2004年05月11日 (火)

第24回打合せ: 把手

義父作成の把手型紙を豊田さんの方でスチールドアの図面に落とし、その上におおよそこのくらいのスケールまで縮小できないか?(約2/3)という概形図を描き込まれた図面と、把手の取付方法詳細図を受け取る。私が義父にヤマトのメール便で送付した予想図が3/4くらいのサイズだったからそれよりももう一回り小さいものを豊田さんは望まれているといった感じか? しかし、前回渡された図面で私が指摘した丸孔のサイズは一回り小さく修正され、概ね良い感じのコンポジションに収まっていた。
一応、義父には特に取り付け方に関して私からよりも豊田さんから直接説明してもらった方がよいだろうと考え、その場で総領に電話して挨拶がてら直接説明してもらった。ただ、やはり図面なしでの説明は豊田さんでも苦心されたようで、特に取付金具のことを「昔の帽子のような〜」といったご本人でも何のことやら?といった説明になってしまっていたようだ。せめて私が送った図面だけでも届いていれば、説明の手助けになっていたのだが、ヤマトの不手際で私が送った図面が総領に届いたのは発送1週間後だったのである。

そうした説明の厄介な取付方法だが、具体的には右の図のように把手側にП字型の金具を、スチールドア側にはそれこそ「昔の帽子のような〜」と豊田さんが言われた「┐_┌ 」な形の金具を付けて、把手の金具をドア側の金具に上から引っ掛けるようなものだ。ただ、その状態だと上に持ち上げれば盗まれてしまいかねないので、ドアの内側からビスを通して外れないようにする。山本さんも20kg以内くらいであればこの取り付け方で問題ないだろうと言われていた。

いずれにせよ、図面がないと話にならないところもあるので、初音すまい研究所から郵便(それも書留で送ってくれたらしい)で図面を送ってもらうことにした。

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第24回打合せ

父が眼科に行く必要があったため、母と先に出掛け、日暮里駅東口のモスバーガーで昼食後、予定より10分遅れで初音すまい研究所着。15時に総領の義父に把手の件で電話をするという約束になっていることと15時半くらいには父が初音にやってくるということを伝え、それに合わせた打合せの進行にしてもらった。

というわけで、主な打合せ内容は
工事状況説明→トップライト説明→把手等玄関まわりの話→照明関係→父来所→総領に電話→スピーカーの設置方法・設置場所→コンセント・スイッチ確認→現場見学→丸太列柱考→下地材の追加確認→仕上げ材確認
といった具合で進んだ。

−初音すまい研究所、現場
−14:30〜20:00
−山本さん、豊田さん、矢原さん、父、母、私(+電話ゲスト:義父)
−ライト関連書類、把手図面、倉庫図面、床・壁・天井仕上げ表、打合せ記録

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2004年04月27日 (火)

第23回打合せ: 丸太列柱

1Fに設置する三鷹金猊居の古材・丸太を使った列柱の扱い方に関しては、これまでは3本立てるということで想定されてきていたが、先日の見学時に私が何の気なしに3本あると重たいかも?と零したことから、豊田さんも2本という方向で検討され始め、この日にはむしろ2本の方が列柱まわり一帯の空間が広がるから望ましいのでは?という判断になられていた。
さて、この丸太の本数、果たしてどうなることやら?
詳しくは追記にて。

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第23回打合せ

040427_1635_mokko.jpg約1ヶ月ぶりの現場見学打合せ。前々日の日曜日、工事がお休みの日にたっぷり見学はしていたので、この日は検案事項の確認作業が主となった。

現場見学中は2F、3Fに一人ずつ木工事の職人さんが作業をしていた。今の時代は敷居や鴨居の造作もみーんな機械でできちゃうんだね。だから本当の手仕事は機械でカットしたそれら部材の細かい調整作業を鑿や鉋で行うってくらい。
040427_1646_mokko.jpgただ、豊田さん曰く、阿部建築の職人さんはそうしたカットした枠材の反対側にも1cm角弱の切れ目を入れ、そうすることで木割れや木の歪みを防いでいるんだとか、、最近はそうした造作すら面倒くさがる工務店が多くなっているとのことらしいが。。
ゴミ袋にスプルス、栂の端材が入っていたのでお土産に少しもらって帰った。というか、結構この端材集めれば家具の一つや二つ簡単に作れる気がする。こういうときは本当に毎日現場に詰めれたらな〜と思わず思ってしまう。

