2014年08月04日 (月)

芸工展2014「金猊馬考」展

天馬図

すっかり更新ご無沙汰してしまいましたが、ひさびさにこちらでも告知!
谷中M類栖/1f は今年も「芸工展2014」に参加します。

芸工展2014 参加プロジェクト
「金猊馬考」展 Kingei Resources vol.19

日時:2014年10月11日(土)~13日(月・祝)・24日(金)〜26日(日) 13:00〜17:00
会場:谷中M類栖/1f
   〒110-0001 東京都台東区谷中1-6-3(Google Map

午年に因んで今年は日本画家・丸井金猊が繰り返しモチーフとした馬の絵を展示。
なぜ金猊は馬を好んで描いたのか? さらには人はなぜ絵を描いてきたのか?
また、焼失した東宝劇場壁画「薫風(騎馬婦人群像圖)」下絵(1937年作)を観ながらの塗り絵ワークショップを開催。戦前の画家は壁画にどんな色を使おうとしたのか?
想像の翼を広げて考えてみましょう。

2009年11月02日 (月)

丸井金猊「生誕百年」展を終えて

丸井金猊「生誕百年」展

今年も「ですます」調を「である」調に差し替えるのが面倒で(文意が変わることもあるし)、そのまま丸井金猊公式サイトで書いた記事を転載してしまうが、芸工展としては4回目となる丸井金猊「生誕百年」展を終え、今年何よりも感じたのは金猊が谷中にだいぶ定着してきたな〜ということだった。

2009年09月06日 (日)

日本画家・丸井金猊「生誕百年」展

「壁畫に集ふ」部分

谷中界隈の地元で毎年秋に開催されている町ぐるみの展覧会「芸工展2009」に
谷中M類栖/1f は今年も丸井金猊リソースの展示で参加します。

芸工展2009 参加プロジェクト [EM-014]
日本画家・丸井金猊「生誕百年」展 Kingei Resources vol.11

日時:2009年10月16日(金)〜18日(日) 13:00〜17:00
場所:谷中M類栖/1f(Google Map

生誕百年に湧く太宰治と同じ年に生まれた日本画家丸井金猊。終の栖となる三鷹に住み始めたのも同じ年。ところが両者の共通項は不思議と少ない。はて...

2009年02月07日 (土)

蔵出し!文京ゆかりの絵画

sympathy
2007年3月18日, 東京都文京区本郷, Nikon D50/46mm

曙ハウス」関連展示でお世話になった文京ふるさと歴史館から平成20年度収蔵品展「蔵出し!文京ゆかりの絵画 ─逸品・珍品、勢ぞろい─」という展示案内が届いた。
個人的には長谷川雪旦「昇竜図」(1824年)を観たいところだが、根津・千駄木界隈を描いた画も多く出品されるようで、昔日の風景を知る意味でも楽しめそうだ。

企画展「蔵出し!文京ゆかりの絵画 ─逸品・珍品、勢ぞろい─」
会期:2009年2月14日(土)~3月22日(日)
主催:文京区・文京ふるさと歴史館
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日
入館料:一般個人100円・団体(20人以上)70円 ※65歳以上・中学生以下は無料
展示解説:2月19日(木)、3月12日(木) 午後2時~30分程度 担当学芸員

2008年10月30日 (木)

丸井金猊リソース ver3.0 #10 を終えて

谷中M類栖/車寄せ

芸工展2008が終わってもう10日も経っている(芸工展本体の終了日は10月26日)。
ブログ更新の習慣を失って以降、こうした展示活動の記録もつい億劫になりがちで、思えば一宮市博物館での特別展「いまあざやかに 丸井金猊展」の総括も未だにできていない。まあ、あれは大展示だったので、期間中に考えたことの色々はその後も頭の中を巡っていて発酵しつつあるので構わないが、こちらの小展示での些細な出来事というのはもう何日かするときれいさっぱり記憶の彼方に消えてしまいそうなので、何とか仕事の隙間(でもないんだが)を見つけて記録しておくことにした。といっても、まるまる丸井金猊公式サイトで書いた記事の転載ではあるが(写真の配置が少しだけ違う)。

2008年10月15日 (水)

芸工展2008「丸井金猊リソース vol.10」

Kingei MARUI Resource vol.10

さて、今年も「谷中芸工展」改め「芸工展」の季節である。と、
ふと、このエントリーを書き出す段になって、これまで芸工展シリーズとしてカウントしてきた今時な小数点バージョン表示を辞めて、純粋に丸井金猊リソースの展示機会を一から数えて行こうという気になったので、急遽タイトル変更しての告知である。

谷中芸工展 参加プロジェクト
丸井金猊リソース ver 3.0 〜知られざる日本画家 丸井金猊〜
      ↓                ↓
芸工展2008 参加プロジェクト [B-30★]
丸井金猊リソース vol.10 〜知られざる日本画家 丸井金猊〜

日時:2008年10月18日(土)・19日(日) 14:00〜18:00
場所:谷中M類栖/1f(Google Map
URL:http://kingei.org/

2008年03月24日 (月)

まちの木霊プロジェクト2008

まちの木霊プロジェクト2008豊田さんから「まちの木霊プロジェクト2008」のDMが届いた。当初、今年は自分も参加予定だったのだが、結局年度末のドタバタで見送らざるを得なくなってしまった。来年もこの時期だとすると、なかなか参加は難しいかな〜。それと搬入・搬出で二度上京しなければならないのも経済的にしんどいと言えばしんどい。
ま、18きっぷの時期なので、時間があれば片道2,300円で済むのだが。。

2007年03月26日 (月)

まちの木霊プロジェクト2007

今年は豊田さんからのDMが届く前に、N的画譚「飛び入り参加の展示のお知らせ」で知ることになった「まちの木霊プロジェクト2007」。neonさんも参加ということで是非とも行きたいところではあるのだが、またまたバッドタイミングで行けそうにない。
というわけで、告知だけでものエントリー。

by m-louis : 17:48 | comments (0) | trackbacks (0)

2007年03月18日 (日)

文京ふるさと歴史館のスウハ曙

文京ふるさと歴史館企画展「文京・まち再発見2−近代建築 街角の造形デザイン」に最終日ギリギリで行ってきた。関連企画の江戸東京フォーラムと合わせて行ったため、実質的に展示物を観賞できたのは正味30分。曙ハウスの展示だけはしっかり観てきたものの、他の展示は流し見する程度で、幾つかあった映像展示も5秒と観られず。やはり根津教会での連携展示が行われていた時期に行っておくべきだったと後悔は大きい。

by m-louis : 16:48 | comments (0) | trackbacks (0)

2007年03月07日 (水)

曙ハウス間取り図の下図

文京ふるさと歴史館で現在展示中の neonさんの描かれた曙ハウスの間取り図については、N的画譚「曙ハウス 間取り図を描く」にその制作経緯が詳しくまとめられているが、拙ブログではその制作前段階の下図作成がどのような手順で行われたか(ある意味どういう情報を書き落とし書き損ねてるかに重点を置いて)触れておくことにしたい。

by m-louis : 13:31 | comments (8) | trackbacks (0)

2007年02月09日 (金)

曙ハウス・リターンズ

ESUOH AKEBONO

根津の曙ハウスが取り壊され、その地が更地と化したのが去年のちょうど今頃。
そのとき「曙ハウス」という実体のほとんどはこの世から姿を消して行ったが、それでも曙ハウスを強烈に印象づけていた看板役者「スウハ曙」の看板プレート、1階階段の手摺り支柱は、処分される前に「Kai-Wai 散策」の masaさんの手によって救い出され、古物商の協力を得ながら、文京ふるさと歴史館に収蔵されている(その経緯については Kai-Wai 散策「曙ハウス・プレートの行方」「曙ハウス - 再び」に詳しい)。

2006年12月25日 (月)

メリーヒマラヤスギ?

cedar

クリスマスツリーというと、=モミの木だと思っていたけど、Wikipedia「クリスマスツリー」を読むと「常緑の針葉樹(主に幼木)が使われ、ヨーロッパではドイツトウヒだが、日本ではモミが主で」とあり、クリスマスの本場ではモミの木が一般的ではないということを今初めて知った。ついでなので「ドイツトウヒ」という耳慣れぬ木も調べてみるとマツ科トウヒ(唐檜)属の針葉樹で「樹形や葉の付き方はモミ属と非常によく似るが、樹皮は茶色で鱗状に割け、(中略)モミ属と異なっている」とあり、要はモミの木がドイツトウヒとパッと見で似ていたから日本ではモミの木がクリスマスツリーに使われるようになったんだろうな〜ということが伺える(但し別説もある模様)。

by m-louis : 03:36 | comments (4) | trackbacks (0)

2006年12月19日 (火)

アトリエ アラン ウエスト: 谷中の床の間

Atelier Allan West

アランさんのアトリエにはこのブログでもお馴染みの mitsubakoさん、flickr 仲間でこの日が初対面だった(といってもまるでそんな気しなかったけど) ya maさん、そして幼馴染みのRちゃんと行った。なぜこの3人と一緒に行くことになったかというと、以前にエントリーした「山門不幸」がその引き金となっている。実はこの前日に長運寺の前を通ったらまだ「山門不幸」の立て札が立っていて、同エントリーを読んでくれてた3人が見たいということで、案内ついでにアランさんのところにも寄ったのだ(ちなみに同エントリーの補記で出てくる「その筋の友人」こそがRちゃんである)。

mitsubakoさんは Abejas e Colmenas「午後の谷中」、ya maさんは posinega「秋の個展めぐり(1)」でそれぞれこの日のことを書かれていて、mitsubakoさんがアランさんのアトリエでのことにも触れられているので、それを一部引用させてもらおう。

by m-louis : 23:33 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年12月17日 (日)

いろはに木工所: お茶の間家具展

irohani*W

芸工展マップで一つ場所を読み違えてしまったのが「いろはに木工所」だった。パッと見ると★マークがへび道沿いに表示されているので、ついそのつもりで探してしまったのだが、よく見ると「いろはに木工所」と書かれた枠から細くて短い線が伸びていて、それがへび道から一本外れた通りを指していた。なので、別の企画に向かおうとして出くわしたときには、自身のマップ読み違いに気づいてなかったもんで、へび道さえ迷う自分はまだまだ谷中モグリやな〜とプチ落胆したものである。

