September 24, 2004

開眼式

当初、9/23(木) に予定されていた説惇さんの開眼式(※) だったが、私の上京スケジュールに合わせて翌9/24(土) 午後に日程を工面してくださった。おかげで5年ぶりくらいの再会を果たせた訳だが、80歳を越えてるとは到底思えない元気な様子で、谷中の家までも根津駅から坂道を一人歩いて来られている。通りがうるさいでしょうと言ったら、家は街から近いところにあった方がいい。このくらいのうるささぐらいがちょうどいいんですよと言われていた(笑)

祖父か祖母の命日前後にいつもはいらしていただき、お経をあげてくださるのだが、今回は新しい仏壇の開眼式ということもあって、さすがにいつものお経のあげ方とはちょっと違う。最初に両手を開いて手の平をお仏壇の方に向け、はぁぁぁーっと深い息のようなものを仏壇に向かって送り込む。式後、説惇さんにそれは気のようなものを送っているのですか?と聞いたら、そうすることでその仏壇に魂を導き入れていたのだという。

なるほど開眼式のことは別名「入魂式」とも呼ぶわけだ。詳しくは伊勢丹の儀式110番なるサイトの第6章 季節の主なご挨拶を参照するとよいだろう。

式後、いつものように「では帰ります」という説惇さんをどうにか説き伏せケーキで一服。といってもほんのわずかな時間で、帰りは母が言問通りではなく裏道を案内しながら駅まで見送った。まあ、見送られること自体も何度も断られるような方なのだが。。


by m-louis : September 24, 2004 01:40 PM
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