以下、初音すまい研究所の打合せ記録を追記にて、また丸太問題等の現場検案事項は別稿に。

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2004年04月13日 (火)

第22回打合せ

初音すまい研究所@工事監理打合せ記録より

ダイニングの窓枠材
スプルスに変更する事を仮にご了承いただきました。

居間、書斎、ダイニング以外の窓枠材
ツガとすることを仮にご了承いただきました。
※枠材サンプルを大阪にお送りして、実物を確認していただいた上で本決定をします。

仏壇の場所
ダイニング階段側角に既存の家具を利用して置く。
特別なしつらえはしない事としました。

−初音すまい研究所、現場
−14:00〜18:30
−山本さん、豊田さん、矢原さん、父、母
−打合せ記録

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2004年04月06日 (火)

第21回打合せ

2Fキッチンのキャビネットや冷蔵庫の設置位置について細かな確認調整が必要となったため、父&母が初音すまい研究所まで出向いて急遽打合せが行われることになった。その席で他幾つか検討事項も出たので合わせて。ただし、居間/書斎間の欄間についてのみ別稿にて。

インターホン
これまでモニタの設置予定はなかったが、近頃物騒なことを踏まえ、モノクロで構わないから付けたいと実家から。

設備関連
・1Fエアカルテット加湿器取付を検討。
・衛生器具、照明器具の承認図を各3部設計者に提出。
・INAX U.B. サーモフロア(※) の納期は現時点も不明。
・エアコングリル2F用は木製のものに変更。

2Fキッチンキャビネット
キッチン北側窓の下からキャビネットと壁の間にスペースができるので、そこにキャビネットのカウンター高さに合わせたカウンターを造作することとなり、急遽キャビネットの候補を現段階で煮詰めなければならなくなった。またキャビネット、冷蔵庫([w]600×[d]667×[h]1798)の上に天袋を増設する。隙間は最低、天井側で50mm以上、左右5mm以上は必要。

−初音すまい研究所、現場
−14:30〜17:30
−山本さん、豊田さん、矢原さん、父、母
−打合せ記録
=仏欄間

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2004年03月23日 (火)

第20回打合せ: 4月工程確認他

毎週火曜に現場監督の山本さんと豊田さんの間で行われている定例会に出席。
主な打合せ内容は4月の工程確認、サーモフロアの設置可能性について、サッシュ(別稿)、玄関スチールドア(別稿)、書院について(別稿)、キッチン&トイレの最終確認(別稿)。

工程確認
4月は工事が詰まりまくっている。
ALC 関連の工事が4/1(木) で大方終わり、耐火被覆、サッシュ取付、防水、設備配管工事といったところが直後から一斉に始まる。
4/13(火) には耐火被覆の検査。階段踊場の細くて丸い棒状の突っ張り柱まで被覆が必要なのかは構造事務所の西村氏に相談することに。
中旬からは LGS(軽量鉄骨)や木工事にウレタン吹付工事も始まり、当初の予定ではユニットバスの搬入も4/19(月) あたりを予定していたが、サーモフロアの件があるので、据え置きに。
豊田さんは4/18(日)〜22(木) あたりまで大分。よって帰って来られて数日後の4/26(月) あたりを次の打合せ予定日とする。

サーモフロア(※)
山本さんより、この件に関して INAX は前予約とかはまったく受け付けてないらしく、とにかく 4/1(木) に発注かけてみないことには工務店側でもわからないとのこと。発注後に判明する納期次第で、導入するか否かは決まる。ただし、おおよそ2週間の延長が限度。

その他
現場見学ついでに挨拶に寄ったお隣の柏山さんから、建方工事後にお稽古横丁に入る柏山邸の角のところに車による傷が付いてることに気づいたので一応確認しておいてほしいと言われていたので山本さんに聞いてみると、うちの関連する車は言問通りで横付けするだけでお稽古横丁には乗り入れることはなく、おそらくお稽古横丁の奥で工事中の業者関係の車じゃないか?とのこと。ほっと一安心。