ただ、その「いろはに木工所」自体も谷中に根付いてまだ日は割と浅い。オープンしたのが2005年春ということなので、うちよりも半年後輩ということになる。とは言っても2004年の芸工展参加をきっかけにこの地で独立開業を考えられたというのだから、今年芸工展初参加のうちとは比較にならないくらい町には溶け込んでいそうである。

by m-louis : 16:12 | comments (0) | trackbacks (1)

2006年12月12日 (火)

柿の味

akaji*K

のんびりペースとはいえ、あんまり律儀に芸工展巡りでの企画紹介ばかりしていると、さすがに書く方も飽きてくる。ということで、今回は芸工展巡りの最中に見つけた柿の写真でもアップしよう。この柿は大名時計博物館前の通りからあかぢ坂を下りて程なくのところにあるアパートの塀の上に、無造作にというよりはどちらかというと造作的な感じで置かれていた。※註・追記≫下の写真をご覧になるとわかるだろうが、一部囓られた痕があり、ひょっとすると住人が鳥の餌にでもと置いておいたのかもしれない。

by m-louis : 15:49 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年12月05日 (火)

美容室 CLASSICAL: コジマユウジ展

CLASSICAL

美容室 CLASSICAL は、千駄木駅から三崎坂を上ること3分。江戸千代紙「いせ辰」の斜め向かいにある。ふだん三崎坂を上り下りするときは「いせ辰」の羽子板看板に目を奪われてどうしても死角となりがちだが、芸工展期間中は芸工展フラッグと共に店先に「谷中芸工展・コジマユウジ展・開催中」と三段組みの立て看板が「おいでよ」って感じに親しげな様子で構えていて、髪切る目的がなくても気軽に入って行けた。

会期中も美容室は営業していて、どちらかというとエントランス手前の方に作品は展示されているのだが、奥で営業中の美容サロンの方も額縁に入った鏡がイーゼルに架けられ、美容室自体が不思議な雰囲気。これは芸工展期間中の特別仕様か?とも思ったが、「美容室 CLASSICAL」公式サイトを見てもわかるように、ふだんからイーゼル額縁鏡でカットやパーマは行われているようだ。トイレにもオーナーさんのナイショの展示があったりと美容室全体から芸工展を楽しもうとする雰囲気は伝わってきた。

by m-louis : 12:53 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年11月07日 (火)

台東桜木郵便局: 絵手紙展

SAKURAGI POST OFFICE

区画は違うが実家から歩いて1分もないところにある台東桜木郵便局では「絵手紙展」と称して、手描きの絵葉書が壁一面に飾られていた。マップの解説文に「へたで良い・へたが良い」と書かれているが、結構一つ一つ見ていくと味があって面白い。とりわけおばあさんが「動けなくなった(つまりは死んじゃった?)カブトムシは描きやすい」と書き添えて描かれていたカブトムシの絵には笑えた。

by m-louis : 10:54 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年11月06日 (月)

nagomiya わぁい: 手仕事展

nagomiya

アジア雑貨を主に扱う「nagomiya わぁい」は藍染大通りへと繋がるあかじ坂を下って澤の屋旅館の手前十字路を右に曲がってしばらく歩いたところにある。「生活の中に 和<なごみ>の雑貨を提供」ということから店の名前が付いたようだ。

芸工展には『手仕事展』というタイトルで「手作り」であることをコンセプトに集められた雑貨が主に置かれていた。特に目を引いたのは、オーナーさん自らが作られた文庫用ブックカバーで、ご本人が本を読まれる際に不満に感じられていること(例えばヒモしおりが中途半端なところで折れてたり、読むのに邪魔になったりするなど)を解決すべく工夫が凝らされていて、ちょっと食指が動かされたが、何分ふだんの生活で文庫本を読む機会が激減してしまっているので、買うのは控えてしまった。

by m-louis : 12:24 | comments (4) | trackbacks (1)

2006年11月04日 (土)

金継ぎ nico: 金継ぎの展示

nico

根津藍染町の丁子屋さんの通りを挟んで向かいにキウイ棚のあるお宅があり、その脇の路地を入っていくと大阪屋荘という、なぜに谷中で大阪や?とツッコまずにはおれない集合住宅が出てきて(って、そのツッコミをいつも受けてるのはこのブログでありますが>汗)、その1階に金継ぎ「nico」はあった。

by m-louis : 11:44 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年11月03日 (金)

nido: 明かりの時間

contemporary glass nidoステンドグラス工房「nido」は neonさんが今年の5月にノマドカフェで行われた個展「ピアニシモな建築たち」で一部の画の額を作られ、「nido×neon」って形でコラボレーション展示されていたので、前から気になっていた場所だった。neonさんご自身も、去年の芸工展をきっかけに「nido」を見つけられ、そこからコラボ展示へと話が展開していったことを「てのひらサイズの画」というエントリーで書かれている。

確かに芸工展のような機会でもないと、谷中ぎんざのすぐ脇にあるとはいえ、細い路地の一歩奥に入ったところにある nidoは、若い女性などには入っていくのにちょっと勇気の要る場所かもしれない。
入り口に「ファミリー服装学院」「マキシマ研究所」といった看板があるってことも、最初から目的にして行く人でないと、深追い散策人でもない限りは私有地に侵入するような感覚に陥りそうである(笑)

by m-louis : 11:54 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年11月02日 (木)

古書ほうろう: UZO展

secondhand bookstore 'horo'

94. 中原絵亜: 空の日記(詩展)」を見た後、すずらん通りを不忍通りに抜けて、まだ昼までに少し時間があったので寄ってみたのがこの古書ほうろう。まだまだ谷根千モグリなだけにこの古本屋に入ったのも恥ずかしながら初めてだったのだが(前を通ったことはあって気にはなってたのだけど)、谷中を生活拠点にし出したら間違いなく何度となく通うことになるであろう私にとっては充実した品揃えだった。

by m-louis : 11:38 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年11月01日 (水)

中原絵亜: 空の日記(詩展)

air nakahara

さて「谷中芸工展2006巡り」で「個人的に印象の強かったところを幾つかピックアップして、追々個別にエントリー」としてみたものの、どのように紹介していくべきか?
私にとっては芸工展巡りのほとんど一番最後の方で回った場所であったが、まずは千駄木のすずらん通りの一角を利用して展示されていた中原絵亜さんの「空の日記(詩展)」から取り上げてみたい。この企画、捉えようによっては今年の芸工展で唯一(?)芸工展そのものをモチーフとした非常にメタ色の強い企画なのである。

by m-louis : 11:26 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月30日 (月)

谷中芸工展2006巡り

なんだかまたバタバタし出してきていて、丸井金猊リソース紹介はおろか、主に午前中に巡った谷中芸工展の他の参加企画のことも書くのが遅延して行きそうな気配濃厚である。とはいえ、幾つかの企画のところではエントリーさせてもらいますね!などと言ってきてしまっているので、とりあえずは遅れそうな旨、言い訳のエントリー(汗)

by m-louis : 02:10 | comments (0) | trackbacks (4)

2006年10月26日 (木)

丸井金猊『南天絵圖』

kingei marui

1932(昭和7)年に描かれた『南天絵圖』は、サイズ W725×H1,200mmで、絹本に着彩・軸の仕様。保存状態は前回紹介した『鷺圖 (仮)』よりはマシな環境といえるだろうか? 一応は桐の絵具箪笥の下段抽斗の中に絹本を丸めた状態にして包装紙で包んで収められていた。タイトル・年数情報はその包装紙に祖父がペン字で書き記していたものによる。表装は昔から何かとお世話になっている三鷹の飛高堂にお願いした。

by m-louis : 09:58 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月22日 (日)

雨音と共に終了す

谷中芸工展はここ2年、雨に祟られていたらしい。終了後のアンケートでも雨が降らなきゃ…という声が多かったらしく、今年は台風シーズンを避けた2週遅れの10月14日スタートとしたことが大正解だったようだ。実行委員日記「芸工展最終日」にもあるように最終日前日22日の16時過ぎくらいから最終日終了までは降られてしまったが、それ以外の日は概ね晴れやかな日が続いてくれた。開催時期をずらしたことで、例年は同時開催的だった art-link とは14日・15日の2日間しか重複しなかったが、それを差し引いたとしても、マップ片手に回る芸工展にとって天気という条件は大きい。

by m-louis : 18:00 | comments (0) | trackbacks (1)

2006年10月21日 (土)

一服して最終日を

明日で谷中M類栖/1f は谷中芸工展よりも一足お先に(一日早く)終了。
で、あと一踏ん張りということで、ちょっと一服って感じのエントリーを一つ(笑)

谷中M類栖/1f は芸工展マップでは38番という番号が割り当てられてるんだけど、一つ間を空けて40番のマクケノエンでは図画工作愛好家の佐藤直樹さんの粘土人形(?)が気持ちよさそうにお灸で一服中

by m-louis : 10:34 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月20日 (金)

芸工展マップを玄関先に

時すでに遅しの感もないでもないが、芸工展マップを玄関先に貼ってみることにした。展示が始まる前の午前中を利用して、なるべく他の参加企画も見に行くよう心掛けるようにしていたのだが、芸工展マップは地図が企画説明の裏面になっているため、町中で両方を照合するのに結構苦労することが多い。サイズが大きいので、マップを広げたときに風が吹くと思い切り煽られるし、細い路地や小さなお店のなかでも、広げるのにはちょっと向かないサイズなのだ。そんなとき、本部の蒲生邸脇や初音すまい研究所前にマップが貼ってあったのは非常に重宝した。この状態なら、企画説明の解説をマップを見ながらちゃんと確認できたのである。

by m-louis : 12:23 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月19日 (木)

一番高い芸工展ポスター

本日、谷中芸工展2006 の実行委員さんが見え、ひょっとするとうちのバルコニーの外壁に張られたポスターが今芸工展中、一番高いところに張られたポスターじゃないか?とのお話。なるほど、そんなことは全く考えたことがなかったけど、谷中は全体的に低い建物が多いので、その可能性は高いのかもしれない。加えてうちは谷根千でも最も海抜の高い立地にあるので、海抜で考えても一番高いのかもしれない(笑)

by m-louis : 14:38 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月15日 (日)

谷中M類栖/1f オープン

谷中M類栖/1f、なんとか告知した10月15日の14:00 までに片付け&展示作業を終え、無事オープンさせることができました。初日からお越しいただいた皆さん、大変ありがとうございます。ただ、せっかく初日にお越しいただいたのに大変申し訳ないことに、丸井金猊リソースの展示リストとプロフィールを記した用紙の準備が間に合わず、それをお渡しすることができませんでした。同用紙の PDF ファイル(2.7MB)をサーバ上にあげておきましたので、よろしければこちらからダウンロードしてみてください。

尚、以下は初日を終えての所感(以上で「ですます」調は終了)。

by m-louis : 14:00 | comments (6) | trackbacks (3)

2006年10月14日 (土)

谷中坂町々会の回覧板

芸工展の準備をしていたら夕方過ぎに玄関からパサッという音が‥‥。
夕刊や郵便にはちょっと遅いだろうと思って見に行ったら、郵便受けに届いていたのは台東区谷中坂町々会の回覧板だった。今住む大阪のマンションはもとより、三鷹でも見たことなかったのに、さすがは下町・谷中と言うべきか?

