October 03, 2005

スウェーデン土産

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実家から届いた荷物に北欧を旅された元?初音すまい研究所の矢原さんからのお土産が入っていた。スウェーデン産チョコレートと STOCKHOLMS STADSBIBLIOTEK(ストックホルム市立図書館)のバッグである。ちなみに上の写真の鞄の絵柄だと平面的に見えるかもしれないが、2F部分の開口部の大きさが端に行くほど狭くなることからもわかるように、四角い箱状の1F中央部に円筒形の筒がどしんと埋め込まれたような感じで、内部の書架もぐるっと一回りできるようになっている。まあ、Flickr! などで実物の写真を見てもらった方が手っ取り早いだろう。

ちなみに設計したのは「スウェーデン建築の父」と呼ばれるエリック・グンナール・アスプルンド(Erik Gunnar Asplund・1885-1940)。阪急の件で出て来た伊東忠太は日本の「建築巨人」と呼ばれるが、彼は1867年に生まれ1954年に亡くなっているのでアスプルンドの人生をすっぽり覆うだけ生きていたことになる。それが父と巨人の違いってヤツだろうか?(^^;) 北欧デザイン紀行「アスプルンドとの出会い」というページの下方には色が白のバッグの写真も出ている。判の大きな図録等を持ち歩く向きには(つまり建築科学生にとっては)如何にも便利そうである。


by m-louis : October 3, 2005 06:01 AM
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