September 30, 2004

防水工事完了立入禁止

防水塗膜工事本番前夜の雨はさほどひどくならず、この日は朝から曇り空。工事はやるのかな?と思っていたら、お昼前に東京コートの防水屋さん2人が昨日持ち帰った網戸の取付と乾き具合の確認のためにやってきた。そのときは乾き具合が不充分だったのか気づかぬうちに帰られてしまったのだが、晴れ空の出て来た午後に再び来て本番塗膜工事をしていたようだ。「ようだ」と書くのはいつ頃から来てたのか全然気づかなかったからだ(^^;)

いずれにしても気づいたときにはバルコニーの底面は光沢のある灰色になっていて、まあ、本当にマニキュア塗ったあとのようである。やむを得ない話ではあるが、コンクリートの地肌に較べると如何にも作り物っぽい感じで、何だかちょっと寂しい。でも、たぶんこういう皮質の方が好きな人も多いような気はする。いや、こうじゃないとちゃんとなってないじゃないか!と文句言う人だっていることだろう。言ってしまえば、バルコニーがパッキングされた商品みたいになったようなもので、例えば剥き出しの野菜がカゴに入れられて無造作に売られているのよりもちゃんとパックに入って賞味期限の明記された商品を好む人にはそっちの方が安心なはずだ。

物干し用金物の留め具と話が脱線したが、実はこの日は母と私が何かと出入りが多く、夕方、暗くなって彼らが照明を欲しているのに父が大音量で音楽聴いてて彼らの呼び声にまったく気づかないというミステイクがあった。本当はそのとき妹も帰ってきていたようなのだが、妹はそういう工事には無関心というか、仮に呼び声があっても出ない人だし、てなわけで当然、母が帰ってきて彼らに気づき慌てて点灯し、当然その後には父に対する非難囂々が始まる訳だ。ちなみに私が帰宅したのはそんな囂々が納まり掛けたときであり、結局この日は一日、あまり自分の気づかぬうちに事が運んでしまう、そんな一日であった。あ、ただ、昼時に一時帰宅したとき、こちらが疑い掛けてた物干し用金物の留め具位置にも防水工事してるところは確認出来て、ひとまずはほっと一安心である。

尚、今夜は一日バルコニーには立ち入らないように、そして明日は朝から植木を置いても構わないという指導を母が受けて職人さんたちは帰られたらしい。母が帰宅しなかったらどうなってたんだろうか。


by m-louis : September 30, 2004 01:41 PM
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