他方で群れなす稚魚は割と水面すれすれのところを泳いでいる。そこでこちらは完全にノールックでカメラを上に向けて撮影すると、稚魚以外にも冒頭の写真のような思わぬ光景が撮れるということに気づいた。要するに水中からの空と川の縁の写真である。もちろん川泳ぎをしているときにも目にしているはずの光景ではあるのだが、水の屈折によってか魚眼レンズを覗いているような写真が撮れる。そして、ここで Wikipedia で「魚眼」を調べてしまうと、ストビュー以外にも地味に Google Map に搭載されていた「その他」機能とほとんど変わらないことを演じていることになるのである。