August 01, 2004

ムアツシキフトン

ところでご近所挨拶のために西川リビングでタオルセットを買ったのはいいとして、そのとき「セール中だったので無圧敷布団も一緒に買ったから」と電話で母が付け加えたのにはさすがに驚きを隠せなかった。

確かに母が自分用に購入した無圧敷布団のことを私はベッドマットよりも数段良いと言いはした。そしてセール中で単価が単価(母のは5万以上したらしい)なだけにかなりの割引額が母の目に飛び込んで来たのかもしれない。

だが、この荷物の全く片付いていない、ばかりか布団だけでも相当数持ち込んで(布団袋たっぷり2袋←それも圧縮済)、これらを一つしかない押入にどう格納するのか大問題の状況下で、さらに新しく布団を買うなど言語道断というほかない。母の弁としては我々夫婦が泊まったときに布団が2組ないけどどうするんだ?ということなのだが、あれだけ大量に布団やマットレスを持ち込んで、その中に敷布団は含まれてなかったというのであろうか? それに事実上、私の妻は今後よほどの用でもない限り、谷中に出向くことはないだろうし、私にしたところで次回の屏風搬入のための上京が終わればもう建築費から交通費を出す訳にも行かなくなるだろうから、ほとんど東京に行く機会もなくなってしまうことだろう。

まあ、母に言わせれば母の大事な友人が泊まるときのためという言い訳でも成立するのだろうが、実際のところ何割引になったかは知らないが5万近くする無圧敷布団に人が寝る回数など年にたかだか10日程度しかないだろう。あるいは母自身が和室で寝たいという願望から買ったものなのか?(それならまだ話はマシだが、しかし、そうなると私が谷中の家を訪れる気はますます失せていくだろう) せめて買うにしても、現在の布団類が押入からどれくらいあぶれるのか、またそのあぶれたものを他の収納にどれくらい回すことができるか見当付いてからにしてほしかった。

しかし時期早計の弁を電話で切り出すと、母は「一言感謝の言葉を言えば済むのに、気分悪い」と逆ギレしてしまい、もう本当にどうしたらいいんだろうね〜の状況である。ところでこのうちでは何かと「ムアツシキフトン」と呼ばれてきた敷布団ですが、西川のは「ムアツふとん」って言うんですな。それと私自身はココで漢字で「無圧敷布団」と書くまでは漠然と「無圧式布団」かと考えちゃっておりやした(^^;)


by m-louis : August 1, 2004 02:16 PM
trackbacks
▲PAGETOP