July 13, 2004

第29回打合せ: 増減見積報告

7月始めに行う予定だった増減見積もりの報告を兼ねた打合せだが、私の方の仕事の都合もあって約2週間遅れの本日、施主検査のあとの時間で行うことになった。本来のスケジュールでは6月末に設定されており、豊田さんとしてはさらに2週3週と遅れたことでちょっと焦ってられたようだが、報告結果自体が施主側の覚悟していた範囲内で大きな問題にならなかったこともあり、結果的には工事自体も遅れていたので見積りを出すにはちょうどよいタイミングであったようだ。
増減見積もりの詳細は追記の打合せ記録で。

打合せ当日の上京だったため、実は家族内でいくらが限度額かといった実質的な額を出しての話し合いまでは行われていなかったのだが、山本さんから提示された見積書の額を見て私自身はホッとしていたというのが本心だ(両親も何となくそんな顔をしていた気がする)。あとで豊田さんから一般的に増減の見積もりでは建築費総額の10%増という話もざらではないという話を聞かされ、そうした意味でも我が家はその1/4以下で収まっている訳で、最後の最後に目が飛び出すようなことはなくて済んだのである。一応、削れるところは削ったつもりでも、後からの追加要求の方が圧倒的に多かった気がしていたし、相当の覚悟を持って臨んではいたのだが、その点では阿部建築と豊田さんたちのやりくりには感謝しなければならない。

加えて豊田さんからは初音すまい研究所側のミス等により生じたコストについても詳細にリスト提示してくださり、その全てを初音負担という形で請け負ってくれた。ある意味当然のことなのかもしれないが、こうした問題は誤魔化そうと思えば誤魔化せてしまう部分も多くあり、その点において初音すまい研究所はこちらで気づいていた点以上の申告をしてくれたのだから、こちらの方が申し訳ないくらいの気持ちだった。

阿部建築には SD-1 のやり直し工事増額分のみ再調整してもらうことで見積もり関連の打合せは終了。その他の打ち合わせ内容は別稿にて。

しかし、あとから見積書を見ると階段脇本棚の棚板追加増額分だけでも10万円近く掛かっており、軽い気持ちで各段一枚ずつ追加などと言わず、もっとしっかり枚数を検討してから注文しておくべきだったと今更ながら後悔するところもないではなかった。こちらの心掛け次第ではまだいくつか減額出来る要素もあったことだろう。その辺は大阪からの遠距離チェックというのが難しくしている面もある。

−初音すまい研究所
−15:00〜19:30
−山本さん、豊田さん、矢原さん、父、母、私
−見積書、打合せ記録

□◇
初音すまい研究所@打合せ記録より(記録者:矢原)

増減項目について
概ねのご了解を頂く(SD-1 は再調整)

板金
・バルコニー手摺り:スパンドレルに変更(意匠・納まりの為)←初音負担

建具
・SD-1(本体・枠の変更)←阿部建築さんの方で再交渉
・SD-2(本体の変更)
・AW-17 UVカットフィルム AW寸法変更

タイル
・玄関ホール タイル変更

クロス
・廊下-2 中キリシマに変更

木工事
・洋室-3(冷媒管を見えにくくする棚)←初音負担
・廊下-2 下り壁
・キッチンキャビネット上の棚追加
・階段室本棚 受け金物
・各トイレ 紙巻、手摺り等の下地追加
・障子枠調整 ←初音負担
・2F枠(栂→スプルス変更)←初音負担

木建て
・洋室-1・2 の間の欄間追加
・障子引込み戸袋の扉追加
・WD-1、2、3 意匠変更
・レバーハンドル変更 ←初音負担
・WD-6 グレモン錠をフランス落としに変更

塗装
・U.C. をオスモペンキとした文
・追加造作棚
・応接室杉縁甲板

キッチン
・仕様変更
・防水
・排水桶の二重化

衛生
・3F洗面台([W]500 → [W]600)
・1F手洗カバー
・洗濯水栓

電気
・インターホン(モニタ付)
・容量増加分の引込
・TVアンテナ
・応接室照明配置
・ライトコントローラー
・丸太用コンセント
・ダイニング:ペンダント用スイッチ
・給気ファン変更(フタ付)
・ブレーカー追加(40+40A)
・給気ダクト結露防止 断熱材巻
・照明器具

外構アプローチ
・タイル変更

道路切下げ
・別途

以上ご了承いただきました。


by m-louis : July 13, 2004 02:33 PM
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