが、いずれにせよ、一緒くたにされては困る用語たちなのである。

by m-louis : 05:36 | comments (7) | trackbacks (1)

2005年07月02日 (土)

高過庵とスナフキン

TAKASUGI-ANまず「高過庵」へこれから行ってみたいと思っている人たちのために書いておく。
高過庵に行くには「神長官守矢史料館」を目指せばよい。茅野駅から「宮川高部の〜」とでも言い添えてタクシー運転手に話せば、大抵のタクシーは連れて行ってくれるはずだ。ただ、宮川高部で帰りのタクシーを拾うのは難しいかもしれないので、待機してもらうか事前にタクシー会社の電話番号を控えておいた方がよいだろう。

そして高過庵は神長官守矢史料館入口付近からは見えないが(※1)、史料館右手30m先くらいのところにある舗装された道に出れば、山の方にぽつんと浮かび上がってるのが確認できるはずだ。または史料館で場所を聞けば、説明好きな館長さんがいつでも気さくに教えてくれることだろう。私たちに対してもそうだったが、ネット上でも館長さんの親切な人柄については多くのサイトで触れられている。

JINCHOKAN MORIYA HISTORICAL MUSEUMちなみに母と私は史料館に来るのは2回目。
ところが諏訪在住の善n叔父さんはこうした施設があることすらご存知なく(後でお会いした奥様は学校の先生をされてるだけに知っていたが、地元ではあまり知られていないのだろうか?)、それで高過庵に向かう前にまずは史料館に入館した。そこで館長さんから高過庵の場所を聞いて、上記のように舗装道路に出て行くか(車でも行ける)、あるいは畑の中を強引に直進するかの方法を教わった訳だが、ここは年配者二人に合わせて舗装道路迂回順路で行くことになった。

ところで「そんないざ行かん!」とする直前に私は史料館の中で高過庵の姿を見つけてしまったのである。
何と!高過庵は史料館のトイレから窓越しに見えるのだ♪
人見知りがちで、高過庵の場所を誰にも聞く勇気が持てない人(世話好きの館長さんと話さないということの方が難しそうだが)とか、窓越しの写真を撮るのが好きな方は、用がなくともまずは史料館でトイレに入ることをオススメしておく。

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