しかし、中を見ると専ら広告が主でお知らせ事項はほんのわずかだった。
でも、可能であるなら、これにうちのDMを副えたい気分である(^^;)

by m-louis : 18:29 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年10月13日 (金)

スタンプラリーは紫で

谷中芸工展スタンプラリー用の印肉、紫色のを大阪の100円ショップで買って行ったんだけど、少々色付きが悪い。やはり安物は安物ということか?(泪)

紫色を選んだのは、マップの地色に緑が多いので、そこから少々遠い色の方がよいかと思ったからだ。ただ、保護色の赤まで行くと行き過ぎかな?と。。
ちなみに私が押して回った中では黒が一番多く、そして一番しっかり発色していた。安物でない黒は家にあったので最初からそちらを使えば良かったとちょっと後悔。

by m-louis : 14:01 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年10月01日 (日)

谷中芸工展2006 DM

9月29日(金) に谷中芸工展ガイドマップの折り込み作業「四季折々」を手伝いに行った母が手伝い特典として早めに受け取ったマップをDMと一緒に送ってくれた。
まだマップの紹介は公式サイトでもされてないようなので、ネタバレになっても何だしまたの機会に譲るとして、このエントリーではDMの方を軽く紹介しておこう。

by m-louis : 23:11 | comments (2) | trackbacks (1)

2006年09月21日 (木)

Geidai Earth

実家からの荷物に芸大絵画棟8Fから我が家の方角を撮影した写真が入っていた。
なんでも芸大が9月8日〜10日まで藝祭期間中とのことで、その期間に8Fまで上ってきたようだ(まあ、ふだんからうちの両親は頻繁に芸大に入り込んでいるのだが)。

で、先日の「工事中@Google Earth」ではないが、わかる人にはわかるうちの建物3Fより上部分が今度はちゃんとタラップ薄緑青色で写っている。

by m-louis : 23:30 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年09月16日 (土)

谷中芸工展まで1ヶ月

さて、谷中芸工展2006 までいよいよ1ヶ月を切ってしまった。
差し当たってこれから約1ヶ月半くらいの間は、芸工展関連とその出展物作者である母方祖父=丸井金猊絡みのエントリーが増えてくると思う。祖父についてはこれまで結構色々なところでアウトプットしてきたせいか、思いの外、このブログで触れていないことに気づいた。そこで今回の展示を機に祖父の経歴等も改めて紹介していこうと思う(現在、祖父を紹介するサイトも閉鎖→再制作検討中状態にあるので)。

by m-louis : 23:51 | comments (3) | trackbacks (0)

2006年09月15日 (金)

工事中@Google Earth

日本語版「Google Earth」が公開された。去年6月にも「Google Satellite」というエントリーで、Google Maps BETA版の Satellite 機能を紹介したが、前回が世界地図の衛星画像版だったとすれば、今度の「Google Earth」は衛星写真の地球儀化とでも言えようか? いや、NYタイムズ誌が「鳥のように飛べたらいいなと思ったことはありませんか…」とレビューしたように、鳥のように上下左右にグラインド可能な視座を得たとも言える。と言っても、結局画像自体は一視点で撮られた写真に過ぎないので、ズームインすれば所詮その3D感覚は画像を歪ませることによって錯覚させられているものであり、視点の切れ目のズレ(アラ)は補いようのないものなのであるが、、そういう意味では「Google Earth」が楽しく感じられるのはズームインしたときよりもズームアウトしながら「地球は丸い」と感じさせられるときである。

by m-louis : 23:29 | comments (7) | trackbacks (1)

2006年09月01日 (金)

谷中芸工展2006ポスター

実家から「谷中芸工展2006」のポスターが届いたという電話。

by m-louis : 23:36 | comments (2) | trackbacks (1)

2006年08月23日 (水)

マピオンのキョリ測β

去年来のサテライト写真ブームのおかげで、最近は専ら地図検索には Google MapYahoo! 地図情報しか地図検索に使わなくなってしまっていたのだが、久々にマピオンにアクセスしたら「キョリ測β」なる新機能を発見! コレ、以前からPC上で地図を見るときに欲しいと思っていた機能なのである。例えば大阪自宅から桜宮橋東詰のドンキホーテまで行くのに、源八橋を通るのと桜宮橋(銀橋)を通るのとどっちが近いか?とか、谷中実家のJR最寄り駅は上野・鶯谷・日暮里でどれが近いのか?とか、駅を拒んだ町・妻の実家総領町の最寄り駅は上下で正しいのか?とか。。

これまではそれをモニタに定規を当てて計測してたのだが、この「キョリ測β」のおかげでこれからはそんなことをする必要もない。正確な距離はもちろんのこと、徒歩、自転車、自動車での所要時間も出してくれるし、さらには性別・体重・年齢を入力して消費カロリー計算までしてくれる。まあ、所要時間計算の方は徒歩(3.2km/h)というのは少し遅すぎるし、自動車(40km/h)は標準速度なのかもしれんが、信号などが想定されてないようなので、ちょっとアテにならない。谷中実家から上野駅まで2分で付くとは到底考えられないからだ。

とはいえ、この機能はこれからも私にマピオンのアクセス機会を増やさせてくれそうである。ただ、Google Map や Yahoo! 地図情報等にその機能をパクられたら、またそっちに行ってしまいそうではあるが(汗)←サテライト付ければいいのに>マピオン!

by m-louis : 23:45 | comments (8) | trackbacks (0)

2006年07月02日 (日)

谷中芸工展2006説明会

当初はこのために上京も考えていたのだが、時間&交通費の工面が難しく、代理で母に行ってもらった。芸工展サイトの「説明会のお知らせ」にもあるように期日・場所は

【期日】2006年7月2日(日) 19:30〜20:30/2006年7月3日(月) 19:30〜20:30
【会場】不忍通りふれあい館(文京区根津2-20-7)

で、母の電話によれば、参加したのは7、8組。実行委員のメンバーは5、6人来ていたとのこと。基本的には募集要項の提出とそれについての質問、後はサイトに掲載されている説明内容通りで、母に言わせると、わざわざこれのためだけに上京までしなくてよかったんじゃない?ということだったが、個人的には芸工展の公式サイトが今年はどのように展開するのかを知りたかった(あるいは内容次第では提案したかった)ので、その点で行けなかった不満は大きい。それともこの際、スタッフ募集もしてるので応募してしまおうか? でも、さすがに提案のみスタッフじゃ要らんだろな(^^;)

by m-louis : 23:00 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年06月17日 (土)

谷中芸工展の紹介文

竣工して2年、いよいよ谷中M類栖がオフラインで始動します。
目指すは谷中芸工展参加!

ちなみに例年通りに art-Link と芸工展の開催時期が重なってたのであれば、
両方の参加も検討したいところだったのですが、どうも今年は
谷中芸工展:10/14(土)〜10/23(月) <10日間>
art-Link:9/23(土)〜10/9(月) <17日間>
というスケジュールなもんで、残念ながら art-Link の参加は見送ることにしました。

うちの場合、企画内容的には art-Link 向きなのかもしれませんが、参加費が少し張ることと私のスケジュール的な問題、そして芸工展の方には豊田さんも一枚噛んでるということから、今年は芸工展のみで大人しく様子を見ようと考えています。

芸工展の申込締切は7月31日(月)。
それまでにガイドマップ掲載情報の必要項目を考えておく必要があります。それで
・企画(店舗名)名:
・企画者名:
・紹介文(70字厳守):
の3項目と所在地情報等をどこまで掲載するかで、やや頭を悩ましています。

by m-louis : 05:19 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年05月23日 (火)

芸大学食と奏楽堂

当初より1日遅らせた帰阪日。午前中は荷物まとめと家の整理に時間を費やし、昼から奏楽堂のコンサートへ行くという両親と芸大学食で昼食を食べて、上野駅へと向かうことにした。ちなみに芸大学食〜奏楽堂は両親の生活サイクルに完全に組み込まれた一つのコースで、私はその動向を観察したかったので同行することにしたのである。

芸大の学食は私自身も昔、芸大に友人が居たりで美術・音楽共に食べたことはあった。しかし、学生時分に学食のレベルを問う暇などなく、どっちがウマイかなんて考えたこともなかった。しかし、ランチ巡りが趣味の両親は芸大学食もとことん食べ較べていて洋食や肉系を食べるなら音楽がうまくて、総菜ものならば美術がうまいというしっかりした結論を出していた。特に美術学部の雪花菜はうまいらしい(汗)

by m-louis : 14:25 | comments (7) | trackbacks (0)

2006年05月22日 (月)

再々ノマドと Selfish Giant

プチオフから帰宅後、酔いも醒めてまだ余力があったので、迷惑か?とは思いつつも、夜22時過ぎに突如池之端にお住まいの Pruscillaさんに電話する。こういう思い切りが持てるのは、在京中ってのが半ば「旅の恥は掻き捨て」状態というか、この瞬間逃すと次が当分ないよという切迫感があるからだろう。大阪でもそんな気持ちでいれば、もう少し引きこもりにならなくて済むのかもしれないが、どうにも家にいることに安住してしまう自分をそれ以上掻き立てることはできそうにない(笑)

で、電話で呼び出した Pruscillaさん(ちなみに彼女も携帯持ってない人)とはノマドに行った。さすがに「再々ノマド」ともなると店員さんにも顔覚えられてしまったようでというか「この人、毎回別の人と来るけど一体何者?」と思われたことだろう。それも一緒に行った人たちの方が常連さんで、店側からすれば私の方が連れて来られてる客のはずなのに、なぜか連日常連を連れて来ているのである。これは謎という他ない。

by m-louis : 22:30 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年05月21日 (日)