−初音すまい研究所、現場
−14:30〜17:30
−山本さん、豊田さん、私

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2004年03月06日 (土)

上棟式

上棟式当日、大阪からやってくる妻と待ち合わせるため、家族よりも先に仮住居を出る。
10時過ぎ神田駅のホームで落ち合い日暮里で下車。いったん初音すまい研究所に荷物を預けて敷地まで行ってみる。
しかし計画が始まって約1年半。なんとこれが妻の敷地初見分なのである。思えば東京に来たのも三鷹金猊居解体時の手伝い以来か? 土地探しをしていた時分に谷中を訪れる機会は一度あったが、そのときにはまだこの土地は候補地としてあがっておらず、半径100m以内のところは歩いていながら生憎その前は通らなかったのだ。

040306_1045_iron.jpg敷地にはアランさんのアトリエの前を通ってお稽古横丁側から行ったから、妻にとって最初にうちの敷地で目にしたものはタラップであった。敷地では基礎工事で使っていた足場用の鉄板を搬出する作業が行われていて、現場監督の山本さんがいらしたので軽く会釈を交わす。言問通りを挟んで向こう側からしばらく敷地を眺めたり、あとはすでに妻より先に敷地に足を踏み入れた経験のあるウッくんケッくん(※)が得意顔になってるところを記念撮影したり(右の写真はウッくん)。そして打合せ予定時刻の11時ちょっと前に SCAI THE BATHHOUSE の前を通って初音すまい研究所に戻った。初音すまい研究所での打合せ内容に関しては別稿にて。

040306_1413_hebi.jpg13時少し前に打合せを切り上げ、予定通り豊田さんオススメの蕎麦屋「鷹匠」にて昼食。このレベルの蕎麦が味わえる店が近くにあるというのは何とも嬉しいものだ。個人的感想を言えば、蕎麦以上に豆腐が美味しく、またなぜかここのエビスビールが異様に美味かったのだが、それは気のせいというものか? 食後はぶらぶらとへび道〜よみせ通り〜谷中ぎんざ〜初音のみちを通って、しばし谷中散策。初音すまい研究所に戻り、上棟式用の荷物をまとめて再び敷地へと向かう。

040306_hai.jpg15時、敷地にはすでに阿部建築の皆さんはじめ、鳶&鉄骨職人さんたちも集まっていて、お酒、軽食の準備も整っていた。さっそく一同揃ったところで棟飾(※)に向かい、阿部さんの先導で二拝二拍手一拝する。その後ろから山本さんが御神酒、塩でお清めを行い、同じ所作を建物の四隅で繰り返した。

040306_munekazari.jpgそして施主挨拶(※1)。これに関しては事前に言い渡されていたので、この手の挨拶を苦手とする私は原稿を臨んだのだが、それが大失敗だった。まず何より原稿が長くなりすぎたのがまずかったが、場の空気のまずさにすぐ気づきはしたものの、読み始めてしまった手前、途中で端折るタイミングがつかめず、どうにか途中で無理矢理読み終えはしたものの、まあ、何とも跋の悪い思いをするばかりだった。やっぱりこういう挨拶は極力短く、そしてみんなの顔を見ながら話した方が良いようだ。しかしまあ、途中で終わらせてしまってもいるので、追記にその用意していた文を全文掲載しておこう(※1)。たぶん誰が見ても呆れるだろうが、本当に長いんだな、コレが(笑)
でも、ま、いろいろ感謝したくなってしまったのよね、ここまで来るの大変だったし。。

040306_snap.jpg施主挨拶の後は阿部さんの音頭で乾杯。茶菓子を摘みながらしばし談笑の時間とはなったが、何となく皆が身内同士で話してしまい、正直、職人さんたちと和気藹々といった風にはなかなかなれなかった。というか、私があんな長々施主挨拶なんぞしてなければ、もう少しみんなが互いに紹介しあえる時間など持ててもっと和やかな雰囲気になっていたかもしれない。こういう経験ってもうそうそうないだろうが、挨拶に関しては一つ学んだかなという感じである。

