2005年07月17日 (日)
食洗機とトップライト
家の引き渡しから1年が経つというのに、我が家では一度も使われていない設備機器がある。食洗機と略称される食器洗い乾燥機がソレだ。
この食洗機に関しては計画時それなりに一悶着あった。
唯でさえモノで溢れかえっている我が家なのだから、システムキッチンとして少しでも有効に収納スペースを取っておいた方がいいのでは?というのが母以外の意見であったが、母は食洗機にこだわったのである。確か「お客がたくさん来たときに苦労するのは結局私一人なのだ」とかなんとか言って‥‥。まあ、食洗機自体が収納の役割も果たせはするので、皆、母の願望に割と早くから折れた恰好にはなっていたが‥‥。
(というのも、ここで抵抗するとあとあと面倒くさいので)
2005年04月05日 (火)
黴(かび) の責任
もう数週間くらい前になるだろうか。母から1F縁台通路下の収納に入れておいたヴァイオリンケースに厚さ数ミリの黴が生えていたという電話があった。私はその状況を見てないので何とも言い難いところだが、黴を見つけた母はやや一大事といった口ぶりで、ただ、すぐに工務店や設計事務所に苦情連絡するようなことはしてなかったので、ひとまずほっとした。
この問題、一概に設計・施工側に責任を求めるのは誤りである。というより、その責任の比重はどちらかといえば施主の方にあり、より厳密に見るならば諸々関係性の間において生じてしまったと見るのが正しいところだろう。
我が家の1Fが空調面において他の居住スペースとは異なるハイテク装置(エアカルテット)を導入していることについては去年7月の「設備点検&指導」のエントリーで書いた。この選択は祖父の日本画作品保存を第一に考えてのもので、室内はほぼ一定の湿度を維持し、常に浄化された空気が循環するシステムが採用されている。ただ、その仕組みは作品収蔵庫にまでは適用させていたが、さすがに縁台通路下の小収納までは非対応だったのである。
つまり1Fは空調万全だから心配無用という油断がつい我々の間で働いてしまったというわけだが、こうした問題は住人がふだんの生活でもう少し家の隅々まで気配せする習慣を身に付けていれば未然に防げたろうにとも思えてしまう(特にまだ住み始めて間もないわけだから)。だが、この件は毎度の家族への愚痴に繋がるのでこれ以上書くのはやめておく。それよりももう一点、こうした問題を誘発した遠因として考えられるところについてここでは触れておきたい。
2005年02月16日 (水)
バスサイズ
東京で震度4の地震があったということでひさびさに実家と電話。
地震の方は新潟中越地震のときと同じくらいの揺れだったが、さほど心配するほどのこともなかったとのこと。ただ、それ以外で家のことについて話を聞いていると、どうも風呂の選択を誤ったかな〜という気がした。
INAX のユニットバス『i-bath2003』という選択まではまだいいとして、問題なのはその大きさ。1620(1.6×2m)という、それなりにゆとりあるサイズを選択して広々贅沢気分を味わっていたのは最初だけで、実際生活し始めると一人で風呂に入るのにそんな大きさは必要ないし、冬場はヒーター点けても暖まりにくく(サーモフロアの効果も風呂場全体が寒すぎて体感どころの話ではないらしい)、掃除も大変。
2005年01月19日 (水)
炬燵は毎年掃除しよう!