第42回打合せ+再ノマド

この日は豊田さんと家で一緒に夕食をということで、実家の居間での打合せとなった。
主な打合せ内容は相変わらずの「エアカルテット」問題と、母が希望している追加工事をすべきか否かの話。「エアカルテット」問題はこれから梅雨の時期に去年との比較をしてみないと何とも言えず、その結果待ちということで、もう少し決着までには時間が掛かりそう。ただ、応急処置として、場合によっては扇風機をピアノ下に置いて風を循環させる工夫をしてもいいかもしれないという話にはなった。

追加工事の方は前庭にも水道を回す(倉庫の中には既にある)という工事は行うこととし、その代わり、電気コンセントを外にも付けるという話はなしということになった。
あと、2階のサッシに紫外線防止フィルムを張るのも工事費が高いことと、網ガラスに張るとガラスが割れる例があるということで、現時点では控えることになった。

by m-louis : 18:30 | comments (0) | trackbacks (0)

質屋おぢさん15年

谷根千を歩き馴れてる人がこの写真を見れば、それがどこかすぐわかるはず。
日暮里駅北口下車して、夕焼けだんだん〜谷中銀座へと階段降りる手前のY字路です。
しかし、この写真を見て、アレ?と首をひねることがなければ、あなたもまだまだ谷根千マニアとは言えないでしょう。なぜならこの写真は約15年ほど前のものだからです。

by m-louis : 14:02 | comments (2) | trackbacks (1)

2006年05月20日 (土)

根津の葡萄ハウス

VINE HOUSE

これまでにも幾度か書いたが、三鷹金猊居に住んでた頃、子供ながらの自慢は家の庭に実のなる樹がたくさんあることだった。葡萄、無花果、茱萸、金柑、蜜柑、木苺、苺、姫林檎、キウイ、ブルーベリー、、と思いつく限り書いてみたが、中でもとりわけ好きだったのが、ブドウとグミとキイチゴだった(今度はカタカナで書いてみた)。

by m-louis : 13:21 | comments (0) | trackbacks (0)

鷹匠のバナナの葉

鷹匠入口

生まれも育ちもトキョモンにとって、まともな蕎麦を食わせる店が生活圏内にあるというのは、オサカモンにとってのお好みやたこ焼き屋が近所にちゃんとあるのと同じくらい重要なことである。ただし、ここで「まともな蕎麦」と言ってるのは特に味の好みをどうこう言おうというようなものではない。ただ、ちゃんと自分のところで挽いた蕎麦を打って出している店ということだ(まあ、大抵そういう店はうまいが)。

幸いにも関西で暮らすようになって7年。東京に較べれば蕎麦屋の少ない大阪でも2軒ばかりまともな蕎麦屋をチャリ圏内で見つけているので、蕎麦で欲求不満が溜まる心配はいらない。それよりも気掛かりだったのが、谷中の実家界隈でそれが確保できるかということだったが、幸いにも上棟式の日の昼食に豊田さんに案内されて行った「鷹匠」という蕎麦屋が十分すぎるほどにまともな蕎麦屋だったので、ホッと一息撫で下ろしたのだった(というのも実家の家族も蕎麦へのこだわりは強いので)。

by m-louis : 11:54 | comments (4) | trackbacks (1)

めぐりん

さて果て、うちの母というのはつくづくこういうもんが大好きな人なのである。
めぐりん──台東区の循環バスで2001年から運行開始。当初、山手線の内側がルートに入ってなかったため、利用する機会がまるでなかったが、それがこのほど4月に開通し、我が実家のすぐ側の交差点も通ることになったのである。運賃は100円で、ルート間の相互乗り継ぎは自由。15分間隔で循環しており、重たい荷物があったときには便利なのよ、使ってみて!と、これはルート開通前後での母からの電話の弁である(笑)

by m-louis : 08:57 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年05月19日 (金)

余剰の夕暮れ谷根

夕暮れ谷根

具体的事例をなるべくそのままタイトルにしようと心掛けているこのブログでは珍しい題の付け方かもしれない。そのくらいこの日はいろいろなことがあり、しかし、当の私はそれを「いろいろ」という以上に思い起こせるほどの余力を残していなかった。まさかN的画譚「個展にわか掲示板」で自ら提案したこの日に、仕事の〆切がかち合ってしまうとは・・結局一睡もせず(新幹線で寝られない質なのも痛い)に集合場所の根津駅2番出口に向かい、約6時間の「いろいろ」を経て、仕事の修正確認のため、家の近所の一乗寺裏手折れ角に来たところで皆と別れたのである。

というわけで、この日、根津と谷中で何があったかは、集まったブログ仲間たちの関連エントリーへのリンクで賄わせていただくこととする。・・と勿体付けて書いてるけど、要は手抜きか?(^^ゞ

by m-louis : 18:34 | comments (2) | trackbacks (1)

解体跡地隣家の側面

さなえ

よく建物の解体が行われるとその解体跡地に隣接していた家屋の側面が剥き出しに現れて無惨な印象を与えることがある。特に解体側の土地の建物が先にあって、隣接側が後に建てられ、互いに敷地目一杯に建ってる場合など、後に建てる側はさほどその外見を気にしなくてよい性質上、どうしてもなおざりになってしまいがちなものだ。

事実、三鷹金猊居も都市計画道路問題で背後がざっくりえぐられたときには納屋を増改築した部分が道路側に面してしまって、かなり情けない感じになってしまったし、現在の谷中の家も南西側のK山邸との境界壁面に排水管や雨樋等が集中し、決して見栄えの良い見た目とは言えない(今思えばもうちょっと仕掛けを考えるべきだった)。

by m-louis : 12:17 | comments (2) | trackbacks (0)

曙ハウス†スウハ曙

わきた・けんいちさんの Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」のエントリー「根津と谷中を訪れる(1)」で冒頭を飾る neonさんの描かれた曙ハウス作品を撮影する masaさんの後ろ姿(カフェノマドにて)。それを見ていて、先にエントリーした「余剰の夕暮れ谷根」でこの日のことは片づけてしまったつもりでいたのだが、どうもそれだけでは気が済まなくなってきてしまった。

masaさんの後ろ姿をトラックバックしたくなってしまったのである。

masa prays スウハ曙

by m-louis : 12:13 | comments (8) | trackbacks (2)

2006年05月11日 (木)

N的ピアニシモな建築たち

橋本遊郭の記憶」でも予告しましたが、「電線の景観*N的画譚」等にてご紹介したneonさんの個展「ピアニシモな建築たち」が根津のカフェノマドで始まりました。私も来週末、上京の用事が複数出てきたので観に行くつもりでいます。

N的画譚の最新エントリー「小さな個展」が芳名帳レスポンスの場になっていて、昔は芳名帳といえば次の展示機会でDM出すのに利用するくらいのものだったのに、即レスができちゃうというあたり、時代の変化を感じさせます。開催期間は結構長いので、お近くの方、また谷根千界隈にご用の方は是非ノマドで一服どうぞごゆるりと!

ちなみにうちの母は neonさんの書かれる字のファンです。開催情報の地図も必見!

Exhibition
ピアニシモな建築たち〜小さく音楽がきこえてくる
2006.05.11(木)〜05.30(火)(但し、5/16、17、24は休業)14:00〜24:00
cafe NOMAD(カフェですので、1オーダーよろしくお願いします)
〒113-0031 東京都文京区根津2-19-5(地図) tel. 03-3822-2341

2006年05月08日 (月)

アミノバリュー BCAA

大塚製薬の「アミノバリュー BCAA」という清涼飲料水のCMで、谷中界隈の映像が使われてることを発見! まだ気づいてから2回しか見てないので、はっきり確認できてないけど、夕焼けだんだん、みかどパン脇のヒマラヤ杉三角コーナー、不忍池が映っていることは確実。あと、最初の方で何が映ってたのかがわからない。何しろ、夕焼けだんだんが出てくるまではそのCMだってなかなか気づけないもんで(汗)

早くサイトのCM情報ページ更新してくれへんかな〜。
(Flash バカ使いしてて、めっちゃイライラさせられるページやけど)

単に気づかなかっただけかもしれないけど、CM情報ページ更新されてました。
「ウォーキング」30秒篇と15秒篇があって私の見てたのは15秒篇のようです。
30秒篇には最初に挙げた以外にも色々出てくるので是非チェックしてみてください。
ふだん健康飲料って飲まないけど、1回は買ってみようかな〜。

by m-louis : 22:06 | comments (5) | trackbacks (4)

2006年03月07日 (火)

山門不幸

060307_1335_sanmon.jpg

今回の谷中滞在では家族単位で谷中をふらつく時間が多かったのだが、その間に何度か目にしたのがお寺の出入り口に立てられた「山門不幸」という立て札だった。当然疑問に思って谷中在住1年半の両親に聞いてみるも、どちらも知らないわからない。

というわけで、帰阪してからググってみたわけだが、都合良く谷中に住んで何年というおぐにあやこさんの「おぐにあやこの行った見た書いた」というブログにそれに纏わることが書かれていたので一部引用させていただくことにした(といってもおぐにさんも検索による情報とのことではあるが)。

なんと。
そのお寺のご住職が逝去された時に立てる札なんだと。
いわゆる「喪中」というわけ。

by m-louis : 13:35 | comments (4) | trackbacks (1)

2006年03月06日 (月)

虫の詩人の館*ファーブル昆虫館

横浜への出張ついでに谷中に一泊することを実家に伝えたら、それから程なくして母のところから『うえの』という小冊子(上野のれん会発行)の2006年3月号が届いた。
冊子にはフランス文学者・奥本大三郎氏の書かれた「ファーブル昆虫館」のページに付箋が貼られ、彼が千駄木の元実家のあったところに新しく昆虫館を建て、3月6日(月) にオープンさせるという記事が掲載されていた。

by m-louis : 14:32 | comments (7) | trackbacks (0)

2006年02月27日 (月)