040306_1526_2f.jpgその後、豊田さんに先導されて2階まで家族全員上がる。まだ折板が敷かれただけの状態なので、階段の踊り場からしか見られなかったが、遠目でもバルコニーから言問通りに沿ってかなり遠くまで見渡せることがわかった。式後に工事を再開したいということで、あまりじっくり伺い見ることはできなかったが、この時点では2階にあがった印象ってのはそれほど強烈なものはなかったかもしれない。3日に1階だけではあったものの、かなりじっくり中をまわっていたせいもあったろう。下に降りてから一応全員で記念撮影させてもらって、帰る前に私は職人さん一人一人によろしくお願いしますと挨拶してまわった。そのときにはみなさんと一言ながらも目を合わせながら言葉を交わすことができて、ようやく和気藹々に通ずるものを感じることができたかな? ヘンに頭でっかちにならずに最初からこういう挨拶の仕方をしていればよかったのである。とはいえ、それは一人一人と話したからこそ感じられたことで、挨拶という場ではどうにもならない話かもしれないが。。

式後はさすがに家族全員疲れ切ってしまい、父はそのまま帰宅。母・妹・妻とは芋甚で甘味を食べたが、豊田さんから誘われていた上野桜木会館での19時からの手嶋さんのレクチャーは最終的にお断りし、この日、妻と私の二人分、宿泊の予約を入れていた澤の屋旅館で22時前には寝てしまった。ちなみにこの旅館、浴場が男女別になっておらず、鍵を掛けてプライベートに入れるので、夫婦向きと言えるかもしれません。やっぱり大きな浴槽はキモチイイ♪

by m-louis : 15:15 | comments (0) | trackbacks (0)

第19回打合せ: 設備関連

INAX ユニットバスの新商品サーモフロア絡みの納期については現在問い合わせ中。

各階トイレの最終確認。
1、3Fが INAX アメージュの手洗なしと手洗あり。
2Fが INAX サティス
色は1、2Fがピュアホワイト、3Fがオフホワイト。2F、3Fには木製の手摺を取付。

by m-louis : 11:45 | comments (0) | trackbacks (0)

第19回打合せ: サッシについて

1F車庫後ろのガラス戸は遮音・防露・UVカットといった点から日本板硝子のスペーシアなど再三検討されてきたが、コスト面を第一理由に(製品価格が通常の3倍以上になるばかりでなく、そこのレベルをあげることで他のレベルもすべてあげなければならなくなる)通常のサッシを使うことで決定。但し、一応あとからスペーシアが入れられるよう、サッシ自体は通常の6.8mm対応ではなく9.8mm対応にしておく。

網戸の色は現状標準品が黒なので、特注のグレーは用いず、黒とする。
うちのサッシは基本的にトステム製で計画されているが、そのトステムが2004年1月受注品から網戸の色をすべてそれまでのグレーから黒を基本色とし、グレーは規格品外扱いにしたらしい。
う〜む、網戸のイメージってなんかグレーなんだけどな〜。
詳しくはトステム社のニュースリリースにて。

サッシ色はお寺側ガルバリウム仕上げ面をシャイングレー、その他を黒で決定。
実際そんなに深く議論される感じにならなかったんだけど、豊田さんの強い要望により白吹付+黒サッシという組み合わせで確定した。妻と初期イメージの父、後期イメージの私が茶色の方がいいのではないか? また母と初期イメージの私はシャイングレーがよいのでは? といった具合に黒はちょっと冒険になるなという印象を家族全員が持っていたのだが、誰もが明確なイメージを作れてる状態でもなかったので、最終的には豊田さんの一存に委ねることにした。

妻の「パパリンには何も言わなくていいの?」の一声に押されて、私もようやく義父に玄関ドアの取っ手を作ってもらうってのはどうか?という提案を持ち掛けることができた。で、意外にあっさり承諾され(ひょっとすると遠慮もあったのかもしれないが)、今後はその方向で検討していくことに決定。

by m-louis : 11:42 | comments (1) | trackbacks (1)
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