埃まみれの状態 |
掃除後 |
パンチングガード取付後 |
我が大阪宅のこたつが突如故障。
事の詳細は妻のブログに委ねるが、まあ、とにかくその原因は上の写真で見ても分かるようにヒーターユニット部に10年分くらいの埃が溜まりこびり付いていたというワケ。
ヒーターユニット部の薄くなったコタツが出回るようになって、こたつの中がスッキリしたのはいいけど、こたつの原理自体は変わってないわけで、むしろそれが隠蔽された分、埃詰まりなどによる故障は増えたんじゃないだろうか? 昔のタイプのこたつなら汚れてるなってすぐ気づくけど、パンチングガードで覆い隠されてるだけにそれに気づかず、うちのようにほったらかしの家は結構多いはずだ。たまたまうちの場合は単にこたつが点かなくなるというこたつのストライキで済んだよかったけど、場合によっては塵が焼けて火事っていうことだって考えられないことはない。我が家は夏場もこたつをリビングのテーブルとして利用しているので、今後はこたつ布団を掛ける時期には必ずパンチングガードを開けて掃除しようと固く誓ったのであった。
2005年01月12日 (水)
フォトログ2F編
前回の3F編から随分日が空いたが、Yanaka*M3c のフォトログ2F編をアップ。
三角形バルコニーに始まり、三鷹金猊居からの古材を再利用したダイニング〜居間、それから階段脇本棚、書斎にキッチン、洗面所と3Fに較べて見所は多い。
2004年11月01日 (月)
ミニキッチンにパーテション
先月29日に家族でドイトに買い物に行ったときに母が「これをミニキッチンのパーテションに使ったらいいんじゃない?」と言った代物が住化プラステック株式会社が出しているサンプライ/スミパネルという商品。この商品、本当は母が和室とダイニングの仕切戸として使いたがっていたポリカーボネイトに見た目ちょっと似てる。ただ、値段は1/10くらいであることが示すように一般的には梱包材・保護材として使われるようなもので、建材としての強度・実用性にはいささか欠ける、言ってしまえば脆くて安っぽい素材だ。
2004年10月30日 (土)
父はオイルヒーター
1998年の京都在住時より私はオイルヒーターを使っており、気密度の高い狭い室内ではそれで充分快適というか、他の暖房設備に較べて偏に暑くなりすぎることがなく、また万一付けっぱなしにしてたとしても出火のおそれが少ないという点でベストな選択だと考えていた。それに倣って父も自分の部屋の暖房はオイルヒーターを決断したらしいのだが、、
父の購入前に私はオイルヒーターは値段が安いのもいいところだ(確か私は京都で1万円ちょっとで PHILIPS社製のを購入した)と言っていたのだが、父は母と一緒に電気屋に出掛けたせいもあって、3万円オーバーするイタリア製のデロンギ(DeLonghi)社「L字型フラットフィン1200W(R030812ECF)」を買ってきてしまったのだ。
先日も毎度の「安物買いの銭失い」という失態をやらかしたばかりで母から散々お小言を言われた反動だろうか? ま、私のところにあるのと較べて大きさも2/3くらいで勿論性能やランニングコストの面でも数段優れているだろうから、買って悪いということは一向にないのだが。。
2004年10月26日 (火)
水道バルブ取付工事
これまで外部に出ていた工事用水道口を外して、バルブのみにする工事が行われた。母は倉庫内の水道口だと父が洗車時に倉庫床に水を零す心配があるので、工事用水道口も残すことはできないか?と希望したが、外部にあると(それも歩道から手の届くところに)悪戯される可能性もあるので残すことはできないという話だった。工事は午前中一杯で完了。
終わったところを確認すると水道メーター口の横にバルブ口が新設され、水道口はきれいさっぱりなくなっていた。それといつの間にやら「舗装工事終了→隣地段差」(※) のエントリーで個人的に気掛かりと話していた水道排水と下水メンテ用のキャップの出っ張りが新たなキャップに取り替えられて地面に真っ平らになるよう設置され直されていた。
シャワー設定温度
第31回打合せ(※) 追記でも触れている「浴室でシャワーを使っていると、お湯が急に水に変わってしまう」件だが、その後、父が東京ガスに問い合わせたところ、シャワー側の設定温度を一番低い37℃にしておかず、44℃にしておくようにという指示を受けたらしい。
何でも37℃だと二つあるガスの片方しか点かず、片方だけが酷使されてバランス的にもよくないんだとか。。だからガス代を節約したいのであるなら、蛇口の隣に設置されてる温度設定のひねりを37℃くらいにして使えばよいらしい。大阪の家でも極力低い温度設定にしてしまっていたのだが、今後は44℃設定の方が良いのかもしれない。
ちなみに冒頭の問題は44℃設定にしてからは起きなくなったそうである。
2004年10月25日 (月)
門型庇脇のTV線?
第32回打合せで現状維持と確定したことであるが、最初に光庭から見上げて発見したときには工事のし忘れかと思ってしまった。豊田さんも矢原さんもまるで気づいておられなかったらしい。
門型庇左側左脇の壁面、屋上から1mくらいのところに輪っか状に束ねられたコードらしきものがひょこっと延びたままになっているのを見つけたのである。早速打合せ時に矢原さんとタラップまで上がって見てみると、どうやらTVのアンテナ用コードのようであることが判明。