桃林堂の小鯛焼

TAIYAKI mini

flickr の ya maさんがアップされた桃林堂の鯛焼き写真に触発されてのエントリー。
ya maさんの行かれた桃林堂は表参道の青山店のようだが、同店は芸大横にも上野店を構え、私は2002年12月、まだ前任建築家との基本計画中に一度行っている。
2002年の12月といえばその前月に建築家の方から提出された焼き直しプラン(放射案と呼んでいた)に家族全員が首を傾げてしまい、どうにも立ち行かなくなってしまっていた頃である。そこで、その放射案をそのまま通してしまってよいのか、リアルに検証できないか?とこの計画の野次馬イラストレーター CT氏を引き連れ、三鷹から現地に赴いていたのである。やっぱり現場以上にモノを考えられる場所はない。ただ、その時はあまりに寒かったもんで、帰りしなに溜まらずこの店に入ったように記憶している。

by m-louis : 00:44 | comments (5) | trackbacks (0)

2006年02月19日 (日)

電線の景観*補遺

Y*aizome st.+akaji slope

前エントリー「電線の景観*N的画譚」では画家の視点・撮影者の視点を借りて谷中の電線を好意的に捉えてみようとした。家づくりに集中していた頃には工事・引越・建築撮影と何かと障害物となっていた電線なだけに、その試みには些かこじつけ的な感もなかったとは言えない。ただ、それでも電線を「景観」の一つとしてポジティヴに見られたのは、やはりそこが「谷中」という場所だったという点が大きい。

谷中は敢えて乱暴に言ってしまえば「観光地」なのである。
観光地とは余所者から見られることを宿命づけられた場所、即ち「景観」としての特性に自覚的足らざるを得ないところである。ただし、そうした観光地でも行政主導で観光化を目的とした地域もあれば、自然発生的に人々が集まるようになった場所もある(最初は自然発生でそれに行政が飛びつくケースも当然ある)。その点で言うと谷中は後者でさらには行政はそれを放っておいているような印象が強い(その証拠に曙ハウスの解体でも特に区で何か考えようとする動きは特に見られなかった)。

by m-louis : 19:28 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年02月13日 (月)

電線の景観*N的画譚

Y*nmm

谷中や根津の風物詩の一つに縦横無尽に入り組んだ「電線」がある。
谷中の半住人どころか年間で10日も谷中に滞在してない私は、つい最近までそのことに割と無頓着だった。というか、それ以前に家の建築写真を撮ることにおいて邪魔くさいとすら思っていたところもあり、ポジティヴ・シンカー garaikaさんの「電信柱って」のエントリー・コメントでも結構散々なことを書いてしまっている。

ところが、先月「無邪気な Kai-Wai フリッカーズ」で一緒に散策した nodocaさんが flickr にアップされた「雪融け谷中」の写真についたコメントを読むと、電線のことが住民・家主の視点からでないせいか、決して悪印象では捉えられていないのである。
悪い景観100景「街並みを汚くしている電線・電柱」では電線ケーブルが「視界をますます低く圧迫している」と悲観しているが、nodocaさんは「とにかく電線は多くて低い位置にある気がする」と言うだけで、決してそれが良いとか悪いとかは言わない。そのことにアレ?っと思っていたところに更なる決定打が現れた。

2006年02月08日 (水)

栃乃花関 年男奉仕

Y*tochinohana

Kai-Wai 散策「根津渋の欠片」のエントリーに「栃乃花関 年男奉仕」と筆で書かれた短冊の写真がアップされた。この写真、先日の「無邪気な Kai-Wai フリッカーズ」で私も撮っていたのだが、masaさんはそのときに撮られたのではなく、その後の曙ハウスの解体現場パトロールの折に撮られたもののようだ。

by m-louis : 17:36 | comments (6) | trackbacks (1)

2006年01月30日 (月)

スウハ曙...

Y*suohAkebone

確か本日1月30日からだったと思う。
「スウハ曙」こと、旧根津片町の曙ハウスの解体工事が始まるのは。。

幸運にもとは決して言えないけど、約1週間前の「無邪気な Kai-Wai フリッカー」のときに幾らか雪の被った曙ハウスとお別れしてくることができた。ただ、悔やむべきは「無邪気な〜」と書いているように初デジ一眼散策オフに少々浮かれすぎていて、しっかりと建物の最後の姿を目に焼き付けて来なかったこと。

2006年01月22日 (日)

母の雪だるま

Y*ukidaruma3Y*entrance無邪気な Kai-Wai フリッカーズが予定通り18時に谷中M類栖に戻ってくると出迎えてくれたのがこの雪だるまだった。
まさか近所のガキんちょが作ってわざわざうちの玄関先に置いて行ったなんてこともあるまい。

後から聞けば、母が2Fバルコニーに溜まった雪のやり場に困って(そういえばさすがに雪のことまでは計算に入れてなかった)、バルコニーで雪をまるめて下まで持って降りて、雪だるまにしたのだという。

by m-louis : 18:26 | comments (0) | trackbacks (0)

無邪気な Kai-Wai フリッカーズ

GPS11:00 谷中M類栖集合+しばらくM類栖宅内ご案内
12:00 谷中のどこかでランチ
13:00 谷根千散策&撮影タイム
17:00 谷中ボッサで一服&雑談
18:00 解散(以降、自由)

こんなスケジュールで計画された谷中散策ミニオフ会。
実際は Kai-Wai 散策の masaさんが持参された GPS によって測定された移動平均時速2.8km/h(すなわち分速47m=1秒で1m歩いてない)というおそるべき牛歩の歩みでランチタイムが14時ギリギリ前と遅れつつ、また最後の落ち着きどころに想定していた谷中ボッサが満席でやむなくデニーズとなりつつ、しかし、前夜のあれだけの雪から考えれば幸運としか言いようがない撮影日和に恵まれ、待ち侘びた1日が実現した。

by m-louis : 11:00 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年01月21日 (土)

雪降る言問通り

snowing KOTOTOI st.

バッドタイミング男のさらなる面目躍如でしょうか?(^^;)
去年の5月以来、ひさびさ一泊以上の谷中滞在で今年一番の雪に降られました。
この写真は家から最寄り駅の根津駅へと向かう言問通りの途中(玉林寺付近)振り返って撮影したもの。早朝から降り始めてはいましたが、家を出た12時過ぎの段階ではまだ路面の雪が積もる感じでもなく、目的地への行き帰り共に千代田線・小田急線は順調に動いてくれました。ただ、18時前後で帰宅したときはかなり足下に気をつけて歩かねばならぬ状態。その後、雪は深夜少し前まで降っていたようです。

by m-louis : 12:19 | comments (0) | trackbacks (0)

2006年01月16日 (月)

シベリアのへび道

昔、そう遠くはない昔、根津と谷中の境にはくねくねと川が流れていた・・
と、この書き出しは Kai-Wai 散策「根津と藍染川の粋な関係」のパクリというよりモロ写しである(^^;) 藍染川の由緒を繙くエントリーの続きはそのまま上のリンクをクリックしていただきたい。このエントリーでは1922年(大正10年)に暗渠(あんきょ:地下に設けた水路)化の始まった藍染川のその後、つまりくねくねした川の名残をそのまま通称化した「へび道」の名をただ拝借しようというだけのものである。

flying over SIBERIA

鹿島焦土」のエントリー文末ですでにリンクもしたが、上の写真は中欧旅行でまずはトランジット先のフランクフルトへと向かうルフトハンザがシベリア上空を飛行中に撮影したものである。これが眼下に現れたときには思わず「へび道」と思ってしまった。
というか、谷根千の「へび道」が草むら散歩中の蛇だとすれば、こちらはいつ蜷局を巻いてもおかしくない臨戦態勢間近の蛇である。

by m-louis : 20:37 | comments (2) | trackbacks (0)

2006年01月15日 (日)

まちの木霊2006

060110_kodama.jpg

まちの木霊『MACHINO KODAMA PROJECT 2006』のDMが豊田さんから送られてきたので、ここでも紹介しておきます。しかし、これまた何ちゅーバッドタイミング。あと1週間遅く開催されてたなら行けたのに、、という話。残念!

まちの木霊『MACHINO KODAMA PROJECT 2006』
私達の傍らに活きる自然の不思議・驚き・笑いをアートにする展示会
【日付】2006年1月10日(火)〜1月15日(日)
【時間】11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
【場所】『gallery J2』台東区上野桜木1-7-5 Tel. 03-3824-1300

【主催】谷中学校 坪庭開拓団
【参加者】東明美/ani/池田祥/河合嗣生/川原理子/川村南方彦/工藤桜子/関純子
     菅原なな/でう&尺八部/トーマス安田/豊田聡朗/中島尚史/武藤歌織
     村山節子&アトリエてるてるの仲間たち

by m-louis : 17:00 | comments (2) | trackbacks (0)

2005年09月27日 (火)

谷中芸工展2005 応援します

実家家族の都合により残念ながら今年も参加できなかった谷中芸工展ですが、今年は芸工展の方の Web が RSS 対応となり、去年より更新状況が見やすくなりました。

私個人がまだ谷中に住んでいないので、そんなに深いお付き合いが出来ているわけではありませんが、個人的に以下企画をこのブログでの告知という形で応援させていただきたいと思います。期間中に上京できたら、ここだけは回りたいってところです。

17. 谷中ボッサ 増田知己・秋本詩絵 → お店
34. 時夢草庵 ジム・ハサウェイ → ジムさん
35. 床の間巡りとアランウェストの公開制作 アラン・ウェスト → アランさん
37. マクケノエン イコアン → satoshinyaさん
93. ルーツ尺八『吹歩』 でう → でうさんインタビュー

by m-louis : 05:26 | comments (0) | trackbacks (1)

2005年07月23日 (土)

art-Link/谷中芸工展2005

毎秋、谷中界隈の「まちじゅうが展覧会場」となる「谷中芸工展」と「art-Link」。
去年も気付けばもう始まる寸前って感じで、やはりそこに住んでいないとうっかり忘れてしまいがちになるものである。が、今年は一応2ヶ月前の現段階で思い出したので、実家からの電話ついでに参加意志含めて聞いてみた。

そしたら回覧板のようなものがすでに回ってきていて、最初の説明会はもう終わってしまったんだとか。そして、どうも電話の様子だと今年もまだ参加したくないらしい。
結局、未だに家が片付いていないことと、1Fが何かとトラブル続きなもので、その1Fでギャラリー開く精神的余裕はとても持てそうにないということだった。

by m-louis : 02:50 | comments (0) | trackbacks (1)

2005年05月25日 (水)

西洋美術館「すいれん」

050525_1408_suiren.jpg

今回はちょこっと穴場のレストランを御紹介。
私はこれまで国立西洋美術館には絵以外に目的などなかったが(まあ、書籍コーナーも結構使えるけど)、さすがに谷中に住んでもうじき1年となる両親はいろいろ美味い店を探りまくっているようで、西洋美術館のカフェ「すいれん」にも舌をのばし、そこのステーキランチ(1570円)がオススメだと言っている。

で、帰阪する日に母と二人で「すいれん」行ってきました。
言われるままにステーキランチを注文するとこれがボリュームも結構あって肉も柔らか、充分満足できる味。ちょっとした店探すよりもここの方が美味いかもしれない。ただ、知ってる人は知ってるらしく、それなりに行列も出来てるので、行くなら本当は11時半くらいまでに朝食べずに行くのがちょうどいいと母は得意げに話していた。

by m-louis : 14:08 | comments (0) | trackbacks (0)

2005年05月21日 (土)

父と焼鳥

050521_2114_komatsu.jpg

父と二人で不忍通り沿いの「小松」という焼鳥屋に行った。
この店は夜しかやってないので父もまだ行ったことがなかったのだが、父の仕事先の仲間がわざわざここの焼鳥を食べに根津まで来るという話を聞いていたので、前から唾は付けていたらしい。割と最近改装されたと思しきやや敷居の高そうな門構えから多少の出費は覚悟していたが、140円からタン・はつ・はらみ・なんこつ・シロ・レバーなどあって、思ったほどの出血にはならなかった。それに何と言っても焼鳥が美味い!

