その話の経緯は妻のブログに譲るとして、こちらではその葦と大阪天満宮との繋がりについて少しググってみることにした。すると思いのほか、その歴史は浅い。天神橋筋商店連合会会長の土居年樹氏の紹介ページや伴ピーアール株式会社の環境事業部のサイトなどによると、その試みが始まったのは1997年。水上祭として水環境への問題意識を高めると共に観光資源のPRとして、天神祭の行われる大川の源である琵琶湖の葦をという話になったらしい。「琵琶湖を流れでた水は大川の天神橋まで約23時間、大阪湾までは約24時間で流れ着きます」という話で、どうせならば丸一日掛けて葦を船に載せて流しても面白いように思うが、ちょうど水郷めぐりの船を降りて我々が目にしたものとは「天神祭御用 茅輪御用材 奉納 龍神のよし」と書かれ、葦を荷台に載せた軽トラックだった(汗)
まあ、とはいえ、この我々が乗った「元祖近江八幡水郷めぐり」の船を出している近江八幡和船観光協同組合の協力により、そうした事業展開、町のつながりができているというのは嬉しい話である。妻もベタ褒めしている我々の船を漕いでくれた72歳の船頭さんも毎年天神祭には招待されているらしい。
ちなみにその船頭さん、『御宿かわせみ』というドラマで主演の高島礼子を船に乗せる船頭役としてドラマにも出演しているのである。本当に職人気質というタイプの船頭さんだったけど、高島礼子さんのことを話すときだけは妙にデレデレだった(^^;)
ところでいよいよその天神祭も間近ということで、人で混み合う前に大阪天満宮の大門に近江八幡の葦で作った茅の輪を確認に行ってみた。なるほど今まで気にして見たことなかったけど、天満宮に訪れる人は皆、この琵琶湖の葦で出来た茅の輪をくぐることになる。しかし、この葦の茅の輪、どこかで見覚えがあるな〜と思っていたら、同じ大阪天満宮で行われる「星愛七夕祭」のときにも利用されていたのだ。このときは茅の輪をくぐる道が作られるので、むしろそのときの方がインパクトは強いと言えるかもしれない。

尚、先に紹介した伴ピーアール株式会社では琵琶湖の葦を使って「レイク パピルス」という紙を作っているらしい。その用紙で出来た封筒・葉書や名刺があるみたいだけど、もし真っ当な名刺を作ろうと思ったときにはここのを使っても良い気分。また同じくその「レイク パピルス」で作ったという絵本『ヨシものがたり 〜水と共に生きる暮らしの中で〜』というのもかなり気になるところだ。
※写真はクリックするとどれも微妙に違う拡大写真が出ます。
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