2004年07月15日 (木)

再々?歩道切り下げ問題

7/11(日) に届いた豊田さんからのメールで、既に了解済みとなっていたはずの敷地前面道路の歩道切り下げの問題が再浮上したことを知る。実はこの問題に関しては豊田さんとの設計プロジェクトが始まる前にもすでに役所および警察双方の了解を得ており、今回の交渉で3度目ということになるのであるが。

で、豊田さんから、こうした問題は業者だけで赴くよりも敷地の所有者であり納税者でもある施主自身が出向いた方が役所の側としてもいい加減な対応ができないだろうということで、山本さん、豊田さんと共に父が交渉の場に立ち会うことになった。まあ、以前も父と私と前任建築家のT氏と3人で乗り込んでいるのだが、今回は引越準備で忙しいこともあり施主側からの参加は父のみ。

そして新富町の第一建設事務所と下谷署で交渉に立ち会った父の話によると、やはり豊田さんが予想してた通り、施主までが出向くと話は簡単で、問題とされていたところはあっさりクリアされてしまったらしい。行政って一体何なんだろう???

ちなみにどんな問題が発生していたかというと、現在まで工事のための歩道切り下げ申請は阿部建築の方で行ってきたが、いよいよ工事が終わり施主の敷地利用・駐車のための申請手続きを行おうとしたら「一度元の歩道状態に戻してから新たに申請し直せ!」という全く以て不合理な指導を役所の担当者が押しつけてきたらしい。つまり、彼らは工事のために切り下げた歩道をいったん全て元に戻して、再度車庫用の規定幅で切り下げろと言ってるのだ。絵文字で示すとこんな感じ(^^;)

行政指導: ̄\_____/ ̄ →  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ →  ̄ ̄\___/ ̄ ̄
施主希望: ̄\_____/ ̄ →  ̄ ̄\___/ ̄ ̄

どうも去年の10月頃に豊田さんが交渉に行ったときとは担当者が変わっていたようなのだが、こういう役所の無思慮な対応って、例えば今回の場合、環境問題に繋げて考えることもできる話なわけで(産廃物処理に関してあれだけ言ってるわけだから)、その対応自体を訴えてもよい問題なような気がしてしまう。豊田さんに担当者名を聞いておけばよかったのだが、こういう行政担当者の右から左への事務処理的な横流し対応はこうした場で実名晒してどんどん追及すべきだ。

尚、2度手間は免れたものの、再申請受理までに約1ヶ月要するということで、エントランス+車寄せ部分のタイル+コンクリート工事が行われるのはお盆明けということになってしまった。何でも、歩道の高さが決まらないとこちら側の地面高さが調整しづらいらしい。ここでも行政主導の工事は融通が利かないというわけだ。

by m-louis : 2004.07.15 10:00
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