これまで焼鳥屋といえば父も私も吉祥寺の激安店「伊勢屋」ぐらいしか思い浮かばないので、単に美味い焼鳥知らずなだけなんだろうが、こんなに焼鳥が美味いんならもっといろんな焼鳥屋に通ってみるべきだよ!と誠にアホらしい父子談議を繰り広げていた。
そんな最中である。父が母と私の妻に大顰蹙を買いそうな話をし出したのは!

by m-louis : 21:14 | comments (0) | trackbacks (0)

2005年04月01日 (金)

ドロボウ侵入禁止

050309_1308_doro.jpg

うちの裏手、アランさんのアトリエの近くに立ってる看板なのですが、抑止効果のほどや如何に?

しかし、ふと思うに前科のないドロボウってドロボウをするまではドロボウとは言えなさそうなので、「ドロボウ侵入禁止」という言葉が適合しないのではないか?と、、せめて「ドロボウ退出禁止」とか「関係者以外侵入禁止」とか、、でも、それを言い出すとドロボウってのも最早関係者ですな(汗)

by m-louis : 13:34 | comments (6) | trackbacks (0)

2005年03月11日 (金)

日暮里駅へ向かうさなかに

実生活にまでは及んでなくとも、それ相応の日数、居候的生活を送っていると自ずと最寄り駅までの最短ルートや最も心地よい道のりといったものは探っているもの。この日は練馬区美術館で開催中の「創造のさなかに −ただ今制作中!−」展をIJ氏と見る約束で12時に西武池袋線中村橋駅で待ち合わせていたのだが、家を出たのが11:20。かなり大慌てで日暮里駅までの最短ルートと目される道を小走りに歩いていた。確かそのとき傘は差さなかったものの、小雨がぱらついていたように記憶している。

ちなみにそのルートの中間地点には初音すまい研究所があり、現場で工事が始まってからは何かとそのルートを往復することが多かった。つまり散策対象というよりは完全に日常の通い路としていそいそ歩く道となってしまったのである。ところがこの日、何を思ったのかいつもにも増して大急ぎのはずだったにもかかわらず、道すがらの路地で1枚だけ撮影していた写真があった。それが右の写真で、見ての通り半ボケ反ブレして構図もままならぬ公開に値しない写真だが、それをここに敢えて出す気になったのが偶然にも Kai-Wai 散策古材の門」という3/12(土) 付エントリーでほぼ同じ場所の写真が撮られていたからである。

by m-louis : 11:25 | comments (1) | trackbacks (0)

2005年03月01日 (火)

標本系ブログ

子どもの頃、昆虫博士になりたいと思っていた私は祖父に教えられて昆虫の標本を覚え、あたり構わずそこいら中の虫を捕まえてきては発泡スチロールのケースにピンで刺し留めていた。それを夏休みの自由課題か何かで学校に持って行ったら、同クラスの女子から大顰蹙を買ってしまったのは今でも私の中でちょっとしたトラウマになっているが(昆虫少年はモテない)、それでもこうした標本化への意志とでもいうべき性向はなかなか変えられないもので、実際それは自身の「おらないがみ」という作品シリーズにも現れているし、世の中のそこかしこに点在している標本的なものに出くわすとつい過敏に反応してしまうものだ。

050301_kaiwai.gif先日、豊田さんからのメール追伸で「最近谷中近辺の方らしいのですが、ホームページを紹介されました。なかなか面白いHPです」ということで早速 URL をクリックしてみると「Kai-Wai散策」というブログで、主に本郷、湯島、池之端、谷中、根津、千駄木界隈を散策しながら気になったところをデジカメに納めてほぼ一日一エントリーのペースで淡々と記録されているものだった。コレ、言うまでもなく私の好みの標本スタイルブログなのである。「はじめに」といったブログ趣旨を紹介するエントリーすらされてないのがまた小気味よい。標本的であることがこれだけ徹底されていれば最早そうした説明など必要ないのである。

by m-louis : 09:15 | comments (7) | trackbacks (0)

2004年12月05日 (日)

地鎮祭から1年

銀杏の木

そういえば今頃だったよな〜と思いながらも正確な期日を忘れていた地鎮祭の日取りは去年の12/2(火) で、すでに3日ほど過ぎてはしまったが、実家で阿部建築にご苦労様の挨拶に行ったとの報告も受けていたので、私の方でも改めて阿部さんのところに着工して1年ということでお疲れ様のメールを送ることにした。どうもどこが終わりなのか今イチ判然としてなかったので、始まりから1年ってことを挨拶口上の取っ掛かりとしたわけだ。初音すまい研究所の方は庭造りがまだ残っているので、それが終わってからでもいいだろう。というか、改まった挨拶という関係でももうないような気もする。もう少し色々落ち着いたら豊田さんの実家のある別府に皆で行くのもよかろう。豊田さんたちへの労いの気持ちはもちろん、何だかんだ色々あったが我が家族にも御苦労さん!と温泉にでも入ってのんびりしてもらいたい気分だ。

by m-louis : 22:29 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年10月27日 (水)

谷中ボッサでカレー

Photo Album: 谷中ボッサのカレー Photo Album: 谷中ボッサのカフェオレ Photo Album: 谷中ボッサのチーズケーキ

この日は父が夕方から出掛けるということで、夕飯は父がいるとなかなか行けない喫茶 谷中ボッサでカレー。なぜに父がいると行けないかというと、一に不作法な父がいるとこういう店に入るのはちょっと恥ずかしい。もう一つは父がこういうカフェ飯では腹が満たされないということからです。引越前の撮影時に一度私は行っていてアイスカフェオレもスイーツも非常に美味しかったので(※)、母に是非行ってみるといいと勧めていたのですが、その後、母と妹は何度か行ってたようで、谷中ボッサはカレーもチーズケーキも美味いということもよく知ってました。

というわけで、この日は野菜カレーカフェオレチーズケーキを注文。言われた通り、どれも美味かった。というか、チーズケーキを食べながら、パティシェ イナムラ ショウゾウよりも谷中ボッサの方が美味いと各々口々に断言していた我ら。ちなみに谷中ボッサのチーズケーキは近所の人ならテイクアウト可能とのことです。冷凍保存剤を用意してないので、遠くの人には無理らしい。ケーキ屋ではないですからね。

by m-louis : 19:13 | comments (6) | trackbacks (0)

2004年10月25日 (月)

一乗寺の中庭

第31回打合せ: 光庭(※) でも書いたように、一乗寺の塀を蔦で覆うプランで話は進んでいるので、その了解を得るため一乗寺へ。
もちろん第一目的はその承諾を得ることだが、今回、久々に座敷に上がらせていただき、初めて挨拶に伺ったとき以来の中庭にお目に掛かることできた。一乗寺の中庭は外から見えないのが本当に勿体ないくらい素晴らしくて、出来れば今回また見れないものかな〜とひそかに思っていたのだ。

一乗寺の中庭目的の話はすぐ済んだ。郵便局から帰って来られた住職さんはもう図面を見るまでもなく腰を下ろす間にOKですよの二つ返事で、一応の条件として、塀を傷めないこと、蔦が塀を乗り越えないことを挙げられたが、それらはうちの方でも当然の注意事項として考えていたことだ。で、実際に図面を見ると、あれ? ここにこんなに広い庭作れましたっけ?と塀問題よりも我が家の光庭用敷地の方に関心の的は移ってしまう。いや〜、この図面で見ると妙に立派な庭に見えてしまうんですよ〜などとこちらも冗談交じりに受け答えして、和んだひとときを過ごすことができた。しかし、まあ、豊田さんの光庭の絵見るとみんな立派な庭だと錯覚しますな(笑)

一乗寺の回廊話を終えて腰をあげるときに一乗寺の中庭の素晴らしさを母と共に口にすると、ゆっくりご覧になってってくださいと回廊に出るのを薦め、お茶まで出していただけた。矢原さんも一乗寺の中庭は初めてとあって「こんなになってたのか〜」と驚きの表情。30平米は悠にありそうな正方形の苔庭に3つの灯籠、庭石、手水鉢、蛙がバランスよく配され、飛び石伝いにそれらの間を縫うことができる。植栽も高木から低木まで多すぎず少なすぎず手入れが行き届き、無論うちでは真似出来そうもないプロの仕事。豊田さんにも見せたかった。庭だけでなく、堂内も障子、襖、天井、欄間、他様々なところに目を見張る意匠が懲らされている。さすがは1573-91年創建のお寺なだけのことはある。昔はお化け松が植わってたなんて話もあるらしいが。。

by m-louis : 15:56 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年10月06日 (水)

母メモ: アランさんに挨拶

041011_allan.jpg

母のメモより

Y+M、アランさんアトリエへ挨拶にいく。
奥さん、国立音大

このとき、10/11(月) にアラン・ウエスト アトリエで予定されてる演奏会に招待され、母は花を持って行ったらしい。結構喜ばれたんだとか。。
写真は母の撮影。

by m-louis : 13:22 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年10月02日 (土)

ちょっとだけ谷中芸工展

041002_geikoten.jpg

谷中芸工展2004、私の帰阪日が開催初日だったもんで、帰り支度やなんやと追われ、夕刻、裏のアトリエ アラン・ウエストに顔出したのと、shinyaさんとこの憩庵(いこあん)「蒔家の縁(まくけのえん)」をまわるのでやっとだった。

ちなみにアランさんのところはちょうど来客中で展示物拝観と軽く会釈のみ。憩庵は展示物が家の木塀に掛けてあって、これだけかな?と半信半疑だったけど、時間がないこともあって呼び鈴までは鳴らさなかった。あれは外展示だけだったのだろうか?(後日そうだったことが判明)

それにしても憩庵= shinyaさんのお宅は展示作品のタブローにも描かれていたが見事な柳の木が植わっていて、というか、この家は柳ありきで出来たもののように見えてならない(それとも後植えだったりして?>笑)。それと路地の奥まったところにポッと出てくる感じがまた面白い。落ち着いたらじっくり探検してみたい気分に駆られる。豊田さんちとどっちが近いんだろうか。

by m-louis : 16:43 | comments (2) | trackbacks (0)

2004年10月01日 (金)

ドイト(DOit)

ドイト大阪ではコーナン、三鷹ではJマートってな具合に、谷中界隈でホームセンターないのか矢原さんに聞くと西新井(日暮里からバスで30分くらい)にドイト(DOit)があるとのこと。でも、さすがにバスで30分は遠いな〜思ってサイト確認してみたら、後楽園店というのがあって、そこならチャリで30分程度で行けそうだったので母と一緒に行ってみた。たぶん30分も掛からなかったと思う。コーナンやJマートほどの品揃えはないが、それなりの日用雑貨は揃っている。追加制作した本棚の転倒防止ストッパーや木ねじを買う。また波板ポリカーボネートも売ってるので、明日もう一度車で来て買って行ってもよさそうだ。昨日、ベニヤをチャリで抱えて走ってたら風で煽られ割れてしまった(※)ので、さすがに薄板モノ携帯チャリには懲りているのだ。何せ30分の道のり、2度も激しい坂、上らないとならんしね。

それにしても Do It でドイトとは何ともそのまんまな名前やね。

by m-louis : 15:06 | comments (0) | trackbacks (0)

うなぎの丸井

うなぎの丸井言問通りには「丸井」という鰻屋がある。
根津駅から商店街を上っていく途中左手側(我々の家と同じ側)にあるのだが、我々は谷中で土地探しを始めた頃から気にはなっていた。なぜって我々の苗字もまた「丸井」なのだからして(笑)
しかし、何はともあれ鰻屋の敷居は一般庶民には高く、土用の丑とかお客のもてなしとか何かしら鰻を食べても許されるようなきっかけでも見つけないとそうそう食べられるものではない。そんな我々がきっかけとしたのは、豊田さんが芸大助手時代に何度か研究室で注文することがあったらしく「遅いけど美味い丸井のうなぎ」という話を先日の打合せ時にされたことによる。ならば一度本当に遅くて美味しい鰻なのか試してみようと実は3日ほど前にも出向いてみたのだが、その日は生憎の火曜日定休でこの日が再挑戦となったのである。

by m-louis : 13:28 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年09月28日 (火)

谷中 くいものや もへい

人が来訪したときに食後のニオイが残っていることを母は嫌う。我が家のキッチンが閉鎖的なのはそうした面への配慮から来ている。しかしこの日、初音すまい研究所との打合せ(※) が午後から我が家の和室であるとなると昼食は外でという話になってしまうのだから、考慮を重ねた間取りもぶっ飛びだ。

谷中 くいものや もへいで、この日は父+母と言問通り沿いの「谷中 くいものや もへい」へ行った。先日は夜だと高いということで入らなかった(※) が、8月末にオープンしたばかりの店で父+母はすでに1回行ってるらしい。 <非日常をテーマとしながら、居心地のよい空間で沖縄出身の店長が「医食同源」をテーマに炭火焼と沖縄料理でおもてなし!>とのことだが、私が食べた日替りランチ(けんちんうどんと鉄火丼)はデザートのサーターアンダギー以外、沖縄っぽさはなかった。父+母が食べてたお重セットも同様で、沖縄を楽しむなら夜なのかもしれない。

むしろこの店で気を留めるのは店内外のイン・エクステリアだろう。
道路際にはちょうどうちの光庭三角形の尖った方が切られたような形の前庭がある。庭を眺める視点が二方向なので、うちとは柵の配置が違ってくるがサッシを挟んで店内外を跨ぐ縁台があり、サイズ的にも参考になりそうだ。

庭の様子植栽は龍の髭を河原に見立て、玉砂利の敷かれたところが川、トクサの生えているところが島のように見受けられる。隣地との境界には本物の竹か笹の塀。その手前に高木を数本。やはり視点が異なるとサイズが似ていても構成そのものがまるっきり変わってくる。

店内も掘り炬燵仕様の座席の間に移動可能な板を挟み込んだり、他、衣紋掛けを突き出した壁との隙間に収まるようにしてたりいくつか工夫が見られる。庭の様子は店内から見た場合の方が参考になるかもしれない。サッシにはブラインドが使われ、雪見障子のように半分降りていて、それは非常に良い感じ。うちの場合、ピアノの反響問題があるためカーテンを選んだが、紫外線を避けるためにいつも閉じられてしまいそうなことを考えると足下だけでも見えるブラインドやロールスクリーンが羨ましく思えてしまう。

by m-louis : 12:36 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年09月26日 (日)

伯母と信濃屋

お昼に伯母が初見参(工事中にも一度来ている)。伯母は映画・TV業界の人なのだが、80歳を前にしても未だに仕事を依頼されるという、、そして超倹約家でもあり、今回も都営バス&電車を駆使して、武蔵野からタダでやってきた(^^;)
家→[バス]→吉祥寺→[バス]→新宿→[大江戸線]→上野御徒町→[バス]→谷中
と以上のようなルートで約1時間半。三鷹から中央線→千代田線と乗り継いで最速でも50分近くかかるので、タダで90分なら安いといえば安い。もちろんこのワザは老人にならないとできないが。。

家の中は父が案内していたが、父が一番自慢したいのは風呂のようだった。本当は屋上にも上がってもらうとよかったろうに、タラップまでの通路が埋もれた荷物でそこまで辿れず。片付いてないことは承知の上での来訪なので、呆れ顔はしてもそのことについてはコメントはなし。

by m-louis : 13:20 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年09月24日 (金)

パティシェ イナムラ ショウゾウ

お昼に説惇さんが見えたときに母が出した茶菓子が上野桜木の「パティシェ イナムラ ショウゾウ」のケーキで、残りを夕食後帰宅してから母+妹+私の3人でアレコレ言いながら食べる。
この「パティシェ イナムラ ショウゾウ」、ケーキ屋の名前としても何だかとても偉そうなのだが、谷中界隈はもちろん都内にあっても超有名店のようで、休日などは交通整理まで出て並ぶ(※) らしい。豊田さんも御用達とまでは行かないまでも客人のお土産にこの店の洋菓子をということはあるようで、我々も一度いただいている。それと実は2001年10月に妻も上京して谷中で土地探しをしていた折に母がこの店有名だからと言って店の前でモンブランを食べてもいるのだ(そのときの印象は全くといっていいほど残ってないのだが)。

by m-louis : 20:28 | comments (0) | trackbacks (0)

洋食ボボ

040924_1928_bobo.jpgこの日は父が夕食を武蔵野の伯母のところで済ませてくるということで、母+妹+私の3人で外食することになった。
当初、母は「谷中 くいものや もへい」という最近出来たらしい和風料理屋で食べたいと言っていたのだが、夜は値段が高いというのと、偏食の妹が食べられるものが少ないということで、赤札堂の横の細道入って数十メートルのところにある、母+妹はすでに入ったことのあるという「洋食ボボ」に行った。

朝早くから出て来た疲れか、いまいち食欲のない私はカルボナーラを注文。『美味しんぼ』でスパゲティ屋のコックの力量はカルボナーラで測れるという話があった気がしたが、この店はまあまあといったところ。まあ、スパゲティ屋じゃなくて洋食屋なので他のメニューを食べてたら印象もまた違ったでしょう。妹はハンバーグ、母はオムレツを食べておりました。

by m-louis : 19:28 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年09月21日 (火)

art-Link/谷中芸工展

shinya さんの blog 記事 で気づいたんですが、そういえば今年ももう「art-Link 上野-谷中 2004」「谷中芸工展 2004」のシーズンである。

個人的な希望としては今年は人としてのギャラリーではなく、場所としてのギャラリーとして参加したかったのだが、今年の何月くらいだったろうか?──引越→片付で心身共に疲れ切った住人を蔑ろにそれでも参加しようとするのなら、それは私たちを殺そうとしてのものと考えると母から先陣切られ、もはや引き下がる他なかったのである。

両プロジェクトほぼ同時期に行われるため、この時期の谷中はマップ片手に首からカメラをぶら下げた人がいつも以上に徘徊する町となる(ふだんも土日は「谷中散策」と称してそういう人たちの集まるところであるが)。また、今年の art-Link は去年の「ガチャガチャ」プロジェクトの発展形として「ふくふくプロジェクト」なる地域通貨の導入を掲げているようで、町ぐるみのプロジェクトとして地域通貨はすでに各所で実験されては来ているものの、その成果が気になるところである。

by m-louis : 14:43 | comments (3) | trackbacks (2)

2004年08月23日 (月)

やなか珈琲店

愛飲してるやなか珈琲店の珈琲(今回はモカ)が切れてしまった。今度上京したときにまた買って帰らねば。。

ちなみにこのやなか珈琲店の店舗施工は阿部建築がやってて、その建築例として阿部建築のサイトに写真が出てます。

やなか珈琲店では注文してから豆を挽くのでお店で買うと約20分待たされることになるんですが、その待ってる間に珈琲を一杯出してくれるので、ちょっと一杯美味い珈琲飲みたくなったときにはお店で買うのが一番! しかし、家で入れた珈琲ってお店で飲んだときの味が出ないんですよね。美味しい珈琲の入れ方ご存知の方、是非教えてください。

by m-louis : 00:23 | comments (0) | trackbacks (1)

2004年07月30日 (金)

無印の電動アシスト自転車

muji_bicycle.jpg

谷中に暮らして数日。その数日生活体験で最も必要と感じたアイテムが電動自転車。
何しろ、うちの敷地は言問通りでも一番高いところに位置し、何かと買い物に出掛けるスーパー赤札堂が一番低いところにあるのだ。「行きはヨイヨイ帰りはツライ」をこれほど地でいくところもないだろうというくらいにその坂道は辛い。
実際、何度行き掛けて躊躇したことだろう。

by m-louis : 14:07 | comments (2) | trackbacks (0)

不忍池の睡蓮

040730_shinobazu.jpg

ここ何日か上野に出向く度(※) に目にしていたのだが、日に日に睡蓮の花の数が増えて来ている。といっても睡蓮見るなら朝(花が咲く瞬間、カポッと音が鳴るらしい)と言われているように、見事に咲いてるなという状態のものは少なく、ほとんどがツボミか半枯れしたような花ばかりだ。祖父は睡蓮の花を好んで描いた(※1)が、この不忍池の睡蓮も間違えなくモデルになっていたはずだ。

by m-louis : 12:46 | comments (6) | trackbacks (3)

2004年07月21日 (水)

うえの夏まつり

妹のPCデスクが設計時に想定されていたものと違うものとなったために、電源コンセントの位置がデスクの側板で隠れるようになってしまった。というわけで、兄心とでもいうか、秋葉原までチャリで出向いて(15分程度かな?)スイッチ付きの5股電源プラグを買ってきたのだが、その行き帰りで目に留まったのが不忍池の弁天堂。ライティングされて屋台が出て、、ってこういう光景ってどうしても気が浮き立ってしまう。

040721_2102_shinobazu.jpg

結局、帰りに上野で夕食食べてから寄ったらもう屋台も仕舞い掛けていたのだが、どうやら「うえの夏まつり」ってのが行われていたようだ。実際に見てないので詳しくはわからないのだが、7/24(土) には夏まつりパレードと称して、各地のお祭りが寄せ集めパレードみたいのが行われていたみたいだね。残念ながらその日は三鷹仮住居の方の片づけで一杯一杯でした。

by m-louis : 21:02 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年07月17日 (土)

設備点検&指導

阿部建築での引き渡し終了後、豊田さんと一緒に谷中の家に戻る。この日は17時過ぎから設備設計の長田さんによる設備点検&指導を受けることになっていたのだ。
長田さんは初音すまい研究所との計画が始まる以前からうちの設備設計を見てくれてきた人で、メールでは何度もやりとりしてたのだが実際にお会いするのはこの日が初めて。年賀状で「長田!突然変異する」といって設備設計の会社から某ブロードバンド系インフラ会社に転職されるという、今年最初のオドロキを味合わせてくれた人だけに、そのことも含めてお会いできるのを楽しみにしていた。

040717_commemorative.jpgとりあえず点検の方はまだ未済工事の部分も残っていたものの、電気系統のチェック他、水回り関係もトイレの水をしばらく流しっぱなしにして、その排水音をチェックされたり、本来なら施主検査のときに我々がやっておくべきようなことまでしっかり見て廻られた。豊田さん、母、私(時々、妹、妻も)が後ろに付いて各所説明を聞きながらだったが、長田さんのテキパキと的確にアドバイスを加えて行く様は家族は言うに及ばず誰が見てても感心しちゃうんじゃないかと思う。途中、工事で居合わせた電気屋さんにも細かく指示を与え、電気屋さんの方がたじたじになっていたくらいだ。

しかし、そのおかげで心配事の一つだった LAN 配線の問題が丸く解決しそうだ。これまでの話の流れでは工事をするのは空配線を張るところまでで、そこから先の実際の LAN 配線は自分たちでやらなければならないような話になっていたのだが、そうした作業もすべて電気屋さんがやってくれるという手筈をその場で取り付けてくれた。そうした交渉手腕も見ていて天晴れであった。

尚、なぜに長田さんのような設備の専門家にうちのような個人住宅を見てもらうという話になったかといえば、それは今後エントリー予定の初音以前のプロセス上で何度か触れることになると思うが(だいぶ先の話だろうけど)、簡単にいえば1F応接室に展示する屏風作品にとって最適な空調換気システムを考えたいというところから話は始まっている。
その結果としてダイキンエアカルテットを導入することはこれまた初音との計画が始まる前から決まっていたのだが、それはそのまま初音との計画でも引き継がれ、こうして1Fの全スペースは古材の再利用などで一見古風な佇まいを見せるものの、長田さんの言葉を借りれば「めちゃくちゃハイテクなシステムの仕掛けられた」空間(※1) となったのである。
そのハイテクな仕組みに関しても詳しい説明を受け、ホホ〜と感心することしきりだったが、それについてはエアカルテットのサイトでもフラッシュアニメによる説明があるのでそちらをご覧いただきたい。

040717_1f.jpgただ、このハイテク装置の特性(※2) として、例えばこの室内に入ったときにエアコンのよく効いたところに暑いところから入って「おぉ〜、涼しいな」と感ずる、あの直裁的なわかりやすい体感性はないということを付け加えておきたい。むしろ入ってしばらくは空調の効いた室内に入った割には暑いな〜くらいに感じられてしまうはずだ。しかし、しばらくするとそこが一年中暑くも寒くもない空気の浄化された心地よい空間であることに気づく人は気づくのである。まあ、こうした話も後日、空調システムを検討していた際のプロセスを記したエントリーで改めてすることになるだろう。

余談ではあるが、1年以上も前にエアカルテット導入の方向で話が固まったときに長田さんとはダイキングッズのぴちょんくんの話もしていて、何と!そのときお願いしていたぴちょんくん関連グッズを1年以上も取り置きしてこの日に持ってきてくれたのである。これには我ら夫婦も大感動。ましてや1年前のものゆえに逆に激レア物になってたりして、でも、ここで何をもらったか書くと世のぴちょんくんファンにやっかみを買いそうなので、ここでの記述は差し控えさせてもらいます。ららら〜ん♪

040717_korean.jpg何やかや長田さんとは家族交えて記念撮影までしたりと20時近くまでお付き合いしていただくことになってしまい、母の提案で長田さん、豊田さん、我ら夫婦で晩御飯を食べに行くことに。お店は、豊田さんが以前から私の妻が上京した折には是非とも連れて行きたいと言われていた日暮里駅すぐ側の「ポドゥナム(柳)」という韓国料理屋。ユッケ、ケジャン、キムチチヂミ、冷麺を注文し、ちょっと値段は高い感じだったが(夜だから仕方ないともいえる)韓国料理にはうるさい妻にも充分満足な味。店内の雰囲気も韓国の焼肉屋をそのまま持ってきた感じで今度はお昼に寄ってみたいお店だった。
その帰り路、長田さんが車を置いていたうちの近所まで戻ってきてから「鞄をお店に忘れました」と思い出したように言われ、自分も忘れ物が多い方ゆえあまり人のことは言えないのだが、ご愛嬌までしっかり持ち合わせた人なのか〜と最後のオチまで感心してしまった長田さんとの出会いだった(笑)

尚、上記内容をエントリー前に長田さんに確認したところ、幾つか補足(※3)と指摘をいただけたので、それを追記にて記しておく。

by m-louis : 17:04 | comments (0) | trackbacks (0)

2004年07月16日 (金)

喫茶 谷中ボッサ

撮影というのは撮る方はもちろんだろうが、付き添う方というのもこれまた案外疲れるもので、撮影終了後に私の方が一休みしたくなり、カヤバ珈琲の並びにある喫茶 谷中ボッサに入ることになった。実はこの店、この日発見して初めて入ったんだけど、今年の4月頃にはオープンしてたらしい。谷中ボッサの前の通りって通る機会がないわけじゃないんだけど、大抵 SCAI THE BATHHOUSE の前の道のところで右折しちゃうんで、この筋だけ外れちゃうんだよね。前を通ってたなら絶対気づいてたはずだもん。

040716_bossa.jpg

しかし、なかなか良い店を発掘してしまいました。こんな近所でボサノヴァ聴きながら珈琲飲める店があるなんてちょっと幸せ。清さんから一口もらったスイーツもなかなかの味で、店の雰囲気もいいし、今後、上京の度に通うことになりそうです。

by m-louis : 18:11 | comments (4) | trackbacks (3)

ささやかなお披露目

第29回打合せ: スケジュール(※) でも書いたように引き渡し→引越までの間が2日となり、その期間はすべて引越準備作業に当てなければならなくなってしまったため、事実上、完成お披露目といった機会は持てなくなってしまった。しかし、ムリムリでも引越前に写真撮影だけはしたかったので、工事の真っ最中に友人のフォトグラファーに撮影をお願いし、そのついでという形でフォトグラファーと何某かリンクしてる友人数人+先日相互 trackback で知り合ったばかりの Off Space の bside さんを招き、ささやかながらお披露目の場を作ることができた。

040716_kayaba.jpgまあ、お披露目といっても日暮里のペルシャ・トルコ料理店「ざくろ」で1000円のしあわせランチを食べながら自己紹介&近況報告をして、その後、工事最中に現場見学をするという慌ただしいものだったのだが。。
ある意味、みんなが一番くつろいでくれたのは現場を離れて、近くのカヤバ珈琲でかき氷食べてたときだったんじゃなかろうか。でも、途中から雲行き怪しくなるし、何もかもが慌ただしい中で引きずり回すことになってしまって、ちょっと申し訳なかったくらいだ。
お越し頂いた皆さん、ありがとうございました。
今度は是非本当に完成してから!ということで。。

by m-louis : 13:09 | comments (0) | trackbacks (0)

2003年12月02日 (火)

地鎮祭

地鎮祭

地鎮祭(※1) の日取りは六曜との関係から考えると大安か友引の日が一般的とされているらしい。だが、うちでは私の上京日程や工期のことなどあって 12/2(火) の先勝の日に行われることになった。地鎮祭を行う上で先勝は可もなく不可もなくといったところらしいが、そもそも私個人は知らなければ知らないまま六曜をやり過ごせる人間。豊田さんもどちらかというとそういう人なのだが、しかし、この計画は私一人でやれるものではなく、多くの人が関わり、その中にはそれを気にする人もいることだろう。そういう意味では地鎮祭以上に上棟式において日取りのことは気を遣った方がよいように思われる。地鎮祭は家族と工務店・建築家だけだが、上棟式にはいろんな職種の職人さんも見えるのだ。

▲PAGETOP